■脚本 高久 進
■監督 三ッ村鐵治
■あらすじ
21世紀の人口爆発による食料不足を見越し、里村植物研究所に保管されている、七万種の種子を狙う、「死神モス」。
その手下の車を追う竜馬。しかし、その能力の前にウインスコードさえも歯が立たず、竜馬は断崖絶壁から転落、重傷を負った。
竜馬が戦線離脱している間に、モスは里村博士をさらってしまった。
今こそ、さらなるスーパーマシン・ファイヤースコードの出番だ!
■ヒトコト
シリーズ初の前後編は、強敵死神モス一味と、新マシン・ファイヤースコードの活躍が描かれる。
そして、なんと言っても「特捜最前線」の紅林刑事こと、横光克彦登場!
もう、他に何に出ていたかもわからない、そして、どこでどんな役をやっても、やっぱり「紅林」な横光さん。
今回は、本部長の大学の同期で植物学者という役です。
また、死神モスは「仮面ライダーBLACK」にも出演したアイデン・ヤマンラールさん。
モスの手下の女二人は、「超新星フラッシュマン」の、ウルクこと長門美由樹と、ピンクフラッシュ・ルーこと吉田真弓。
敵同士が手を組んだ!
長門さんは、後に「ブルースワット」のクイーンなど、また「ジェットマン」ではネオジェットマンの一員として「いいもん」としても出演。
吉田さんは、この後「ジェットマン」「ソルブレイン」にも登場するが、後者ではまた悪役…。
まあ、戦隊でヒロインを演じた後、悪役になったのは、ダイナピンク→レー・ネフェルの萩原さよ子の例があるが、あれとは何か違う…。
モスの手下、役名なし、明らかに小物…。がんばれ、ルー!
■ミドコロ
▽口の動きとセリフの内容が全然合っていない、死神モス。
おなじく高久さんが脚本を書いた「Gメン’75」の、香港カラテ編を思い出すなあ。
▽一瞬、純子さん車かと思った、モス手下の赤い車。
▽「特警ウインスペクターをナメとったらあかんがね!」という、バイクル。
あんたみたいなお調子者がいるからナメられるような気がしないでもないですが。
▽やっぱり、モス車に蹴散らされるバイクル。だから言わんこっちゃない。
▽ウインスコードに轢かれそうな勢いで突っ込んできたウォルター。あぶなっ。
▽あっ、違う車…。とか決して言ってはいけません。
そんなことより、主役自ら身体を張ったアクションに注目!
▽サブタイトルが入る、絶妙なタイミング。
▽「優子ちゃん、お兄さんは、香川竜馬は不死身の男だ。私はそう信じている」という、本部長。
そういや、風見志郎も「不死身の男」でしたね。
▽「わしはダメだわ」と自分で言っておいて、デミタスから「ダメロボ」と言われると怒る、バイクル。
▽デミタス初登場。
間違っても、ゴールドラ●タンとか言ってはいけません。
▽突然、ペリーの時代に飛ぶ、本部長の話。
▽ウインチェイサー初登場。バイクル専用にするにはもったいないバイク。
▽「バイクル!お前が隊長に代わって、ウインスペクターを守るんだ!」という、ウォルター。
お前もがんばれよ。
▽野々山くんのノート型コンピュータに、思いっきり「TOSHIBA RUPO」と書いてますが、きっと「DynaBook」に匹敵する、この時代の最新型ノートパソコンに違いありません。
▽一瞬、モス車かと思った純子さん車。
と、思ったら本当に出てきたモス車。
ええい、なんで同じ色にした?紛らわしいなあ。
▽とってもテンションの低い、マドックス声の「着化」
▽ウインスコード→ファイヤースコードに変形。
ボンネットはカラ?
まあ、エンジンは後部にあるみたいだけど、強度に問題ありそうだなあ。
▽ん?ラジコン…?
▽予告編、
「恐るべき事態が待っていた!」のナレーションの時の、バイクルの衝撃映像。
まさか、実際にはあんなコント仕立てだとは思わなかったけど。
■超人機メタルダー楽曲 流用カウンター
本編使用 19曲中 8曲
流用率 42%(あさみや紫苑調べ)