■脚本 山田隆司
■監督 小西通雄
■あらすじ
宝石店に強盗が押しいった。
強盗は、女性警備員を撃ち、立て篭もる。
そして、出動したウインスペクターの藤野純子に、出前を運ぶように要求する。
これを利用した、久子との突入作戦。しかし、連夜に渡る無言電話のため体調を崩していた純子の意識が一瞬、朦朧とする。
危機を察した久子。そして久子は、純子をかばって犯人に撃たれてしまう。
犯人は取り押さえたが、久子は重傷。自信をなくした純子は辞表を出す。
しかし、この事件の裏には、ある女の「怨念」が隠されていたのだ…!
■ヒトコト
純子さん主役回!
嫉妬や恨みは、人間を狂気に変えるという恐ろしさを描いた回。
その裏には人間的な優しさがある、というところまでは、この回では踏み込んでいない。
この回、「仮面ライダーBLACK RX」で、ガロニア姫(というか、成長した、ひとみちゃん)を演じ、翌年「ジェットマン」でリエ/マリアを演じる、丸山真穂さんが登場。
また、まだ有名になる前の渡部篤郎さんが「渡部篤」名義で出演しています。
■ミドコロ
▽職業柄、留守番電話にできないのが辛いところの純子さん。
▽やっぱり、純子さんの「顔」を生かすために、画面中央より下がっている、サブタイトルのテロップ。
そして、相変わらず最高な、政宗一成さんの、読み方。
あと、NGの跡?なのか、純子さんの写真の口元に空いた穴。
▽「四日も続けて真夜中に無言電話がかかってきて、寝不足なの」という、純子さん。
四日も続けて真夜中に無言電話がかかってきて寝不足なせいか、滑舌も若干あやしいです。
▽本部長「よぅし、ウインスペクター、出動!」…って、
アンタもしっかり出てきてるやん!
▽宝石強盗より怖い、渡部るみさん。
▽バイクル、おケツが出てるよ、バイクル。
▽ウォルター、なぜ「気をつけ」なの、ウォルター。
▽久子さんの負傷が空しくなるような「壁ぶち抜き」。
最初からそうしてた方が…。
▽やっぱり、宝石強盗より怖い、渡部るみさんの顔。
▽新聞の「顔」のコーナーに載っている純子さん。
もちろん、記事の「内容」は、純子さんとは無関係です。
どっかの新聞記事を、写真と見出しだけ細工したのでしょう。
▽ハローページに番号を乗せたのは迂闊だった純子さん。
▽いくらなんでもヤサグレ過ぎの、戸川弓子の写真。
▽まさに「美し過ぎる婦人警官」な、戸川弓子というか、丸山さん。
ていうか、ここのシーン、思いっきり「私を夜の闇に包め音楽」が流れてますが、この曲も、できれば「流用禁止認定」してもらいたいです。
まあ、まさに「夜の闇に包まれている」感のある、戸川弓子ではありますが。
▽「僕についてこい!」
自分も、竜馬さんから、こんなこと言われてみたいと思った女子の方、挙手。
▽ウォルターに抱っこされる女の子、顔が強張ってる…。
▽本部長の、お得意な「辞表破り」。
って、よく考えたら、「ソルブレイン」の時の辞表破りも、山田隆司脚本だ。
▽予告編、政宗一成さんの声でごまかしてはいるけれど、「その時、何かが起こったぁ!」という、けっこういい加減なフレーズ。
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
本編使用 17曲中 12曲
流用率 70%(あさみや紫苑調べ)