■脚本 杉村 升
■監督 三ッ村鐵治
■あらすじ
アメリカ連邦警察の頼みで作られたロボット刑事・ブライアン。
しかし、一年ぶりに帰国したブライアンは、恐るべき殺人兵器に改造されていた。
そんな折、何者かが誘導電波を使い、ブライアンを操る。
操られたブライアンは、次々とモーターバイクを襲う。
ファイヤーでも敵わないブライアンを止められるのは、未完成の新兵器・ギガストリーマーしかない…!
■ヒトコト
新兵器・ギガストリーマーの誕生から活用(?)までを描いた前後編の前半。
シリーズ最強の敵となってしまった、バイクル・ウォルターの仲間ブライアンとの戦い、悲しい過去を持つ犯罪者・広崎の恐るべき科学力が描かれる。
本来ならば「容疑者」が割れるのは、もう少し後になってからの方がいいのだが、まあ、その辺は、30分ものであるが故の宿命か。
この回、朝比奈役として、シリーズ二人目の「特命捜査課」刑事、津上明こと荒木しげる登場!
宮内洋と、特撮ものでは「仮面ライダーストロンガー」以来の共演で、ファンを歓喜させた。
■ミドコロ
▽ニューヨークという名の、そこらへんの日本。
▽ブライアンの、気持ちいいくらいのジャパニーズイングリッシュ。
▽「プイ」とするブライアン。ちょっと可愛い。
▽「ターゲット モーターバイク」と言って、バイクを持ち上げるブライアン。
ブレイザーカノン砲ではありません。
▽「ターゲット、名古屋弁の変なロボット」
▽アナウンサーの声兼務のマドックス。
▽敗戦後、あっさり復活してる竜馬隊長。
▽風見志郎と城茂、はたまた島谷刑事と津上刑事、いずれにしても、ファン感涙の「濃い」ツーショット。
画面から男臭さがニオッてきそうだ(←褒め言葉)。
▽手が塞がってても攻撃できるし、空も飛べる、何気にスーパーロボットのブライアン。
▽ブライアンとファイヤーの後方に広がる、戦いとは不釣り合いな、のどかな田園風景。
▽「安全第一」なのに、大炎上。
▽ファイヤーの生首を抱えているように見える、本部長。
▽なつみちゃんをほったらかしではしゃぐ、本部長。
なつみちゃん、可愛そう。
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
本編使用 19曲中 10曲
(冒頭の、軽快な出典曲は除く)
流用率 52%(あさみや紫苑調べ)