■脚本 扇澤延男
■監督 小西通雄
■あらすじ
神様が現れた?
トラックにひかれそうな女の子を救い、借金苦で心中しようとしていた一家には、100万円を差し出す。
その正体は、神蔵興産が開発していた「深海作業用パワースーツ」を着てスーパーマンとなった、犬山であった。
しかし、スーツは外部からの酸素補給が出来ず、自分で脱ぐことができない。
それが分かってもなお、犬山は時間ギリギリまでスーツを着させてくれと、ソルブレインに懇願する。
そんな犬山のパワーを利用しようと、「ある集団」が動き出した…!
■ヒトコト
これまた、扇澤ワールド全開の回。
怪しげな宗教団体も登場するが、話の主眼は「人を助けたい、人の役にたちたい」という、人間が本来持っている願望と、それを達成することの尊さに置かれている。
「神様」になるのは、石ノ森章太郎先生のご子息・小野寺丈さん。実にナイスキャスティング。
真夏の撮影で、ウエットスーツみたいなの着っぱなしは大変だったと思います。お疲れ様です!
また、前作で六角虎五郎警部役の佐藤信一さんが、同一世界なのに全く違う役で出演。
それはともかく、オープニングのテロップでは、特に役名もなく「その他大勢」としての紹介。
一応、前作は準レギュラーだったのに、この扱い…。
■ミドコロ
▽高橋利道、再び見参。
相変わらず、素敵なモミアゲ。
▽この頃から、ボディの汚れ、特にお腹の黒ずみ具合が気になりだした、ソルドーザー。
▽宗教法人・はっぴぃかむかむ登場。
はっぴぃ〜かむかむ♪
はっぴぃ〜かむかむ♪
今じゃできないだろうなあ、こういうの。
▽犬山を始末しようとする。教団の連中。
まあ、何もしなくても、ほっときゃ酸素切れで勝手にお陀仏なんですけどね。
▽信者たちの、願い事の数々。
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