【脚本 宮下隼一 監督 天野利彦】
「あのー、誰かお忘れじゃありませんか?」
◆ ◆ ◆
前回より明確に、犬養主役編。
まあ、話自体は正直たいしたことないんだけどな。
相変わらず、話作りが強引な宮下脚本を、天野監督の技量で強引に絵にしたという印象。
まあ、奥さんも言ってたように、本当に真相が「くだらない」ので、話としてはイマイチ。
どうせなら、最上のダンナは始めから山崎とかいうヤツを殺すつもりで、そのために、計画的に奥さんを巻き込んだとかいうんだったら、もっと悪辣になって良かったかもしれない。
あと、軍司とかいうヤツとか、その女とか、別にいてもいなくても話は作れた感じだし、あまり意味がないキャラ。
加えて、せっかくタクシーというアイテムを出したのなら、これをもう少し活かすべきだったのではないか。
というわけで、無駄を省けば30分で解決するようなレベルの事件でありましたな。
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