■脚本 杉村 升
■監督 小笠原猛
■あらすじ
ウインスペクターが、インターポール・国際警察に招かれ、パリへ赴くことになった。
しかし、竜馬には、妹の優子が気掛かりであるとともに、時々襲う、謎の頭痛への不安があった。
そんななか、映画撮影所で爆発火災発生。ファイターに着化して救助に向かう竜馬だったが、例の頭痛が現場でファイヤーを襲う。
あやうし、ファイヤー!
■ヒトコト
最終章の前編。
今まで、妹の優子の存在、そして両親はいないらしいこと以外は、ほとんどプライベートについて語られることのなかった竜馬隊長。その過去が、ほんの少しだけ描かれる。
総集編的な要素も含みながら、展開する回であるが、小山久子・良太姉妹、およびデミタスの出番は、これが最後となる。
■ミドコロ
▽久しぶりに見た優子ちゃん。
準レギュラー陣は、中盤以降、軒並み出番が減っているのですが、優子ちゃんも例外ではありませんでした。
▽できれば、さりげなくエロ本とか置いてるほしかった、竜馬隊長の部屋。
ほとんど生活感なかったからなあ、この人。
▽寝起きなのに、バッチリ髪型が整っている竜馬隊長。
▽相変わらずバンク映像の警視庁。
▽やっぱり、ひとまわりして、第1話の衣装に戻った純子さん。
▽香川家の墓参りのシーン、「タイムリミット」のアレンジ曲の流用。
「メタルダー」の第1話の冒頭で流れた曲の別バージョンのようです(期せずして、そのシーンも墓参り)。
ただ、このバージョンは、もしかして「メタルダー」本編でも未使用?
▽「ファイヤーは特にがんばった」と言いながら、なぜか「本部長中心」の回想映像。
▽「悲しいから、こうやって笑ってごまかしてるんじゃないか〜!」という、六角警部。
この人も、後半めっきり出番が減りましたが、やはり、こういうドラマにこそ、この手のキャラクターは必要なんだなと、改めて思った次第です。
▽とっても手間要らずの「映画撮影の映画撮影」。
▽「ファイヤーに危機が襲った」って、ちょっと変じゃない?
「ファイヤーに危機が訪れた」か「ファイヤーを危機が襲った」が、自然ですね。
サブタイトルも、本当は「特警を壊滅させよ!」じゃないといけないんですけどね。細かい話ですが。
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
本編使用 20曲中 9曲
流用率 45%(あさみや紫苑調べ)