特撮とは直接関係ありませんが、菊池サウンドファンとしては見逃すわけにはいかない事態が起きましたので、書きます。
今日(2011年3月21日)、ドラゴンボール改を見ました。
こちら長崎では、テレビ長崎という局で、毎週月曜日の午後3時30分くらいから、おそらく、フジテレビから2週間遅れで放送しています。
で、本編を見てみると、なんと!懐かしい、かつ慣れ親しんだ、菊池俊輔さんの音楽が流れているではありませんか!
確かに、先だって、この番組の劇中音楽について、平たく言えば「盗作」疑惑がもち上がり、制作の東映アニメーション側は「音楽を差し替えます」と発表してはいましたが、まさか、菊池サウンドの復活という事態になろうとは…。
実際は、主題歌またはエンディング曲のアレンジ曲(つまり、劇中音楽作曲担当者と、元の曲の作曲者が別人)であるアイキャッチ・予告編用音楽はそのままで、問題の本人作曲と思われるサブタイトル用音楽と、本編全ての使用曲が、菊池さんの音楽になっていました。
ちなみに、この回は第94話で、おそらくですが
フジテレビでは2月27日放送
テレビ長崎では3月14日放送予定
だったものが、1週間延びて、今日放送されたものと思われます。
と、いうことは、フジテレビの本放送時は、盗作疑惑が発覚していないので、その放送後、長崎のような時差ネット局のために、本編のダビングをやり直したということなのでしょう。
まあ、元々この番組に関して言えば、音楽のことは大して気にしていなかったし、菊池さんの音楽じゃなくて残念だなあくらいにしか思ってなかったのですが、まさか本当に菊池サウンドが復活することになろうとは…。
こんなことになるんなら、いっそのこと、菊池さんに「新曲」を書いてもらった方が良かっのではないかという気がします。
ともかく、「改」は既にソフト化もされているので、その分に関してはどうするつもりなのか、また、今後の放送についてはどうするのか、東映の対応を注視したいと思います。