■脚本 荒川稔久
■監督 渡辺勝也
まあ、なんというか…、「話がない」な。
だいたい、通常のシリーズだと、世界観の構築と視聴者への浸透に6〜8話くらいかけるというのに、「ゴーカイジャーの世界」が何なのか、さっぱり描き切れないままに、「こういうのさえ見せてれば、子供とマニアは満足だろう」とでも言わんばかりに、過去の戦隊の「コスプレ」を見せるというのはどうかと…。
まあ、視聴者をナメてるのかとまでは言わないが、本当にこれでいいのかという危惧はもたざるをえない。
まあ、過去の遺産で儲けようという魂胆が先に立っている限り、どうしようもないか…。
あと、巨大戦も、しーじーで何かがビュンビュン飛んでるだけで、面白みに欠けるしなあ。
もっとも、マジレンジャーは、ちょうど私が特撮ものをあまり見ていなかった時期の作品に当たるので、あまり細かくはつっこめないのだけれど、イエローが女子なのはいいとして、マジブルーが野郎なのは、やっぱりちょっとなあ…。
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あさみや様
3話でやはり、1・2話から急に「いつもの」感じになりましたね。
ロケ地なんて、東映特撮で何回観たかわかりませんね。
「戦隊」に興味が無くなった理由の一つが「ジュウレンジャー」以降の
「ロボ」が「神」だの「獣」とかになったりしてきたこと。
メカニックとファンタジーは区切る必要があると思うのですが…
今回、機械に魔法の力が宿るってのは、明らかにやりすぎです。
それでいえば、今回ビッグワンが出ましたが
「サイボーグだろ」と突っ込んでしまいます。
男女が入れ替わる問題点といい、なんでも「一括り」にした障害が目立ちます。
影の王子さん
ビッグワンについては、年長者には「宮内洋じゃないビッグワンなんて認めない」と言われるだろうし、現役の視聴者には「誰この人?」と言われるだろうし、どっちにしてもマイナスですね。
確かに、ロボットがロボットでなく「生命体」になったことで、ロボットが戦隊の「パートナー」ではなく、「上に立つ」ケースが出てきましたからね。
それは、その是非はともかく、当時の状況を考えれば、ストーリーのバリエーションとして、当然行き着く先ではなかったかと思います。
ちょうど戦隊のメイン脚本が杉村さんに変わった頃ですから、きっと話作りにもご苦労されたことでしょう。
確かに、ロケ地はしょっちゅう見ますね。
ただ、私のようなド田舎地方出身者にしてみれば、ちょっと出かければ、すぐにロケ地見学ができる、東京近郊在住の人は、羨ましくてしょうがないです。
特撮課のネタも広がるになあ…。
やっぱり、特撮ファンは東京に住まなきゃいけませんね!(笑)