■脚本 宮下隼一
■監督 小笠原猛
■あらすじ
連続強盗犯一味の一人と思われる、永田という男が逮捕された。
しかし、永田は何も喋らない。
本部長は囮捜査を決断、大樹を犯人役に仕立て、わざと脱走、永田にアジトまで案内させ、一味も一網打尽にしようとした。
しかし、危険な賭けでもある囮捜査、そして、大樹の消息がつかめなくなった…!
■ヒトコト
「逃げられるわけないだろう、繋がってちゃ」
永田に子供がいるというあたりなど、良い意味で、日曜朝8時の特撮ものという範疇を逸脱した話。
永田役は、『超電子バイオマン』のレッドワン・郷史郎の阪本良介。
■ミドコロ
▽チンピラ風情の隊長。
うう…似合う、似合うぞ…。
▽日頃の恨みシリーズ その1
隊長に「静かにしなさい!」と注意する、亀ちゃん。
▽日頃の恨みシリーズ ぞの2
亀ちゃんをおもいっきり殴る、隊長。
▽あと、一緒に乗っていた、犯人役の警察官の中に、ものごっつい怖い顔の方がひとりおられます。
▽吹き替えなしで、激流に飲まれる、隊長とレッドワン。
▽劇中、4回も「チンピラ」と言われた隊長。
そしてついに、5回目は「俺がチンピラでなきゃ、何だってんだよ」と、自分で認めちゃいました。
▽ジャブジャブ水に濡れても平気だったのに、岩にぶつかったくらいで破損する、すごいのかヘボいのか、よく分からない発信器。
▽公衆電話で敵に背を向ける、アホな隊長。
▽安い、あまりにも安過ぎる香港マフィア。
▽郷史郎とプリンス、再会。
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以前「バトルフィーバーJ」第1話に書き込んだ者です。
この「手錠のままの脱走」のレビューを拝見しましたが、(自分もリアルタイムで見たと思います)個人的にチンピラな大樹と手錠で繋がれた強盗犯・永田の逃避行を通じて、「手錠を繋がれた刑事と犯人が互いの立場を乗り越えて、友情が芽生えていく・・・」と言う内容のストーリーだったのを覚えています。
この「手錠のままの脱走」は、「西部警察」にも同名のエピソードがあったと記憶していますが、西部警察版「手錠のままの脱走」では、寺尾聰さん演じる松田刑事が大樹の役回りで登場していたと思います。
話は変わりますが、「特救指令ソルブレイン」といえば、声優の本名陽子さん(「耳をすませば」のヒロイン・雫や「ふたりはプリキュア」の美墨なぎさを演じました)がゲスト出演した回がある・・・と聞いていますが、本当なんでしょうか?。
本名さんは、(ネットの又聞きで知りましたが)第2話あたりに出演されている・・・と聞いていますが、ご存知の方がいたら教えてください。
中年宇宙人さん
コメントありがとうございます!
今回のソルブレインレビューは、ファン待望のDVDがリリース直後もしくはリリース中ということもあり、極力核心に触れないよう、敢えてあっさり風味でお届けしております。
この回は、30分では足りないくらい濃い回でしたね。
個人的には、明らかに年上の永田を呼び捨てにしたり、金のことで説教たれる、チンピラ大樹隊長が、生意気で印象的でした。
そうですか、西部警察にも同名の話が。
細かには覚えてませんが、なんとなく断片的に記憶があります。
脚本も、もしかしたら宮下さんでしょうか。西部警察のころは「潤一」と名乗っていたと思いますが。
なお、掲示板の方に、本名陽子さんに関する出演情報を書き込みましたので、ご覧いただければ幸いです。