特警ウインスペクター 第26話 薄幸少女の旅立ち

■脚本 山田隆司

■監督 三ッ村鐵治

■あらすじ

本部長もよく知っている横川さちこ、その父親が死体で発見された。

警察は事故死と見ていたたが、さちこは、その直前に会社社長・長浜から預かった荷物の中身を父が知ったため、長浜に殺されたのだと主張する。

そして、さちこは長浜の命を狙うが…。

■ヒトコト

正直、なんで社長がわざわざラーメン屋にブツを預けるのかとか、その社長が、なんで唐突に殺し屋に狙われるのかとか、一回見ただけではよく分からない話。

これが「特捜」なら手厳しくいくところだが、まあ、30分番組では多少の強引さは必要かな、とも思うので、それはそれでよし。

ちなみに、この回も久子さんは一人テロップ。しかも、堂々と画面中央だ!

ていうか、そもそも準レギュラーなんだから、むしろ映像があってしかるべきなんですけどね。

「激走!ド−ベルマン刑事」の志保美悦子みたいに、出番のない時にはテロップ出ないとか。

■ミドコロ

▽突然「ラーメン屋のテーマ」になってしまった、メタルダー交響組曲のタイトル「崩壊への鼓動」。

いくら作曲家公認でも、この曲は流用したらアカンやろ…。

▽「なによ、あの長浜の態度!」と、カンカンの純子さん。

久子さんのタカピーな態度に怒ったんじゃなくてよかったです。

▽安い殺し屋の若い方は、「ソルブレイン」第6話で、零細企業社長の息子役だった人です。それを知って見ると、ちょっと笑えます。

▽出番だ、空き缶!

▽久子さんのことは調べられても、空き缶のことは知らなかった長浜。

しょせんは小物犯罪者ですか。

▽「馬鹿な奴らだ」と、尾行をまいたつもりになって、ウインスペクターを甘く見ている長浜。

やはり、小物犯罪者。

▽長浜より、さらに小物な、安い暗殺者。

▽メインアクションは、暴走車にしがみつくファイヤー!

ウインスペクターらしい展開です。

▽拝みポーズで空中浮揚するファイヤーが、とっても気になる予告編。

■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター

本編使用 19曲中 9曲

流用率 47%(あさみや紫苑調べ)

(Visited 400 times, 1 visits today)