【モグネチュードン登場】
公害Gメンでも earthquake の単語くらい、知ってていただきたい。
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ネヴィラ71が、地震で壊れたモノ全てを、時間とともに元に戻し、地震の記憶を(蒲生譲二以外の)人間の記憶から消去するという、文字通りの“神業”を見せる回。
ネヴィラの言い分では、今回の地震は天災ではなく、ゴリが起こした(猿)人災であるから、元に戻したという。
だったら、ゴリが地球に来たことも天災ではないので、それ自体をなかったことにしてしまえば、全て解決なのでは。番組もなくなるけど。
こういう“神が最後に出てきてハイおしまい”っていう話、最も作ってはいけない話って、昔ワタシは教わったのだがなあ。
違う表現をすると、いわゆる“夢オチ”。
ちなみにこの回、エンディングが、いつもの『宇宙猿人ゴリなのだ』ではなく、『スペクトルマン・ゴーゴー』のアレンジBGMにのって、蒲生譲二が「今地震が起きたらどうしますか?」とか街行く人にインタビューする映像にテロップが被るという、非常に凝った映像。
それは良いのだが、「ゴリの声」「ラーの声」「ナレーター」のテロップが、1秒も出ずに一瞬で消えるという、とんでもないミスも起こってたりする。
劇中、「あ、スペクトルマンだ」「空から消毒薬でも撒いてくれたら良いのに」という公害Gメンに対し、「それどころじゃないんだ」と、地獄耳ぶりを発揮して愚痴を言うスペクトルマン。
これじゃうかつに君の悪口も言えんな。
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