■脚本 宮下隼一 鈴木康之
■監督 小笠原猛
■あらすじ
警察官狙撃事件の目撃者の保護と護送のため、ひろみという少女の家に向かった隊長。
しかし、そこにはすでに、犯人の魔の手が迫っていた。
両親を交通事故でなくし、それ以来頑なになったひろみは、なかなか隊長に心を開こうとはしない。
しかし、常に彼女に寄り添うヘルパー・洋子の言動に、隊長は疑念を抱き始める。
洋子は、何かを知っている。何かを隠している…!
■ヒトコト
罪滅ぼしと真実、その中で揺れ動く二人の女性の葛藤を描いた話。
超科学アイテムなどは登場せず、「特捜」の宮下隼一脚本らしく、特撮ものでなくても転用出来そうな話。
ラストは、多少強引な気もするけど、30分という時間的制約の宿命か。
あと、これは脚本にあったかどうかは分からないが、もしあったとしたら妙に「吊橋」が好きな脚本家だな、宮下さん…。
■ミドコロ
▽ビジネスウーマンっぽい、玲子さんの衣装。
▽「弓」と「月」で一文字に見える「弓月」の表札。
▽さりげなく「ピロロン」と音が鳴る、隊長の電子手帳。
▽相変わらず、よくズリ落ちる隊長の上着の袖。
縄、縄!
▽意外と脆い、隊長の電子手帳。
▽犯人に狙われたことをダシに使った、隊長の凶悪説得
▽吊橋のシーンで流れている、当時発売の「音楽集」には収録されているものの、本編ではほとんど使用されていない曲。
▽やっぱり、主役よりオイシイところを持っていくナイトファイヤー。
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