【クルマニクラス・バロンザウルス登場】
まあ、カス野郎は全員死んだらよろしい。
◆ ◆ ◆
作品自体は決してメジャーとは言えない『スペクトルマン』の中にあって、そのコンセプトとともに意外と知名度があるのが、この“クルマニクラス”。
ひき逃げにあったカツオ少年の精神波で実体化した怪獣・クルマニクラス。
クルマニクラスは、ひき逃げ犯を追ってスポーツカーを襲うが、その神出鬼没の能力に目をつけたゴリが、バロンザウルスをさしむけて生け捕りにしようとする話。
まあ、バロンザウルスも、カツオくんのデザインが元になっているので、いわばコイツらは兄弟みたいなものだが。
にしても、クルマニクラスの泰然自若ぶりが笑える。
で、クルマニクラスと対決したスペクトルマンについて「スペクトルマンだってキリキリ舞いだからな」という、公害Gメン。
すんません、本人の目の前ですが。
ラスト、ゴリの円盤に消えるクルマニクラスを見て、「あっ、坊やがゴリにさらわれた」というスペクトルマン。
それは事実誤認です。
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