■脚本 杉村 升
■監督 小西通雄
■あらすじ
ふとしたことから、老人ホームのお年寄りたちと親しくなった優子。
その中でも、優子のことを「孫」と紹介していた香川善一郎。
彼は実は、大陸ひとつを吹き飛ばす爆弾にもなり得る、素粒子エネルギーの方程式を完成させていた科学者であった。
善一郎の助手であった新田は、その理論を狙い、「孫」の優子を誘拐した…。
■ヒトコト
お年寄りと仲良くなったばかりに、事件に巻き込まれた、可愛そうな優子ちゃんの話。
杉村脚本ではお馴染みの「人間の心を失い、科学を欲望のために悪用するもの」が描かれると同時に、これからの時代を睨んで(?)、お年寄りともっと話して元気をもらおう!という回でもある。
この回、テレビドラマ全盛期に、あらゆる番組であらゆる役をこなした「名脇役」が総登場!
岩城力也さん、河合弦司さん、相馬剛三さん、早川雄三さん、そして谷本小夜子さんという、豪華な面々。
他のドラマでも、これだけのメンバーが一気に揃うことはそうそうないので、これはかなり貴重な回です。
ちなみに、河合さん、相馬さんは「ソルブレインでは「悪役」として、谷本さんは大企業の社長として、また早坂雄三さんは、ジェットマンで「じいや」として再登場します。
■ミドコロ
▽ロケット飛ばすのはいいけど「年寄り万歳」は、やめていただきたい。
▽ラジコンより字の方が上手い、岩城さんが演じるおじいちゃん。
あと、できれば「DRAG●N BALL」の先を行って「HOPE!」と書いてほしかった。
▽ところで、ケーキはいつになったら食わせてくれますか。
▽何だか知らんがとにかく笑える、新田の写真。ギリギリ36歳セーフって感じですな。
▽方程式を黒板に書けとは、なんとも珍しい「交換条件」。
▽新田、デジカメ使わんかい、デジカメ!今、西暦何年やと思うとんねん!
でも、リアル1999年のデジカメは、今と比べて、性能と画素数の割には値段が高かったなあ。ま、デジタル機器って、そんなもんですが。
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
本編使用 15曲中 7曲(さらに、他の流用と思われる2曲は除く)
流用率 47%(あさみや紫苑調べ)