■脚本 宮下隼一 新藤義親
■監督 新井 清
■あらすじ
国宝クラスの古美術品専門の盗賊・通称「赤六」の犯行を追っていたウインスペクター。
しかし、赤六は、なぜかビルの屋上から落下。
赤六は救出したが、盗んだはずの仏像は、屋上から消えていた。
ビルの屋上で、赤六の命を狙ったのは誰か。その黒幕は誰か。
赤六の記憶は、20年前に遡るのであった。
■ヒトコト
ウインスペクターの活躍よりも、「赤六」の過去、そしてラスト近くでの潔さに焦点を当てたと思われる回。
このように、ファイヤー着化後のアクションが、ストーリー上のメインにならないことがあるのが、このシリーズの特徴でもある(次回作のソルブレインでは、その傾向がさらに顕著になる)。
■ミドコロ
▽「あきれた、いい歳していつまでこんなことを」と、赤六を非難する純子さん。
いい歳して、元気に泥棒がはたらけるなら、それはそれで喜ばしいようにも思いますが。ダメ?
▽やっぱり「君の〜青春は〜」に入る前で止めた、メタルダー主題歌のアレンジ曲。
以前(#12)でも、このパターン。
▽で でんで でんでん♪
でんででんでで〜〜〜ん ウインスペクタ〜♪
でんででんでで〜〜〜ん ウインスペクタ〜♪
挿入歌(?)「ウインスペクター・アクション」に乗って、純子車が追跡!
でも、歌の中に、ファイヤー・ウォルター・バイクルだけじゃなくて、「じゅ〜んこ〜」って、折り込んでほしかったなあ。
▽赤六の猿芝居にあっさり騙される、バイクル。
その後で「ワシとしたことが〜」と言ってますが、そこまで信用されてません、多分。
▽マドックス声の「着化!」が入らなかった、今回の着化。
▽ついに「君の〜青春は〜」の部分まで使っちゃった、メタルダー主題歌アレンジ曲。
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
本編使用 25曲中 18曲
流用率 72%(あさみや紫苑調べ)