特警ウインスペクター 第31話 哀しみの最強ロボ

■脚本 杉村 升

■監督 三ッ村鐵治

■あらすじ

アメリカ連邦警察の頼みで作られたロボット刑事・ブライアン。

しかし、一年ぶりに帰国したブライアンは、恐るべき殺人兵器に改造されていた。

そんな折、何者かが誘導電波を使い、ブライアンを操る。

操られたブライアンは、次々とモーターバイクを襲う。

ファイヤーでも敵わないブライアンを止められるのは、未完成の新兵器・ギガストリーマーしかない…!

■ヒトコト

新兵器・ギガストリーマーの誕生から活用(?)までを描いた前後編の前半。

シリーズ最強の敵となってしまった、バイクル・ウォルターの仲間ブライアンとの戦い、悲しい過去を持つ犯罪者・広崎の恐るべき科学力が描かれる。

本来ならば「容疑者」が割れるのは、もう少し後になってからの方がいいのだが、まあ、その辺は、30分ものであるが故の宿命か。

この回、朝比奈役として、シリーズ二人目の「特命捜査課」刑事、津上明こと荒木しげる登場!

宮内洋と、特撮ものでは「仮面ライダーストロンガー」以来の共演で、ファンを歓喜させた。

■ミドコロ

▽ニューヨークという名の、そこらへんの日本。

▽ブライアンの、気持ちいいくらいのジャパニーズイングリッシュ。

▽「プイ」とするブライアン。ちょっと可愛い。

▽「ターゲット モーターバイク」と言って、バイクを持ち上げるブライアン。

ブレイザーカノン砲ではありません。

▽「ターゲット、名古屋弁の変なロボット」
▽アナウンサーの声兼務のマドックス。

▽敗戦後、あっさり復活してる竜馬隊長。

▽風見志郎と城茂、はたまた島谷刑事と津上刑事、いずれにしても、ファン感涙の「濃い」ツーショット。

画面から男臭さがニオッてきそうだ(←褒め言葉)。

▽手が塞がってても攻撃できるし、空も飛べる、何気にスーパーロボットのブライアン。

▽ブライアンとファイヤーの後方に広がる、戦いとは不釣り合いな、のどかな田園風景。

▽「安全第一」なのに、大炎上。

▽ファイヤーの生首を抱えているように見える、本部長。

▽なつみちゃんをほったらかしではしゃぐ、本部長。

なつみちゃん、可愛そう。

■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター

本編使用 19曲中 10曲
(冒頭の、軽快な出典曲は除く)

流用率 52%(あさみや紫苑調べ)

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