そうか、ディケイドってのは、電王劇場版の“宣伝番組”だったのか。
◆ ◆ ◆
■士、ショウイチからベルトを取り返そうとして、あっさりショウイチの超能力(多分)に、ぶちのめされます。
もしかして、ベルトがないと何もできない、ただのデクの棒ですか、この人。
■未確認生命体と区別するために、特定の怪人を“アンノウン”と呼んでいるという、この世界の警察。
ただ、そもそも『クウガ』では、他とは明らかに形状が違っていても、さらにはそれが人類に味方する存在であると認識されてもなお、クウガのことは“第4号”と呼ばれていました。
しかるに、いわゆる“未確認”と、大差ないような異形の生物であるもののうち、なぜ一部を“アンノウン”と呼ぶのか、それが何を基準に区別しているのか、極めて不明確です。
しかも、一部だけ呼称を変えること自体、それと戦い、殲滅するのが警視庁の役割だとしたら、作戦の遂行上、非常に不合理で不効率的です。
オリジナルの『アギト』においても、「未確認生命体」という言葉は出てきたものの、前作との繋がりは明確ではなかったわけで、この期に及んで『クウガ』と『アギト』を無理やり繋げるのは、あまり賢明ではなかったように思います。
■ショウイチのロッカーにすがっている八代さん。
気持ちは分からなくはないですが、端から見ると単なるアブナい人なので、もう少し別の“代わり”を見つけた方が良いように思います。
■完敗でノビている士のことを「いつもの士さんなら、ちょっと人に手出しされただけで10倍返し、“悪いな”“忘れた”“ボコボコボコ”って」という、夏海さん。
それに対し「人を凶悪犯みたいに言うな」という、士。
凶悪犯「みたい」じゃなくて、むしろそれ以上なんじゃないですか。
なにしろ「世界の破壊者」だそうですから。
■で、先週盗み見した手紙を、夏海さんに渡す、士。
どうでもいいですが、読みやすいように、セロテープででも復元しておいて頂きたいものです。
■その手紙を、今度はユウスケに見せる夏海さん。
いや、だからセロ(略)。
ていうか、それ、他人から他人あての手紙だってこと、完全に忘れてませんでしょうか。
■G3-Xのバイク、「H●NDA」の文字が目立ち過ぎです。
■「G4チップより大切なお宝ってやつ、早く見せてくれ」というディエンド。
相変わらず、バカは死なないと治らないみたいです。
■今回は、CMの入りが8時17分です。
これ、意図的に時間を遅めにしているのか、入れるタイミングをつかみかねているのか、よく分かりません。
まあ、スポンサーから文句さえ出なければ、何でもいいのでしょうけれど。
■士の「おまえに道案内してもらう必要はない!」という言い方が、こう言っちゃなんですが、あまりにも大根過ぎて、苦笑してしまいます。
■ショウイチさんはギルスにもアギトにも変身できるようですので、もはやG3-Xなど不要のようにも思います。
彼の他にアーマーを着こなす人は、なかなかいなかったようですが今になって思えば「そりゃそうだろう」って感じです。
言うならば、オルフェノクしかファイズに変身できないようなものです。
■G3ユニットに戻ってくるショウイチ。
いや、だから手紙復(略)。
■写真のユウスケを見ながら「なかなか男らしい面構えになったな」という、栄次郎さん。
心霊写真具合については、ノーコメントのようです。
■次回予告、『電王』の世界のようですが、予告の映像を見る限り、オーナーもナオミちゃんもコハナちゃんも、みんな“本物”のようです。
さすがは“現行作品”。
今まで、カイザとかキック・パンチホッパーとか、声では“本物”が出てましたが、“生身の役者”が本物であるのは、紅渡など、直近の『キバ』を除けば、これが初めてではないでしょうか。
そして「俺、参上!!」も、もちろん本物。
今まで、その作品に思い入れが有る無しに関わらず、さんざん“ニセモノ”を見せられて、正直ウンザリしていたので、“本物”を見たり聞いたりすると、ホッとします。
ていうか、モモタロスの声がニセモノというのは、さすがに有り得ない話でしょう。
もっとも、この2作品が同じ時系列で描かれると、どっちが現行テレビシリーズで、どっちが過去のシリーズなのか、よく分からなくなってしまいますが。
あと、電王編は、やはり小林靖子自らが脚本を書くようです。そりゃ、良い意味でも悪い意味でも、もはやこの人以外、電王を書ける人はいないでしょう。
ということは、来週は「シンケン」も「ディケイド」も、“脚本 小林靖子”ということになるのでしょうか。
同じ日に、同じ脚本家の手による特撮作品がオンエアされるというのは、かつての伊上勝さんのようです。
正直、ショウイチが超能力を使えるのはどうかと…
アギト ギルスの変身能力 = 超能力 ではないので…
士はすでに凶悪犯ですね(笑)
クウガの世界では 暴行(姐さんに何の前振りもなく顔面を殴る) キバでは不法侵入(キャッスルドランは あの世界の後半では新しいキングのモノなので)
龍騎では 殺人未遂 (アビスが怪人とわかる前に必殺技をさせたため)
などなど.. 立派な犯罪者です(笑)
たしかに今回はいつもに増して大根でしたね…
キバ、ブレイドよりもヒドイです…
電王はもうなんか、どうでもよくなってきました…
ハナさんが「さらば」でも復活しなかった以上、ハナさんの復活 = 電王の終点
になるんでしょうかね…
電王の世界をこの時期にやることによって、公開に間に合いますからね…
こうなってくると、電王2のテレビシリーズが始まりそうで怖いです…
申し訳ないです…
追記です。
ディエンドがあえて、ブレイドブレードを選択したのには違和感を感じました。
ディエンドだと ファイズブラスターがベターなんですが…
確か、電王でも映画が公開する前に、テレビシリーズと映画版をつなぐ話があったような…。
>スターチェリーさん
あの超能力は唐突でしたね。アギトの話はあんまり覚えてなかったり知らなかったりするのですが、オリジナルのファンの方は、どう思ってみていたのでしょうか。
まあ、もう気にしてもしょうがないというのは分かってはいるのですが。
>士
そういえば、そんなこともありましたね。むしろライダー裁判で真っ先に裁かれるべきは、この男だったのかもしれません。
大根ぶりは、特に今回は酷かったです。さして話の根幹に関わらないところはいいですが、真面目なセリフを喋らせると、しまらない感じです。
声が特徴的なのはいいのですが、主役にするべきではなかったのでは…。
せめて、驚異的に話が面白ければ、なんとかなるのですが、この話ではねぇ…。
「電王」、ワタシも正直、世間でいわれているほど良い作品とは思ってないし、さして好きでもないのですが、さすがにディケイドと比べると、電王のほうがまだ数段上かなと思えてしまいます。
おそらく、ハナの降板というのは、ストーリー構成の上でも大きな誤算であり痛手であったと思います。
ハナ役の方も、おそらく無念だったでしょうが、こうして“復活”のチャンスがあるのですから、やはり最後には「コハナがハナに戻るストーリー」を組むのではないでしょうかねぇ(本人が、もう一度出てくれればの話ですが)。
>電王2のテレビシリーズ
あ、あり得る…。
>ブレイドブレード
多分「同じものばっかり使うと視聴者が飽きる」か「ディエンドの気分次第」か「おもちゃを売りたいスポンサーの意向」なのでしょぅけれど。
あと、「痛みは一瞬だ」のときに「ウッ!!」って言ってるのは、一体誰なのでしょうねぇ。
>なおさん
ありましたありました。
いろんな時間の良太郎が侑斗に連れていかれたり、牙王が出てきたりしてました。
正直、ワタシは劇場版には全く興味がなかったので、変に映画と繋げられても、ただウザイだけでしたが。
今回も、劇場版がらみの話になるという噂ですね。まあ、興行収入さえよければ、東●的にはなんでもいいんでしょうけれど。
>同じ日に、同じ脚本家の手による特撮作品がオンエアされるというのは、かつての伊上勝さんのようです。
興味がありまして調べてみました。
同じ時期、同じ曜日の放送といったら「仮面ライダー」と「キカイダー」ですね。関東地方だけかもしれませんが。
「キカイダー」も最初は伊上勝氏がメインでしたので、この時期に集中しています。
あと、「特捜最前線」でもお馴染みの長坂秀佳氏が1回ありました。
「X」のイカルスの回と、「01」の最終回が同じ日の放送で、両方とも脚本は長坂氏です。
>礼二さん
特に東映作品の場合、仮面ライダー以降は、はじめは伊上脚本で始まって、作品によっては、他のライターにメインが移行する、という感じでしたね。
「イナズマン」も、中期以降は上原正三さんメインになりましたね。
なるほど、長坂脚本でも「同じ日に違う番組」ということがあったんですね。
そういえば、「ビビューン」では“伊上+長坂”、「大鉄人17」では“上原+伊上”という、強烈な布陣でしたね。
誰かが言ってましたが、この組み合わせだと「とめるものが誰もいないかも」だそうです(笑)。
まだこの話題で引っ張りますが^^;
あさみやさんがちょっと避けておられる井上敏樹氏が「クウガ」と「タイムレンジャー」の両方に参加されてましたので調べてみると、1本ありました!
2000年7月16日でして、次のエピソードが放送されています。
・「タイムレンジャー」第22話(脚本/井上敏樹、監督/諸田敏)
・「クウガ」第24話(脚本/井上敏樹、監督/長石多可男)
>そういえば、「ビビューン」では“伊上+長坂”、「大鉄人17」では“上原+伊上”という、強烈な布陣でしたね。
「サンダーマスク」「タイガーセブン」「レッドバロン」「キョーダイン」など、”上原+藤川”のコンビもなかなか強力ですね^^
「レッドバロン」には伊上氏も参加されてました。
>礼二さん
なるほど、井上敏樹氏も、連続放送があったのですね。
どちらも「サブ」での担当作品ですから、率から言うと、かなり偶然性の高いパターンですね。
>ちょっと避けてる
あ、やっぱりバレてました?
何回か、そのことについてはここでも触れてますものね。
なんていうか、「何か知らんけど、とにかくあまり好きじゃない」という感じなんですが。
おそらく、特捜最前線においても「どうも塙五郎脚本は肌に合わない」と、常々言っているのと似たような感覚なのですが。
いや、井上氏の場合「クウガ」や「龍騎」の時など。サブライターで参加しているときは、さして嫌いな作風ではないのですが、「ジェットマン」「キバ」の時のように、メインになってしまうとどうかと…。
まあ「555」は、そんなには嫌いではないのですが。
>上原+藤川
なるほど、藤川桂介さんというと、なんとなくアニメの印象が強いのですが、けっこう特撮ものも書いてらっしゃいますね。
「レッドバロン」は、意外に個々の脚本家の作風がハッキリしていて、「あ、この回は上原さんだな」と予想して、エンディングでその通りのテロップが出ると「やっぱりそうか」と、ひとりで勝手に悦に入ったりしていました。
レッドバロンでは、特に上原さんのハードな作風が発揮されていて、好きでした。
そうですね、思えばレッドバロンは、上原+藤川+伊上 という、とんでもない布陣だったのですね。
あと、特撮作品で強烈な布陣と言えば、なんといっても「シルバー仮面」でしょうか。
佐々木守+市川森一+上原正三 このメンバーが、よってたかって本を書いたら、面白くない訳無いですね。
>佐々木守+市川森一+上原正三 このメンバーが、よってたかって本を書いたら、面白くない訳無いですね。
「シルバー仮面」は見応えありましたね。
前半の等身大編がドラマ性が高くて好きだったりします。
後半のジャイアント編もいいですけど。
円谷プロの「怪奇大作戦」もこの組み合わせですね。
1995年に発売されたLD-BOX(あの『狂鬼人間』も収録)で初めて見て、夢中になってました。今はメディア革命でDVDで持ってますが、LD-BOXで購入・鑑賞していた時の興奮は忘れられないなぁ・・・。
>礼二さん
シルバー仮面は、特に前半は苦労したようですが、話が良過ぎたゆえのことだったのでしょう。
ちょっとばかり「早過ぎた」作品だったのかもしれません。今改めて見ると、そのドラマ性の高さがよく分かりますね。
「ジャイアント」になってからは、上原さんが中心で脚本を書いていたと思いますが、こちらはこちらで「正当派の巨大ヒーローもの」として、実に質の高い作品ということが言えますね。
ワタシは、2007年夏ごろのファミ劇での連続放送で初めて見たのですが、あの頃は、シルバー仮面を見るのが、一日の楽しみでした。
「怪奇大作戦」は、まだ本格的にちゃんと見ていないです。たまに(しょっちゅう?)BS2で放送されているのを見た程度です。
これも評価の高い作品なので、いずれ全編通してちゃんと視聴したいものです。
LDがリリースされていた時期は、「初ソフト化」の作品がが多くあったということとも、興奮されたという要因のひとつでしょうか。
あと、とりあえずディスクが「デカい」ということも、まるでアナログレコードのLPを聴くときのような感覚があったりして。
DVDもブルーレイもいいのですが、なんとなく「素っ気ない」感じがするのは、ワタシだけでしょうか。