■脚本 荒川稔久
■監督 蓑輪雅夫
■あらすじ
バイオ次元獣・ジクウマンモスによって、太古の昔に飛ばされてしまったジェットマン。
ひとりはぐれた雷太は、ある部族に助けられ、そこで、香そっくりの女性・リーカに出会う。
やがて部族と交流を深め、現代に戻れなくてもいいと思いはじめる雷太だが…。
■ヒトコト
結局、人は生まれた時代で生きるしかない。
ウインスペクターの「目覚めた浦島太郎」とも共通するようなテーマを持つ回であるが、より簡潔に、ストーリーでそれを表現したところは、荒川さんの手腕を感じる。
この回は、香役の岸田里香さんが、二役で登場する。
■ミドコロ
▽キュウリをかじりながら、雷太の妄想タイム。
ただし、いくら戦隊もので恋愛解禁だからといって、「香さん、僕のキュウリをアレして」とか、夕方5時台の番組ではというか、テレビでは絶対に言えません。
▽「AD1991」と、親切にも後年の視聴者にも放送年代を教えてくれる、ジクウマンモス。声は神山卓三さんのようです。
▽えらいことでひとり二役になった、香というか、岸田さん。
て、名前が「リーカ」って、それ芸名のまんまやん。めっちゃ安直。
▽すごいカツラでわかりにくいけど、確かに原始人の中にいる、我らが山浦栄さん。
▽雷太はともかく、リーカにも汗が浮かんでいるところをみると、涼しそうな格好に見えて、実はこの日は相当に暑かったようです。
特に、女性は必ずカメラが回る直前に汗を拭くはずなので、それでも汗が映ってるということは、かなりの温度です。
▽メガネ一個で神と崇められる、雷太。
ていうか、渡部るみさん、やっぱり恐い。
▽あ、めっちゃ「絵」…とか言ってはいけません。
▽この期に及んで、クロスチェンジャーで変身しようとした、アホな雷太。
▽別に基地とかなくても、ブレスさえあれば変身には差し支えないらしい、ジェットマン。
▽実際の状況はともかく、「うわっ、コイツ汗くせっ!」(←岸田さんの心の叫び)
▽2号ロボが出たらすぐに頼るってのは、悪い癖ですね(←一文字隼人調)