特警ウインスペクター 第7話 幸せ祈る聖少女

■脚本 藤井邦夫

■監督 東條昭平

■あらすじ

凶悪犯・影山が脱走した。

影山は海外逃亡を目論むが、その前に、自分を警察に売った村田という男に復讐するつもりであった。

村田はウインスペクターに保護されるものの、村田の娘・みゆきが拉致される。

影山は、娘を助けたければ、アジトにひとりで来るように、村田に要求。

竜馬は、みゆきとともに、村田の心までも救おうとするが…。

■ヒトコト

「心を救う」という、後のソルブレインのテーマになったキーワードが出てくる回。

出演者はかなり豪華。村田役は、「超獣戦隊ライブマン」の大教授ビアスを演じた、中田譲二さん。

ソルブレインのときは、プロフェッショナルな凄腕教官でしたが、今回は娘に金をせびるダメ親父。

凶悪な影山役は、特撮もののみならず、数々の悪役でお馴染みの、堀田真三さん。

ソルブレインの時は「意外な」面を見せてくれましたが、今回はキャラクター通り?の役柄。

さらには、この時期の東映特撮には、なくてはならない湯原弘美さんも登場。

ウインスペクター、ソルブレイン、ともに甲斐性無しのダメ親父のために苦労する、不幸な娘の役…。

なお、この回から、オープニング最後の「監督」のテロップが、中央ではなく、下の方に表示されるようになります。

■ミドコロ

「じゃあなんで俺たちを見て笑ったんだよ」と抜かす、社会のクズども。

そりゃ誰だって笑いますよ。

▽挿入歌「ファイヤーハリケーン」、こんなクソガキ相手に初使用。

▽セーラー服姿が妙にそそる、湯原弘美さん。

▽出動の時の、純子さんの「わかりました!」の声、本人ではないような…。

▽確かに、一応「警察です」と一言添えないと、瞬時には何者か分かってもらえなさそうな、純子さんの「WSP」手帳。

▽挿入歌「燃やせ瞳を!」歌入り使用。

歌うのは、本部長こと宮内洋(と、なぜかソロパートがない、純子さんこと中西真美さん)。

しっかし、いつ聴いても歌がヘ…あ、いや別になんでもありません。

▽「子供がアルバイトしたお金で酒を飲むなんて最低ね」という、純子さんの言い草。

▽久子さんはともかく、全く何の役にも立たなかった、六角警部とその一味の警備。

▽「ファイヤーハリケーン」この回二回目の使用。

▽暖房故障中の、WSP本部。息白すぎ。

▽なんだか、日曜朝8時の番組では、口に出せないようなことをされたのではないかと想像してしまう、みゆきちゃんの涙。

▽いくらなんでも早過ぎる気がする夜明け。

指定時間は朝6時ですが…。

▽なぜか、この状況で過去の不幸の歴史を村田に畳み掛ける、流星隊長の凶悪説得。

▽挿入歌「太陽の勇者ファイヤー」初使用。
もちろん「ファイバード」ではありません。
ていうか、どうせ出るんなら、もう少し早く出てきてください。

▽一見、死にかけのゴキブリみたいな動きをする、撃たれたウォルター。

▽ファイヤー対上昇ヘリコプター!

今回の敵は、人間の割にはそこそこウインスペクターを苦しめました。

▽挿入歌「激走!レスキューマシン」、及び「この命永遠に」初使用。

2曲を編集して、ラストに使用しています。

▽予告編の音楽変更。

主題歌のイントロ〜サビのカラオケ〜間奏〜コーダ

から

イントロ〜(MAY DAY MAY DAY SOS)×3〜(ウインスペクタ〜ァァァ〜ァァァ〜ア〜〜)×2〜コーダ

という編集に。これが、最終回まで使われます。

■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター

本編使用 21曲中 6曲

流用率 24%(あさみや紫苑調べ)

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