『大鉄人17』で、新幹線ロボットが登場する話。
三郎やガンテツたちと一緒に、新幹線ロボットに残される羽目になった女の子。
実は、この女の子の名前が“のぞみ”。
脚本段階で、この名前が設定されていたかどうかは分かりませんが、当時の新幹線は当然「0系」で、“こだま”と“ひかり”しかないのですが、その新幹線が全編で登場する話に出てくるキャラクターの名前が、後の新幹線の名称と一致するというのは、偶然にしては気持ち悪過ぎて、面白いです。
ところで…この新幹線のセット、2話限りの撮影で作るにしては、あまりにも本格的で素晴しいセットですが、これってもしかして『新幹線大爆破』などで使われたセットと同一なのでしょうか。ご存知の方がいらしたら、情報ください。
あと、この日の東映チャンネルでは『ダイレンジャー』が最終回。
「結局、人は戦い続ける」というテーマを、“説教”ではなく、誰も予想しえなかった衝撃(もしくは“笑”撃)の展開で表現した最終回は、今見ても色あせること無く、素晴しいです。
戦隊の最終回というと、「ジェットマン」を挙げる向きが多いと思いますが、ワタシ的には断然、ダイレンジャーの最終回がベスト1だと思ってます。
これも私見ですが、ダイレンジャーを超える最終回は、その後まったく出ていないように思いますが、どうでしょうか。
それにしても、ダイレンジャーを見て、改めて思うこと、
やっぱり、ダイレンジャーは、大五でもってるなぁ。
面白過ぎるぞ、大五。
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>ところで…この新幹線のセット、2話限りの撮影で作るにしては、あまりにも本格的で素晴しいセットですが、これってもしかして『新幹線大爆破』などで使われたセットと同一なのでしょうか。
はい、「新幹線大爆破」からの流用です。
屋外に長大なセットを組んで撮られたとのことで、よく出来てますね。
子供の時に見て、本物と信じてました。
>礼二さん
なるほど、やはりそうでしたか。ありがとうございます。
ワンセブンと同じ時期に、このセットを使って、新幹線を題材にしたテレビドラマが存在したそうなので、おそらくそうなのではと思ってました。
外に風景が映り込む場面などは、おそらく「スクリーンプロセス」を使っているものと思われますが、最近の安直なCGを見慣れていると、それが逆に新鮮に見えます。
スクリーンプロセスとは、スカイライダーのセイリングジャンプとか、昔のドラマ等で、車を運転中のシーンでフロント部分から見た映像を取る時に使う技法でしょうか?
>あさみや紫苑さん
「新幹線大爆破」は劇場映画ですよ。
DVDも出ていて、あの新幹線の特撮シーンを見たいがために買いました♪
>なおさん
スクリーンプロセスについてはなおさんのおっしゃるとおりです。
あの円谷英二氏が開発した技法だそうです。
>なおさん
今、手元に映像がないので確認できませんが、セイリングジャンプはマット合成だったかも…。いや、スクリーンプロセスのシーンもあったかもしれませんが、未確認ですので、この記述は半分無視してください。
簡単に言うと、映写された映像をバックに、役者が前で演技するという撮影技法ですね。
今、例があまり思いつきませんが、シチュエーションとしても一番分かりやすいのは、ウルトラセブンの「ウルトラ警備隊西へ(後編)」で、ウルトラセブンがキングジョーを羽交い締めにして、隊員がキングジョーを狙う場面でしょうか。
>礼二さん
実は、このエントリーを書く前に、「新幹線大爆破」と「大鉄人17」の製作時期が符号するのかどうか気になって調べたのですが、その時に「新幹線公安員」というテレビドラマの存在が出てきました。
そのドラマが東映制作で、放送時期が1977年から1978年、そして「新幹線大爆破」のセットを使っていることが判明。
ということになれば、同時期の1977年のワンセブンでも、「新幹線大爆破」のセットを使用することも可能、という推測をしたわけです。
つまり、先に書いた“新幹線を題材にしたテレビドラマ”とは、この「新幹線公安員」のことだったのです。説明不足で誤解を招いたようで、申し訳ありません。
ここから先は単なる想像ですが、何かのきっかけで、そのセットが使えることを知ったので、それを生かした話を作ろう、ということになったのかもしれませんね。
それにしても、新幹線ロボットのラブリーなことときたら…。