■脚本 高久 進
■監督 小西通雄
■あらすじ
東京の川に、オオタカが戻ってきた。
しかし、それを狙う密猟者がいた。
大樹は、オオタカを、そして密猟者の手に落ちた圭子を救えるか?
■ヒトコト
「ヒーロー番組は教育番組である」
宮内洋さんの持論を地で行くような回。
自然と、それを守っていく大切さが、物語によって語られる。
実は、この回にも「人形は平和の使者」同様に「本家」が存在する。
それは、Gメン’75第349話「カムバックサーモン殺人事件」。
鮭と鷹の違いはあれど、基本線はだいたい同じ。ここでも、自然の大切さと「荒れる子供」が描かれている。
この回、仮面ライダーBLACKの木田克美役、田口萌さんが出演(BLACK当時は、田口あゆみ)。
■ヒトコト
▽非番なのに「仕事服」の隊長。
▽ビミョーに、いかりや長介に似ている密猟者。
どうでもいいけど、絶対38歳には見えんな。
▽「海賊」って、どんな店?
▽普段、公道でソルギャロップをブッ飛ばしてるくせに、他人には「オートバイを飛ばしたかったら、モトクロスに行け!」とぬかしやがる隊長。
▽「君に見せたいものがある」と言って、夏木圭子さんの部屋に、見知らぬクソガキ坊主を連れていき、オオタカのビデオを見せるという、強引でおかしな展開。
実は、これも「本家」の踏襲。
▽そのビデオに影響されて、あっさり改心する坊主。
この部分も本家通りというか、本家の方がもっと極端。
▽「学校の勉強より大切なものがある」と、学校嫌いの坊主が、かえって喜びそうなことをうっかり言ってしまう隊長。
▽親に金をせびりに行ったわりには、小鳥の治療費はともかく、妙に良いカメラを持ってたり、現像代は捻出したりと、金があるのかないのか、よく分からない坊主。
にしても、現像早過ぎ。
はっ、そうか、年代設定が2000年なので、デジカメプリントということか?
▽挿入歌「ファイティング・ソルマシン」、サビの「ソルブレ〜イン♪」の部分が、Bパートのしょっぱなから流れて、初使用。
この後、何度かこのパターンが存在。
▽密猟者というか、ただのオッサン相手にギガストリーマー…。
特撮ヒーローで、密猟者と戦ったのは、私が知ってる中では、他にタイムレンジャーくらいかな。