【マウントドラゴン登場】
私服のひろみさん(;゚∀゚)=3ハァハァ
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鈴鹿の山奥に現れた怪獣・マウントドラゴン。
その怪獣を眠らせることに成功した怪獣Gメンは、研究のためにマウントドラゴンをまるごと長野まで運ぶことにする。
しかし輸送の途中、ゴリの手下「鳥人」の陰謀により、太田がマウントドラゴンに食われてしまう。
なんとか太田を延命させつつ、生きたまま怪獣を輸送するGメンの作戦が続くが…。
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怪獣に喰われた太田さんの命より、怪獣の研究の方が大事という、非情なGメンを描く話…ではなく。
シリーズ中では珍しい、1話完結の回。冒頭で、
撮影協力
東海テレビ
長野放送
長島温泉
善光寺スカイランドセル
とテロップが表示されるが、ロケ地のタイアップ先はともかく、制作元のフジテレビの系列局の協力が得られたということは、スペクトルマンも晴れて人気番組になったということであろうか。
そして、ほぼ原寸大(?)のマウントドラゴンを製作、それを本当にトラックで運ぶという、大胆な撮影を敢行!
やっぱり、予算増えてるなあ。
この撮影、今なら出来ないかもしれないなぁ。貴重な映像です。
それとこの回、サブタイトル画面が、赤文字で、ちょっとかっちょいい書体になっている。
それにしても、蒲生のミスでマウントドラゴンに食われた太田をさんを「食われたまま」運ぼうとする怪獣Gメンwwww
普通は「太田を救う方が大事だ!」と、怪獣の腹を切って、太田さんを救出すると思うのだが、Gメンがとった策は、怪獣の胃袋に酸素を送りこんで、太田さんを延命させるという、奇策。
そういう問題ちゃうやろ。
君ら、怪獣の胃酸で太田さんが溶かされるかもしれないとか、微塵も考えなかったのかね。
まあ、そのまま胃袋で耐える太田さんも、強靭な精神力の持ち主ではあるが…。
しかも「やや、スペクトルマンか?」と言ってるし。
なぜ分かった?
もっとも、この回で一番不憫だったのは、怪獣に食われた太田さんよりも、終始「鳥人、鳥人」としか呼ばれず、マウントドラゴンにエネルギーを与えただけで果てた、名も知れぬ「鳥人」だったのかも…。
このロケ、撮影は大変だっただろうけど、太田さんはほとんど怪獣の腹の中。
役柄としては災難だったけど、役者としては楽だった?それともロケにあまり同行できなくて残念?
同行といえば、ボスとひろみさんは東京のままでした。
またこの回、名古屋で怪獣輸送の実況をしていたのは、小林恭二さんご本人ですか?声は完全に小林さんだったけど。
あと、長野放送のアナウンサー(本物?)が加賀さんにインタビューするカットは、この番組には珍しく「同時録音」の音声が使われていたようである。