■脚本 井上敏樹
■監督 雨宮慶太
■あらすじ
セミマルに勝つには、ジェットイカロスとジェットガルーダ、ニ体の力を合わせるしかない。
ロボットの修復を急ぐ、ジェットマンとディメンシアの戦士たち。
再び現れたセミマルを相手に、ジェットマンがジェットイカロスで立ち向かうが、やはり苦戦を強いられる。
一方、ジェットイカロスとジェットガルーダの合体プログラムを完成させたレイたちは、ジェットガルーダで竜たちの救出に向かうが…。
■ヒトコト
「ウインスペクター」「ソルブレイン」の(プ)レビューが全話終了したので、次はどの作品にしようかと考えていたのですが、
・ブログ全体における閲覧数が、比較的多い
・「ウインスペクター」「ソルブレイン」と、放送時期が近い。
・流れで「エクシードラフト」を書きたくても、映像が手元にない
という理由で、中途半端になってしまっていた「ジェットマンを再開することとします。
ついに、アコちゃんが恋の主役になる時が来た!
グレードイカロスが誕生する回であるが、それに、アコとダンの恋バナを上手く話として融合させた秀逸なストーリー。
また前回同様、オープンセットを随所に織り交ぜた巨大戦も見所である。
■ミドコロ
▽登場早々、鉄クズと化したジェットガルーダ。
▽前回あらすじナレーションのない、スマートな導入。
▽明らかに「無免許運転」のダン。
▽その格好で地球のレストランに入る度胸は素晴らしい、ダン。
「腹が減ってはさ、戦はできないって言うだろ?」というダンだが、悲しいかな、これが人生最後の食事に…。
▽アコちゃんに「ニンジンあげるからさ!」という、ダン。
馬か。
▽空気を読む力は持っていたらしい、竜。
▽「僕たちの身体は戦闘向きにはできていないんだ」という、ダン。
地球人だってそうですが。
生まれつき戦闘向きにできているのは、一部のナメック星人と、サイヤ人くらいです。
▽「調子に乗るな!」の後に続く効果音、ちょっとコミカル。
▽結局、修理を抜け出しても全くお咎めなしのアコちゃん。
▽登場早々、思いっきり同士撃ちの、ジェットイカロスとジェットガルーダ。
▽間違っても、ダイノバックラーを使ってはいけないダン。
▽口がライダーマン状態(もしくはマシンマン状態)なのは、「このため」だったのか!
▽さりげなく「ジェットガルーダ鳥のロボ」のアレンジ曲が流れる、グレートスクラム。
▽実は、グレートイカロスvs.セミマルの場面で流れている曲の「イントロ」部分が、バードメーザー発射時の音楽に使われているという、なんともニクい選曲。
やっぱり上手いなあ、宮葉さん。
▽二大ロボの映像、音楽、ナレーション、どれもが素晴らしい、ラストシーン。