やはり、オ●ギリジョーは出てくれないらしい。
◆ ◆ ◆
な ん だ こ れ 。
新番組『仮面ライダーディケイド』。
いやー、想像以上に酷い。去年の『キバ』も酷かったけど、それ以上、いやそれ以下ですな。
いちおう、“テレ朝平成仮面ライダーシリーズ10周年作品”という意味合いがあるのでしょうが、記念作品というよりは、愚弄作品 のように思えます。
とりあえず、
中身が無いな。
これ、今までの作品を世界を作り上げた人たちや、それぞれの作品のファンに対して、その神経を逆撫でする、大変に失礼な作品になりはしないでしょうか。
ワタシには子供はいませんが、もしワタシが特撮好きの子供を持つ親だったとしたら、こんな作品、親としてではなく、“いち特撮ファン”として、恥ずかしくて、とても自分の子供には見せられません。まあ、見てる子供が楽しけりゃそれでいいのかもしれませんが。
あと、「ティケイド」のアクセントは、やはり“ディケイド”(赤字にアクセント)のようですが、英語では
decade (10年間、10年目)
decayed (腐った、ダメになった)
というアクセントなので、本来の“decade”という意味を示したければ、“ディケイド”でなければならないと思うのですが。
まあ、どのみち“a decayed rider”になるのなら、別に構いませんが。
■先週まで主役だった渡くんが出てきます。
それはいいのですが、今回の主役と渡くん、基本的な顔の構造が似ているので、初めて見る人は、人物の区別がつかない可能性があります。
今回の渡くんの役目は、別に渡くんでなければならないわけではないので、もう少し顔の構造が違う主役役者を呼んだほうが良かったのではないでしょうか。
まあ、声をかけても出てくれるかどうかは別問題ですが。
おそらく、今回渡くんが出てきたのは、ただ単に直近主役だったので声をかけやすかったという、ただそれだけの理由でしょう。
■「俺はクレジットカードは作らない主義だ」という、門矢氏。
おそらく、作らないのではなく 作れない のだと思います。
■出てくる敵に合わせて、カブトになったりファイズになったり響鬼になったりするディケイド。
ですが、これって知ってる人は良いですが、この作品から初めてシリーズを見始めた人は、完全に置いてけぼりです。
■“クウガの世界”ということで、未確認生命体が出てきてます。
未確認生命体第47号 ラ・ドルド・グらしき怪人が出てきてますが、この怪人が積極的に人間を襲うというのはおかしいです。
本来“ラ”とつく怪人は、ゲームを実行するのではなく、いわばゲームの“審判役”のような存在だったと思いますが。
どうやら『ディケイド』に関しては、そのような設定は一切無視のようです。
こういう、世界が混じっている作品を作る場合、変えていい設定と、絶対に保持すべき設定というのがあると思うのですが。
どうやら、今のスタッフは、そういうことが全く分かっていないようです。
■あと、本編自体には全く関係のないことですが、我々くらいの世代では、非常に評判の悪い、しかしながら現在に至るまで、このシリーズで仕事をしている、選曲担当者の某氏が、今作品も携わっているようです。
そうならば、なんせ“過去作品の音楽流用大好き”の某氏ですから、出てくる怪人やライダーに合わせて、過去のオリジナル音楽を、バリバリ流用すれば良いと思います。まさに、某氏の本領発揮です。
本来、ワタシはそういう選曲は嫌いで、『ウインスペクター』でのメタルダー音楽の無神経な大量流用、また『ソルブレイン』でのセンスの悪さなどで、作品自体は好きなのに、選曲で台無しにされたという感を持ってます。
しかし、今回の『ディケイド』のように、作品自体がどうでも良ければ、選曲が少々アレでも別にどうでもいいので、遠慮せずにバリバリ流用してくれれば良いと思います。
にしても、あの安っぽい五代雄介(?)は、ちょっと勘弁して欲しいです。
あ、CSが試聴可能な方は、2月から東映チャンネルで“本物のクウガ”のシリーズが放送開始になりますので、そちらをご覧になったほうが良いと思います。決してワタシは東映チャンネルの回し者ではありませんが。
オダギリじゃない五大が変身したとき
大場久美子の「コメットさん」のウルトラマンタロウ
が出てくる回で、東光太郎が篠田三郎じゃなかった
のを思いだしますた・・・
>影の王子さん
やはり、五代雄介=オダギリジョー でないと、クウガは成立しませんよね。
そうですか、東光太郎が「他人」だったことがあるのですか。それはマズいですよね。
単なる放送中の配役変更(タイガージョーとか)ではないですからね…。
そういえば、今日「レオ」の第38話を見ましたが、タロウは出てきませんでしたね。旅に出っぱなし?
目まぐるしいなーというのが率直な感想でした。
ウルトラマンメビウスが過去のシリーズ(昭和のみ)を統括しているのは懐かしくて良かったし、おそらくスタッフも楽しんでたと思うのですが、今回のディケイドは・・・変身シーンや魔化網、ワームなど、やたら細かいコンテを切ってそうなものは、見る方もスタッフも忙しくてグダグダになりそう。
まさにおっしゃる通り、「知ってる人は良いですが、この作品から初めてシリーズを見始めた人は、完全に置いてけぼり」ですね。
渡君が出てきたのは僕的には良かったです。というのも新番組の第1話ではどうしても先週までのシリーズから吹っ切れてなかったりするので、少しばかりでも余韻を感じさせてくれたもので。特に1年前の「電王」から「キバ」に変わった時はそうでした。
ライターは曾川昇氏ですか、この方は朝日ソノラマ刊の仮面ライダーフィルムブックを執筆していたこともあり、オタク目線なライターのように思います。それはいいのですが、「ゴーオン」でこの方が書いた回はどうもインパクトに乏しいような。他のライターの書いた回がインパクト強過ぎなだけかもしれませんが。
>礼二さん
メビウスに関しては、過去の作品や、それをつくりあげてきた人たちに対する敬意がきちんとはらわれてましたし、エイティに至っては、当時のシリーズ中には語ることのできなかった「エイティが地球に来た理由」が明確にされるなど、非常に意味あることのように思われました。
それにひきかえ、ディケイドと来たら、敬意もへったくれもありませんね。ただ単に、過去のライダーや怪人たちをテキトーに出してるだけ。
最初の大騒ぎシーンなど、かなり興ざめで、しょっぱなから視聴意欲を削がれたというのが、ワタシの正直な感想です。
まあ確かに、渡くんが出てきたのは、ある種の安心感を与えるものではありましたが。
ちょうど『ビーファイターカブト』の第1話で、前作主役の甲斐拓也が出てきて、世界が繋がっていることを表したみたいに。
『ゴーオン』はビデオ録画しっぱなしでまだ見てませんが、曾川さんも、えらい作品をまかされて大変そう…。
『ブレイド』をキッチリ完結させてくれた方なので、期待はしたいと思っているのですが…。
クウガの変身シーン。
ウチの9歳と4歳の子供がほぼ同時に「あれ、人が違う!」と叫んでました。さらに長男からは「え〜何で人違うの? 何か意味わかんねぇ」と、たたみかけられ、説明に困りました。
私自身、実際に作品をみるまでは、レインボーマンにおける「化身」的な使い方を想像していたのですが…変身前の姿まで出てくるのは予想外でかなり頭の中が混乱しました。
「スカイ」で荒木しげる氏じゃない人が
ストロンガーに変身したら…
ぞっとしますね。
どうせなら既存の映像を継ぎ接ぎ、もしくは合成
する方がましでは?
所詮はB社の「在庫処分」用プロモーション映像ですね。
もう1つコメントしたいので失礼します^^
>やはり、オ●ギリジョーは出てくれないらしい
今や大物ですからね。
映画の監督もやったそうですから。
それに爽やかイケメンな雄介君の面影はなく、草野大悟さんみたいになっちゃいましたから・・・あっ、草野さんは大好きな俳優です。「怪奇」でのシリアスな役も、「コセイドン」でのコミカルな役も出来る方で、惜しい方を亡くしました。
話が逸れましてすみません、オダギリジョーさんは「自分の役者人生の原点」ということで出てくれてもいいのになとは思います。
あれは、一種のパラレルワールドなんでしょうか…。どうせなら、「レンゲル・キングフォーム」とか出してくれると見る気がするんですが
グラビアじゃない佐藤寛子(刑事役)は
ハッキリ言ってイラないですね。
私の母が生前に佐藤寛子を見て
「こんなんTV出たらアカン」と言ってました。
その時は「平敦盛が恋人」とかのたうちまわってました・・・
◆月見家さん
コメント返しが遅れてしまい、大変申し訳ありません。
>あれ、人が違う!
確かに、説明に困りますね…。なんせ事実ですから(笑)。
わざわざ変身前を出す必要があったんでしょうかねぇ。
もう、RXの時のように、歴代ライダーはずっと変身したまんまとか、それで通せるような話作りにでもすれば良かったと思うのですが。
もしくは、実際に変身前を演じた役者が、ちゃんと出れる場合だけ、ゲスト出演してもらうとか。
役を変えてしまうのは、元々の作品や、その作品のファンに対し、大変に失礼だと思うのですけれども。
◆影の王子さん
>もし荒木しげるでない人が…
まったくその通りですね。変身後の声は、まあ別にこだわる必要がないのですが、変身前は、「実際に演じた役者」がいるのですから、その役者に対しても失礼ですよね。
そういう意味でも、ファンをもバカにしているとも言えます。
なるほど、在庫処分か…。でも売れるでしょうかねぇ。
あ、そういえば佐藤寛子が出てたんですね。
ワタシ的に全く興味を持たなかったので、第2話のレビューでも、あまり触れずじまいですが。特に魅力は感じなかったなぁ…。
◆礼二さん
監督した映画の方は見てませんが、確かにもう大物っぽいですね。
おそらく、今の若い人は、彼がクウガだったことを知らない人の方が多いのではないでしょうか。
だからあれですよね、どうせやるんなら、最初の方は変身後だけ出しておいて、シリーズ後半で、話を盛り上げておいて本人の登場!っていうのなら、良いかもしれませんけれど。
>草野大悟さん
確かに似てるかも…。
◆なおさん
>レンゲル・キングフォーム
あ!それ良い!それは見たいです。
過去の作品で、張りっぱなしの伏線を回収するとか、出てこなかった設定を披露するとか、そういう作り方もありですね。
ギャレンのキングフォームも見てみたいですし。
もっとも、レンゲルだと、ジャックフォームも見てみたいですね。
ブレイドとギャレンのカテゴリーJは鳥型なので、背中に羽根をつけるくらいで良かったのですが、レンゲルのカテゴリーJは、なんせ“象さん”ですからねぇ。
あの、ホースみたいな鼻とか、ジャックフォームに取り込んだら一体どんな姿になるのか、ちょっと見てみたいです。強いでしょうし。
ブレイドはキングとジャック、ギャレンはジャック、カリスはワイルドカリスと強化形態があるのに、レンゲルだけありませんしね。強化形態は、武器も強化されていますが、レンゲルの場合はさしずめ、槍に象の牙がつくんでしょうか…。
>なおさん
なるほど、武器の強化ですね。
鉄球が杖につくというのもアリかもしれません。
間違ってもホースはつけない方が良いように思います。
あと、キングフォームになった場合、なんせクモ+クモですから、脚のいっぱい生えた、若干ダークヒーローっぽい姿になったりして…。
大人になれよ、よほど頭悪いなブログ主。