■脚本 荒木憲一
■監督 蓑輪雅夫
■あらすじ
バイラムの新たな戦力・バイオ次元獣。
その第1号・ライトアルマジロは、その強力な光で「影人間」を作り出す。
凱を除くジェットマン4人も「影ジェットマン」を作られ、苦戦。
しかも、影が暴れる度に、本体は体力を失っていく。
ひとり仲残された凱は、仲間を救うため、マリアとライトアルマジロに挑む!
■ヒトコト
今回から、バイオ次元獣が登場。
基本的には「武器」プラス「動物」だが、抽象的概念や、状態を表す語が出てきたりと、あまり規則性のない怪人群。
この回では、マリアとグレイの怪しい関係も描かれる。
この回から、オープニング映像が一部変更。ジェットガルーダの出撃・飛行シーンや、グレードイカロスの映像が加えられる。
また、エンディングにも、第24話のラストで使われた、夕陽にそびえ立つ二大ロボの映像が加わる。
■ミドコロ
▽まあ、ぶっちゃけデストロン怪人やメカシンカのような、バイオ次元獣。
ちなみにアルマジロは、デストロンでは「ナイフアルマジロ」、ジャシンカ帝国では「ワープロアルマジロ」でした。
にしてもワープロって…。なにが悲しくて、ワープロがアルマジロと合体せにゃならんのか。
▽ランニングのシーン、女性の声にエコーがかかっているのは明らかにダビング作業上のミスですが、まあ大目に見ましょう。
▽「音楽集3」に収録されていた「剣の舞」をパク…いや拝借した曲、うまい使われ方です。
改めて見ると、特に、これは個人的な事情ですが、「ウインスペクター」や「ソルブレイン」をずっと見た後に「ジェットマン」を見ると、宮葉さんの選曲の、曲の選定の的確さもさることながら、「キレの良さ」と「強弱・緩急のメリハリ」を感じます。上手いです。
あぁ、レスキューポリスシリーズも、宮葉さんが選曲を担当してくれていたら、もっと面白い作品になったのに…。
▽いまや「懐かしい」感のある「写ルンです」