特救指令ソルブレイン 第33話 勇者が涙を流すとき

■脚本 宮下隼一

■監督 小笠原猛

■あらすじ

隊長がソルブレイン入隊前に補導した滝田が、少年院を出所した。

滝田は、不良仲間から「勇者」と呼ばれていた。

滝田は、ゴロツキの土居という男から、RX-54という、ダイナマイトの数百倍の爆発力を持つ物質の移送を知らずに引き受けてしまい、事件に巻き込まれる。

出動したソルブレインによって事件は解決したが、隊長には大きな問題が残された。

再び少年院に入ることになった滝田。

滝田が鑑別所から移送される日、隊長が滝田に頼んだこととは…?

■ヒトコト

非行少年の更正をめぐる話。なのだが…。

実は「特捜最前線」の宮下作品でも散見されたのだが、なんとも「強引」な話。

まあ、それは見る人の取り方に依ると思うので、感想は割れるとは思うが…。

ただ、見せ場が「バトル」ではない点については、このシリーズらしい。

おそらく、この回の出来を微妙な感じにしている一因は、滝田役の役者の、演技力にあるのかもしれない。

この役を、もう少し上手い役者が演じていれば…。

どうせなら、この回出演の広瀬匠さんに、演じてほしかった。

■ミドコロ

▽冒頭の変な選曲。

▽珍しく髪のセットが乱れた隊長。

▽隊長を馬鹿にされて、たいそうご立腹の、「隊長大好き」純くん。

▽ちゃっかり上着を着替えている、隊長。

▽ダイナマイトの数百倍の割には、意外とたいしたことない、RX-54の爆弾力。

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