■脚本 扇澤延男
■監督 東條昭平
■あらすじ
開発されたばかりの新型ジェット燃料を狙う強盗団のボス・米倉。
米倉は、研究所から燃料を盗み出した後の、検問の突破方法を思案していた。
そして米倉は、ある探偵事務所に目をつけた。
その親父の顔は、なんと…!
■ミドコロ
親子救急隊のお手柄とドタバタを描いた回。
「ウルトラマン」のイデ隊員こと、二瓶正也さん登場。今回は二役です。
そして、「バイオマン」「チェンジマン」等で特撮ファンにもなじみのある、柴田時江さん、後に「ジェットマン」「ソルブレイン」にも登場する、水橋智さんも出演しています。
■ヒトコト
▽今では滅多に見ることのない、鍵穴型の覗き穴。
1999年ですが。
▽「何かあるはずだ、何か良い手が」という米倉。
良い「手」じゃなくて「顔」ならありますけどね。
▽「脱線!親子救急隊」なんていう、あまり緊張感のないタイトルなのに、政宗一成さんが読むと、戦慄すべきフレーズに聞こえるから面白いです。
▽誰が真の隊長だかよく分からない、大曲救急捜査隊。
▽意外と的を得ている、大曲(兄)の説得。
ところで、名前は…?
▽お世辞を言うとロクなことが起こらない竜馬隊長。
▽「信じていいのかなー、あの二人」という、マリ子さん。
善悪は、顔で判断してください。
▽顔はともかく、(ニセ)米倉の出で立ちの妙さに全く気がいかない、六角警部。
こりゃ警視になんてなれそうもないですな。ていうか、よく警部になれましたね。
▽「ウインスペクターの向こうを張る」とか言ってた割には、実は隊長の顔を全く知らなかった、天然なマリ子さん。
▽「きっと、拳銃とか持ってるよね〜!」という、大曲(兄)の言い方。
で、名前は…?
▽ウインスペクター「さん」?
▽挿入歌「太陽の勇者ファイヤー」、イントロ部分の、歌に入る直前の「転調」が、妙に画面にマッチしている選曲。
▽水木アニキの雄叫びがこだまする挿入歌「激走!レスキューマシン」、歌入り使用。
▽「お陀仏イヤ〜」という、マリ子さん。普通、誰だってイヤです。
▽「トランクごと、この娘を突き落とすぞ!」という、米倉。
そしたら多分、アナタも終わりだと思いますけど。
▽その手を使うなら、先に着化しといた方がよかったのではないかと思える、竜馬隊長の作戦。
▽「特警ウインスペクター隊長、ファイヤー!米倉ゲンイチ、逮捕する!」というファイヤー。
今ので10秒使いましたよ。着化タイムリミットあと20秒ゆうてるんですから、前フリは無しにしてください。
ていうか、今日もやっぱり、スーパーヒーロー対「ただのオッサン」。
▽何か「違うこと」をしていたんじゃないかと誤解されかねない、竜馬隊長とファイヤーの位置関係。
▽で、結局、大曲(兄)の名前は…?
▽予告編、
特警ウインスペクター、「爆弾じかけの犬!!!」の読み方、最高。
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
本編使用 24曲中 11曲
流用率 46%(あさみや紫苑調べ)