【マルチ登場】
着ぐるみは“マルチ”にできなかったらしい。
◆ ◆ ◆
■コバルト60も恐怖ですが、サブタイトル後、いきなりドアップで映る安田さんの顔も恐怖です。
■鏡京太郎と弓矢の勝負をして、的を大きく外す御手洗先生。
その外れた矢を持って「誰です、こんなイタズラをするのは」と言いながら現れる、野村さん。
ということは、一歩間違えば、矢が野村さんを直撃していたかもしれないということです。なんたることですか。笑い事ではありません。
しかし、その野村さん「あ、先生、未確認飛行物体をキャッチしたようです」と、御手洗先生に言っています。
そんな大事なことを、あ なんて、今思い出したように言わないで頂きたいものです。まあ、野村さんなので許しますが。
■鏡京太郎の同僚の人、サングラスまでしているし、完全に悪人面ですが、どうやらインベーターではなかったようです。
■実は正体はインベーダーであるものの、人間を車で轢いておいて、逃げおおせようとする男。こういう奴は地球のゴミなので、どんどん死んでほしいです。
■SGM、相変わらず地味なご出勤です。
■鏡京太郎を襲うインベーダー。
インベーダーは、複数に分身して、さらに鏡京太郎を襲います。
さすが、正体が「マルチ」なだけのことはあります。
■ひき逃げのことが気になって、警察に電話しようとする、まっとうな心を持った女性。
しかし、それをゴミ男が止め、「俺をひき逃げ犯にしようというのか」などと抜かします。
すんません、しようじゃなくて、すでにもうなってます。
■新聞社のデスクが、鏡京太郎あてに、直接SGMに電話してきています。
ということは、京太郎がSGMに出入りしていることを、デスクも承認しているということになります。
まあ、鏡京太郎は正社員ではないようなので、その辺の出入りは自由なのだとは思いますが。
■女性にコバルト60を持ってこさせ、それを奪うインベーダー。
そのインベーダーを追う京太郎に、またしてもインベーダーが、分身して襲いかかります。やはり「マルチ」です。
■巨大化して、怪獣マルチの姿になる、インベーダー。
なぜか キョンシー飛び。
■鏡京太郎はミラーマンに変身、マルチと戦います。
そのマルチ、さきほどまでの華麗な分身攻撃は鳴りを潜め、ミラーマンに苦戦です。
どうやら、予算の都合で、怪獣の姿では分身できないようです。
■すると今度は、ミラーマンが飛び上がって、何やら分身攻撃を見せようとしている模様。
「アーマーゾーーーン!!」
■マルチの前から姿を消したミラーマン。すると、どこからともなくミラーマンが姿を現し、マルチを押し倒します。
まあ、体のいい不意打ちです。
果たして正義のヒーローがとっていい戦法かどうかは、判断の難しいところです。
■マルチはミラーマンによって倒されました。
女性に対し「のぶちゃん、良かったな、みんなもう済んだんだ、心配しなくてもいいんだぜ」と、しゃあしやあとぬかしやがる、ゴミ男。
それに対し「さよなら」と、指輪をゴミ男に突き返して、去っていく女性。
なんて清々しいラストなのでしょう。
ナレーションでは「インベーダーの暗躍の影で、悲しい別れをした二人がいた」と言ってますが、結婚する前にゴミ男の本性が分かったので、女性はむしろ、インベーダーに感謝するべきだと思います。
あと、繰り返しになりますが、こういうゴミ男は、どんどん消えてもらって良いです。
というわけで、この回のサブタイトルは「コバルト60の恐怖」より、「心が醜い人間の恐怖」のほうが、ふさわしい気がします。
ゴミ男を演じたのは中山克己。
怪奇大作戦の‘吸血地獄’で吸血鬼・ニーナの恋人役でしたけど、自らの無謀運転でニーナを一旦死なせてしまうという役柄で、このキャラと被るかもです。
その後ウルトラマンAで兵器開発員・梶として出演してましたが‘超獣を一撃で倒す兵器を作った’などとホラを吹いてました。
婚約を解消した のぶ子は信沢三恵子。
未来少年コナンのラナ役ですね。
正直コバルト60とは何だったのでしょうか?
マルチに変身するのに必要なアイテムでもなかったようですし・・・・
ムーミン顔のマルチw
何でも準備稿ではインベーダーが人間態のまま巨大化して戦う筋書きだったそうで。
パイロットでは等身大のミラーマンが人間態のインベーダー数人と乱闘してますが、本編ではついぞ見られませんでした(京太郎やSGMの面々と人間態インベーダーの乱闘はかなりありましたが)
◆こーじさん
>中山克己氏
この人、どっかで見たことあるなーとずっと思っていたのですが、なるほど、そういうことだったのですね。
>コバルト60
そういや、マルチに変身する時に、持ってたはずのコバルト60もどっかに行きましたね。
まあ、一体何に使うんだ?というものを、侵略者たちが欲しがるというのも、よくあることかも…。
◆礼二さん
>ムーミン顔
確かに言われてみれば…。
えっ!人間態のまま巨大化ですか。それはある意味、巨大化して怪獣化するよりも衝撃的ですね。
もっとも、本当にそれをやっちゃったら、格闘技ロボットとか、ドーラフランケみたいになって、ちょっと笑えてしまってマズいかも…。
>ミラーマン対インベーダー
なるほど、やはりミラーマンは、等身大で活躍するプランがあったことを証明していますね。
ただ、パッと見、銀色の人対サングラスのお兄さんたち、みたいな図式になってしまって、これまたちょっと変な映像になるかも…。
コバルト60は、放射性物質では?仮面ライダーのミミズ男の回で、「コバルト60より強力なコバルト120」というのが出てきたはずだし
確かにサイテー男と別れられたのだから
「結果オーライ」ですね。
脚本は「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の藤川桂介氏。
「ミラーマン」ではプロデューサーとうまくいかず
次番組「マジンガーZ」でその鬱憤を晴らしたとのこと。
◆なおさん
そういえばそんなことが。
この話の場合、コバルト60のことよりも、中山氏の悪辣ぶりの方に興味が行ってしまって、そっちのほうはけっこうノーマークでした。
◆影の王子さん
結婚してからこんなことにならなくて、本当に良かったと思いますよ。
>プロデューサーとうまくいかず
そうですか、まあテレビ番組っていうのは、たくさんの人が製作に関わってきますから、難しいところがありますね。
にしても、鬱憤晴らして…。
中山克己さんって、V3のプロペラカブトの人間態も演じてましたね。ノイローゼで静養中ってすごい役柄だこと・・・デストロンは何でそんなのを改造したのでしょうか?
妹役が山田圭子(=丘野かおり)さんでした。
◆礼二さん
あ、そういえばそうでしたね。
プロペラカブトの方はあまり覚えていませんでしたが、とりあえず妹さんがものすごく可愛くて、ものすごく二の腕が細いことだけは印象に残ってました。
後の百子さんだったのですね。よく見ると、意外に歯並びが悪いのですが、それが逆にキュート。
>とりあえず妹さんがものすごく可愛くて
山田圭子さんめちゃ美少女でしたね。
ミラーマン後期にも印象的な役どころでゲスト出演してくれますよ。その時の役名が「丘野リサ」で、後の丘野かおりという芸名の由来はここからかも?
>礼二さん
役名がそのまま芸名に…というケースは、たまにあるようですね。
「V3」の時は、純子さんと並ぶと、まさに美人姉妹のようでした。