■脚本 高久 進
■監督 小笠原猛
■あらすじ
隊長の親友である、田中隼人巡査が何者かに刺殺された。
容疑者が逮捕されたが、その娘は、絶対に父は犯人ではないと主張、玲子も疑問を持ちはじめる。
さらに、死の直前、天職とまで言っていた警官をやめるかもしれないと、隼人が隊長にもらしていたのはなぜか、また格闘術に優れている隼人が、いとも簡単にやられたのはなぜか。
そして浮かんだ真犯人は…!
■ヒトコト
ドラフトレッダー、叶隼人登場!
翌年の主役、影山茂樹が出演の回。
ただ、クレジットは「成樹」となっているが、これは、この時期はこういう芸名だったのか、それとも単なる誤植?
ちなみに
主役の親友役としてゲスト出演 → 死亡 → 翌年の作品の主役
というパターンは続き、「エクシードラフト」で、叶の親友として出演した小峰裕一は、翌年、主役ジャンパーソンの声を担当することになる。
また、東映特撮ものではお馴染みの、湯原弘美ちゃんも登場。
なんというか「育ち盛り」ですなあ。
話は、割とオーソドックスな刑事ものという感じである。
■ミドコロ
▽相変わらず、いつの時代の映像だかよく分からない「東京警察病院」。シリーズ三度目の登場。
▽野郎二人の、とっても寂しい、いや、楽しい時間。
▽ノースリーブ姿の玲子さん。
▽二階級特進し、「隼人、おまえは警部になったんだ、警部だぞ」と、墓前に報告する隊長。
翌年は、いきなり警視正ですけど何か。
▽ようやく、腕まくりが役にたった隊長。
▽昼間っから覆面被ったら余計怪しいことに気づかない真犯人。
▽縛られ方がエロい、お姉ちゃん。
▽相変わらず、よくズリ落ちる、隊長の上着の袖。
ガムテ、ガムテ!
▽ダイエーの昔のマークと、もうすぐ消滅?の「SANYO」のロゴが同時に映っている画面。
▽「●●●は、働かずにブラブラしながら、なぜか金を持っていた。何か悪いことをやっているに違いない」という、隼人の言い草。
ネットでFXかデイトレでもやってるんじゃないですか。設定西暦2000年だし。