カラオケボックス
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
◆ ◆ ◆
■教室にやってくるジェイク。
ジェイクくんは弦太朗くんを親友扱いですが、やはり弦太朗くんは彼のことを苦手な様子。
しまいには「おまえと友達になるのは最後でいいや」とか言い始めます。
そこへ大杉がやってきます。授業なのか副担任なのかよくわかりませんが、授業だとしたら、このクラス全員が地学を習ってるということになります。
私、高校のとき地学やってまさした。理科の中では一番楽しいんじゃないでしょうか。
で、儒教的価値観に凝り固まったような大杉は、弦太朗くんの制服を咎めますが「俺、これ気に入ってるんです」という弦太朗くん。
それに対し「規則だからちゃんとしろ!」という、大杉。
後ろに映っている「自由 個性」という校訓が泣きます。
さらには「この学ランには、俺の血と汗と涙が染み込んでいるんです」という弦太朗くんに「だったらクリーニングに出せ!」という大杉。
出したら意味ないでしょうが。
■オープニングのテロップに「第○興商」があるのは、やはりカラオケ関連だからでしょうか。
■最近つれない美羽さんに近づく大文字くん。
キングにはクイーンが必要だという大文字くんに対し「確かにあなたのそばにはクイーンが必要ね。でもそれはあたしとは限らない」という美羽さん。
それを聞いて「やだ、あたし♪」というジュンちゃんですが、あまりキングには興味なさげ。
キングのそばにクイーンは必要なくても、ジュンちゃんのそばには食い物が必要のようです。
で、ドーナツのつまみにオモロイふたりの会話を見物するジュンちゃん。
大文字くんには、美羽さんが弦太朗くんたちとつるんでいるのが面白くないらしく「奴はトラッシュの中のトラッシュだ!」と言いますが、それを遮るように「それは、男の中の男、という意味かしら?」という美羽さん。
バカが移ったのでしょうか。
そして、美羽さんはチア部をジュンちゃんに任せるといって、去っていきます。
「分かった!がんばる!」という、とっても素直なジュンちゃん。
チア部とクイーンの座を手中におさめるチャンス到来ですよ。
■ルンルン気分(死語)で、仮面ライダー部室にくる美羽さん。
テーブルの上が、完全に美羽さんの私物化されています。さすが部長です。
■美羽さんは月面に出ますが、賢吾くんの話によると、月には大気がなく光が屈折しないので、地上から見るような星空は見えないのだそうです。
ここらあたりはNASAの取材の成果でしょうか。宇宙での戦闘では全く成果が生かされていませんが。
■「せっかく仮面ライダー部の部長として宇宙と対話しようと思ったのに」という美羽さん。
なんか、発言が部長というより、やばいカルトの教祖みたいです。
それを聞いて「そんな部はないし、君は部長ではないし、宇宙はしゃべらない」という賢吾くん。
先のふたつはともかく、本当に宇宙がしゃべらないかどうかは、まだ分かりませんよ。宇宙には無限の謎がありますからね。
あと、素人が勝手に宇宙に出たら命の保証はしないとか言ってる賢吾ですが、カキ氷キーンのあなたの方こそ、地上でも命の保証があるかどうか心配くらいなので、気をつけてほしいものです。
それに、宇宙は誰のものでもないので、勝手に出てもいいんじゃないですか。
■そのころユウキちゃんは、友子ちゃんにプレゼントされた納豆エビフライを美味しくいただいていましたが、そこにメガ盛りカツ丼の弦太朗くんとジェイクくん登場。
まあカツ丼はいいのですが、水が少な過ぎです。
■弦太朗くんのファンを連れてきたという、ジェイクくん。
すると「めぐみょん」の登場。
どうやらこの人、オープニングを見る限り「めぐみょん」が「本名」のようです。
で、弦太朗くんを見て「やばーい、この髪型チョーうけるー」という、めぐみょんに「そ、そうか?」と照れる弦太朗くん。
バカにされてると早く気づいてください。
■するとそこへ「学生ホール この状態なら昼休み意外の使用停止します!」という貼り紙をバックに、新田くん登場。
すんません、漢字間違ってますけど。
あと「トイレットペーパーの予備も設置しないこととなります!」とも書いてありますが、どういう意味なのかよく分かりません。
■新田くんはジェイクに恨みがあるらしく、ジェイクくんもそれを知っていて、逃げます。
校内を逃げまわったあげく、ちょうどユウキちゃんと弦太朗くんが納豆エビフライとメガ盛りカツ丼を美味しく完食したところに、窓の外を通りかかるジェイクくん。
すると、食ったばかりなのに走り出す弦太朗くんとユウキちゃん。
それはいいのですが、弦太朗くん、水が全く減っていません。
あのメガ盛りカツ丼を、水なしでたいらげましたか、あなた。
■逃げまわるジェイクくんは、服を身代わりにするという粋な技を披露。
忍者ですか、あなたは。
■で、一角獣座怪人と出会った弦太朗くん。
「今度は馬かよ!」という弦太朗くんに「あれはユニコーン!」というユウキちゃん。
まあ似たようなもんです。
■フォーゼに変身しようとする弦太朗くんですが、メガ盛りカツ丼食ったあとだけに、ベルトがちゃんと巻けるでしょうか。
■相変わらず
宇宙キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
メシ食ったばっかりで、エネルギーが有り余っているようです。
■仮面ライダー部の部長とユウキちゃんがケンカしている間に、新しいエレキスイッチを試すフォーゼ。
その威力はすさまじく、何やら金色の棒のようなものが出てきます。
そのエレキモジュールの威力をくらう、一角獣座怪人。
ていうか、
勝手にやってきて勝手に刺さらないでください。
すると「すっげえな、電撃パワーがビリビリくるぜ!」という弦太朗くん。
こっちはこっちで、勝手にキャッチコピーをつけないでください。
しかし、エレキの力はすさまじく、フォーゼが使いこなせずにいる間に、一角獣座怪人は逃げます。
弦太朗くんは「スイッチに食われるかと思った」そうです。
■そんな騒動をよそに、大杉はのんきに自分の星座の星占いを見ています。大杉の星座は蠍座だそうです。
そうよわったっしっはっ さそりざのおとこ〜
ちなみに、大杉は学外で生徒に会っても、目をそらされるそうです。
それ、学内でもなんじゃないですか。
■仮面ライダー部では、部長さんが賢吾くんを楽しくイジっていましたが、やがて一角獣座怪人のスイッチを持っている生徒の正体が判明。
美羽さんは「ユウキ、部長命令よ!そのスイッチを弦太朗くんに届けて!」といい、ユウキちゃんは「了解!」と言って出ていきます。
いつの間に和解したのでしょうか、このふたり。
■そのころ、弦太朗くんはジェイクのパーティーに呼ばれてカラオケボックス。
そこに新田くんも現れて、一角獣座怪人の出現。
弦太朗くんは、気絶しためぐみょんほったらかしでフォーゼに変身。
宇宙キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ですが、どうせ演出で悪ふざけするなら、
宇宙キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!でカラオケエコーでもかけてほしかったです。
あと、パーティーに来てた女子は黄色い髪の人ばっかりだったので、黒髪のユウキちゃんがいかに可愛いかということが、すごく理解ですます。
■フォーゼは、新しいビートスイッチやチェーンアレイスイッチで一角獣座怪人と戦いますが、一角獣座怪人は馬顔を取り外して、剣として使用できるように進化。
そして自慢の剣術でフォーゼを圧倒します。
それをしばらく見物して「あ、フェンシング部だからか!」というユウキちゃん。
気づくの遅いです。
すると、フォーゼへ賢吾くんから「エレキを使え!」との指示。
それを聞いて逡巡するフォーゼですが「怖いのか?」という、賢吾くんの謎の挑発に乗って、エレキスイッチを発動しようとするフォーゼ。
しかし、スイッチがありません。
どうやら、さっきのパーティーの時に、ジェイクくんの連れにスイッチをスラれてしまった模様。
しかし、それには気づいてないフォーゼ。そしてスイッチを無くしたことを、賢吾くんに言わないフォーゼ。
そんなフォーゼに「何をやっている!」と、キレる一角獣座怪人。
自分との対話ですよ。
そして、一角獣座怪人のバックに星座が浮かび、ちょっと聖○士○矢チックになったところで次回に続きます。
大文字くんが凄まじい勢いで株を下げておりますな。
美羽先輩もそうでしたが、第一印象をとにかく悪くしておいて後から好感度を上げてゆく、という手法を取っているようですね。
大文字くん、ここから視聴者の子供たちに好かれるようなキャラに変身出来るのでありましょうか。あとJKも。
この2名のダメ人間っぷりは、初代ライダーだったら間違いなくショッカーに拉致られて怪人にされてるレベルだと思います。キノコモルグやハエ男みたいに。
さて恒例のフォームチェンジ回その1という話でございました。まずは電気系のライダーにパワーアップするようですね。まさしくストロンガー的であります。
デルザー軍団編って、確か全20話もなかったような? その短さで12名全員の個性と死に様を描ききったあの展開は、神がかっていたと思います。だからフォーゼでもきちんと12宮怪人全員を活躍させてくれる、と信じてはおりますが。特に牛と蟹と魚。
拓さん
そうですね。まあポッと出のキャラより、はじめから出しておいて印象づけて、後に話の中心に据えるというのは、また戻って前のキャラも楽しめるという意味で、いい作り方ではないでしょうか。
恐怖高慢女とか、恐怖アメフト男とか…。まあ、あの頃は、ライダー側にべっとり型か、完全にショッカー側かという、二極にキャラが分かれてた感じもありますからね。
はじめ、どちら側でもない第三極のキャラという点では、部長さんも大文字くんもいいキャラだと思います。
デルザー軍団編は、おそらくはじめから想定されていた訳ではないのでしょうけど、魔人たちの個性が際立つシリーズでしたね。
もしかしたら「どうせこれがラストだから」みたいな製作現場の雰囲気が、良いほうに出たのかもしれません。
いずれにせよ、あれだけの数の魔人(新怪人)が一挙に画面に出てくること自体、当時の特撮番組でもあまり例のないことだったでしょうから、視聴者の興奮たるや、相当なものだったでしょうね。
マシーン大元帥登場以降の権力争いのドラマは、まさに特撮史上に残る展開でした。