【メタノドン・マグマザウルス登場】
いや、だからガスじゃなくて食用カエr(略)。
◆ ◆ ◆
スペクトルマンが、呑気に岩盤浴を楽しんでいる間に、メタノドンがマグマザウルスに対し捨て身の攻撃をかけ、悲しい最期を遂げる話…ではなく。
いや、後半の方はあってると思うが。
“怪獣と少年の友情”という図式は、特撮ものではそんなに珍しくないものだと思うが、そこらへんのドラマや映画でよく見るような、ステレオタイプでどうでもいい男女の仲とかより、数百万倍心に響くな。
今回も、しっかり泣かせてもらったぞ。少年がメタノドンに草笛を吹くシーンは、実に素晴しい。
ところで、この前後編、また怪獣が2体出たり、メタノドンの実物大の手や足が作られていたりと、割に金がかかっている。オープニングソングも変わったし。
また予算が増えたのか?と、勝手に想像。
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>また予算が増えたのか?と、勝手に想像。
特撮監督はご存知矢島信男氏ですね^^
氏の撮り方は同じセットのカットをまとめて撮る方法(普通だと思いますが特撮は順撮りといってカット順にセットを組んで撮影する方法が主流でした)、時間と予算がかからないため、非常に好評だったそうです。
>礼二さん
そうなのですか。カット順に撮影するのが、かつては主流だったのですね。
でも、撮影は効率よくできても、今度は編集が大変そう…。記録に手違いがあったりすると、「これの次のカットはどれだ!!」とか、大騒ぎになりそうですね。
どれかを優先すると、どっかか大変になったりと…。
確かに、初期に比べると、後期は特撮のレベルが上がった感じがしますね。
とか言いながら、個人的には、特撮ステージの登場しない、マーダラー3兄弟と流星仮面の話とか、けっこう好きだったりしますけど。
>撮影は効率よくできても、今度は編集が大変そう…。
そうそう、それなんですよ!
ミラーマンの矢島特撮監督の回を見ると、カットのつなぎ方が粗いんですよね・・・順撮りに慣れてたスタッフに戸惑いがあったそうですので。
あと、ウルトラマンレオの第1話に編集ミスがあって(マグマ星人がカットによってマントを装着してたりしてなかったりする)、特撮監督は高野宏一氏ですが、矢島氏のような撮り方をしてたのかな?と思いました。
>個人的には、特撮ステージの登場しない、マーダラー3兄弟と流星仮面の話とか、けっこう好きだったりしますけど。
巨大ヒーローなのに等身大オンリーなのもいいですよね。ウルトラセブンでも何度かありましたし。
それを2ちゃんで書いたら、「セットを組む予算がなかったんだろ」と素っ気無く言われちゃいました><;
>礼二さん
確かに、撮影順とカット順が激しく違うと、そういう間違いは起こりがちですね。
まあ、ワタシとしては、そういう部分を、気がつきつつも「ニヤッ」っと笑って見逃すという寛大さで見ておりますww
あと、2chにはいろんなのがいますから別に気にする価値もないと思います。
そやつは、ただ単に意地が悪いだけのヤツか、映画の作り方を知らないヤツだと思います。
スペクトルマンは、等身大から富士山をもしのぐデカさにまでなれる、伸縮自在なキャラクターなのですから、巨大戦だけではなく、あえてロケ撮影のみで話をつくるというのは、番組の違った魅力を出すためにも、当然考えられるべき事だと思います。
当時は、まだ特撮ヒーロー全盛の時期ではなく、かつ等身大で活躍する変身ヒーローは、『仮面ライダー』くらいでしたから、なおさら、等身大で活躍するスペクトルマンというのは、新鮮で、意味のある映像になったと思います。
だいたい、金が無いからセットを組まない、というのは、的外れな内容ですよね。前後編で、あれだけのカットをロケーションで撮影する方が、セットを組むよりも時間と手間がかかると思います。セット撮影なら、移動はないわけですしね。