■脚本 杉村 升
■監督 三ッ村鐵治
■あらすじ
行方をくらました広崎が再び現れた。
広崎は警視庁に侵入し、ウインスコードを強奪。バイクル・ウォルターを捕え、マドックスの内部にもコンピュータで侵入。警視庁の機能を完全に止めてしまう。
正木の命懸けの行動により、広崎の居場所が判明。ウインスコードを奪われているため、着化できない竜馬は、生身のまま、単身ギガストリーマーを携えて広崎のアジトへ乗り込む…!
■ヒトコト
娘の復讐を阻まれた広崎は、その矛先をウインスペクター、ひいては警視庁、ついには「科学」そのものへと向ける。
もっとも、それが広崎を自滅へと導くのだが…。
この回は、冒頭の「特訓」シーンと、危険を冒してでも、禁じられたフルパワーでギガストリーマーを撃たなければならない状況に竜馬が追い込まれる場面が繋がっている、という構成になっており、広崎の悲しい動機とも相まって、「最終回?」と思わせるほど全編テンションの高い、シリーズ中屈指の名作となっている。
■ミドコロ
▽まるで休暇と勘違いしているような、純子さんの派手なシャツ。
▽長さ的にジョイントしにくそうな、マックスキャリバー。
▽廊下で女性職員に挨拶もしない、無愛想な広崎。
▽せっかく変装したのに、モニター映像だけで正体がバレる広崎。
▽珍しく、右ハンドルの純子さん車を運転する竜馬隊長。
▽「がんばれマドックス!アクセスさせるな!」とは言ったものの、自分の滑舌がうまくセリフにアクセスできていない、本部長。
▽コンピュータのマドックス、まさかの大ピンチ!
▽手袋装着、帽子までとった「超」本気印の本部長。
▽やってることはよく分からんが、とにかく、そこらじゅうに血を撒き散らして、大活躍の本部長。
▽「瞬転」の音楽で事切れる本部長。
▽それを狙ったはずなのに、なぜか無傷の「ゆかり人形」
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
本編使用 18曲中 12曲
流用率 66%(あさみや紫苑調べ)