■脚本 山田隆司
■監督 新井 清
■あらすじ
バイクル・ウォルター、生まれて初めての休暇!
しかし、二人の前に現れた「自称」金持ちのばあさん・銀子。
銀子は、デミタスを人質にとり、遊園地の優待券と引き換えに、自分が入っている老人ホームへ、時間になったら慰問に来るように、バイクルとウォルターに要請する。
しかし、時間までに行くことができなかった二人。
その間に、ばあさんは二人組の男に誘拐されてしまった!
■ヒトコト
バイクル・ウォルターの珍道中と、ばあさん・息子との絆を、犯人の事情をも絡めて描いた話。
誘拐犯二人組は、「特捜最前線」はじめ、テレビドラマ全盛期には、数多くの作品に悪役として出演した根岸一正さんと、「仮面ライダーBLACK RX」の、霞のジョーこと小山力也さん。小山さんは「ゴセイジャー」にも、声優として参加しています。
■ミドコロ
▽「わざわざ電車で行かなくても、私のディスライダーでひとっ飛びで行けば良かっんだ」というウォルターに、「それじゃ仕事とおんなじだがね!電車で行ってこそ、休みの気分が味わえるってもんだがね」というバイクル。
ロボットなのに、なかなか分かってるよな、バイクル。
▽「ロボットがビールもジュースも飲める訳ないだろ」というデミタス。
オイルは飲めるみたいですけど。
▽「人間が入ってるんじゃないかと思ったけど、違うんだね」という、銀子ばあさん。
いやまあ、本当はその通りなんですけどね。
▽「瞬転」の音楽で、デミタスがばあさんの人質に取られたり、老人ホームに入ったり、悪人がほくそ笑んだりと、訳の分からん選曲。
▽この「チビロボット」を人質にとっているというばあさんに、「デミタス」です。というチビロボット。
空き缶呼ばわりよりマシやろ。
▽本日のタイアップ先、富●急ハイランド。
▽入口に「警察官立寄所」の看板。
確かに立ち寄りました。
▽ウォルターとバイクルのゴーグルに映る、パトランプ。芸が細かくてグーです。
▽話を引き延ばすより、取る前に切れないか心配な、電話の呼び出し音。
▽「警察やウインスペクターが張り込んでいたら…」という犯人。
ウインスペクターも、警察のいち組織ではあるんですが。
ていうか、ウインスペクターじゃない「ただの警察」が来たら、むしろラッキーです。
▽かなり唐突な、爆竹集団。
▽なかなか見られない、バイクルとウォルターの大アクション。
▽バイクル「ワシにもワシにも」??
本気か?
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
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