【手袋のビラビラは宇宙で何かの役に立つのか】
■オープニング、冒頭でスーパー1がVマシンに乗って出てくるときの効果音は、“スーパーワーン”と言っているような電子音です。
■「ここは、アメリカ合衆国にある、今にも特撮で爆発しそうな 国際宇宙開発研究所である」というナレーション。
国際と銘打ってますが、東西冷戦の時代なので、ほとんどアメリカ主体のものだと思われます。
■ここでは、惑星開発用改造人間の研究を、ヘンリー博士を中心に行っている模様。
ブレイン党のハスラー教授ではありません。
ていうか、改造人間よりロボットを作った方が手っ取り早くないでしょうか。
■改造人間に志願する沖一也。その一也に、君は父と母とをなくしているから改造人間になろうとしているのではないかと言うヘンリー博士。
それはつまり、やけっぱちで改造人間になろうとしていると言っている訳で、ずいぶんな言い草です。
■改造手術を受けた沖一也。
スーパー1の姿に変わりますが、枕が高過ぎて、なんだか変です。
■スーパー1は、ファイブハンドのテストをします。
シルバーハンドはスーパーハンド。
破壊力300トンのスーパーパンチが放てるのだそうです。
で、ビラビラには何の意味が。
そして「そのスーパーハンドは、未知の惑星で君を襲うかもしれん宇宙怪物から君を守るだろう」というヘンリー博士。
宇宙には必ず怪物がいるという理論は、ものごっつい偏見と言うか決めつけです。まあ、宇宙をナメるよりは良いですが。
ということは、しばしばスーパー1を苦しめるドグマの怪人たちは、ヘンリー博士たちが想定した宇宙怪物よりも、はるかに強力ということなのでしょうか。恐るべしドグマ。
■レッドハンドはパワーハンド。
50トンの物体を受け止め、それを投げ飛ばすそうです。
300トンのスーパーパンチで粉砕した方が早くないですか。
すると、パワーハンドで鉄球を受け止めたスーパー1の腕に激痛が走ったようです。どうやら、まだ慣れていないからだとういこと。
それならそれで、もう少し重量の軽いもので試したらどうなのでしょうか。
■ブルーハンドはエレキハンド。
電流を発生させることができるので、惑星を探検中に何らかの障害で、機械とかの電流がストップしても、たちどころにエレキハンドで電流を回復させることができるそうです。
で、エレキハンドの電源が落ちたらどうするのでしょうか。
あと、機械を復活させるためには、電圧とかいろんな条件が重なってくるので、単純に電流が流せるだけで用が足りるかどうかは甚だ疑問です。
そのエレキハンドで、暇つぶしに石垣を破壊してみせるスーパー1。
すると、エレキハンドは雷にも匹敵する3億ボルトの電気を発することができるのだぞと、ちょっとキレるヘンリー博士。
そういうことは先に言ってください。
■グリーンハンドは冷熱ハンド。
ゴールドハンドはレーダーハンドで、半径10キロの情報をキャッチすることができます。
半径10キロって、以外に狭くないですか。
しかし、500メートル先のドグマをキャッチすることができました。意外と役に立つようです。
■研究所から、家族の待っている家に帰るというヘンリー博士。
アイダホ 148 →
← 146 オレゴン
ネバダ 78 →
という、かなり適当な立て札が立っています。
国際宇宙開発研究所って、いったいどこにあるのでしょう。
あと、どう見てもそこらへんの日本にしか見えませんが、あくまでここはアメリカなので、お間違えのないよう。
■ヘンリー博士の車を素手で止める猿渡。
助手の人がピストルで猿渡をバンバン撃ちます。人間離れしている技を見せているとはいえ、いちおうこの段階では人間なんですが。
これがアメリカってやつですか。
■猿渡は怪人ファイヤーコングに変身。助手を殺して博士をドグマ基地に連れてきます。
しかし、「バカめー!丁重にお連れしろと命令したはずだぞ」と、ファイヤーコングにキレるメガール将軍。
まあ、ゴリラ(多分)に、丁重にとか命令しても無駄のように思いますが。
■メガール将軍によると、今の地球は「ブタのような人間が、ネズミのように繁殖して、人類を破滅においやろうとしている」状態なのだそうです。
おそらく、自分たちが選んだ人間だけの世界にして、支配するつもりなのでしょう。ネオショッカーも、当初はそんな目的を掲げていました。
■帝王テラー・マクロ。演じるは「仮面の忍者 赤影」で、4シリーズ中、実に3シリーズに、全部違う役(そして全部悪党)で出演した、潮路章です。恐過ぎます。
■ドグマに脅され、コンピュータを破壊する研究員。これで、沖一也はコンピュータの命令で変身することはできなくなったそうです。
ということは、もしコンピュータが生きていれば、スペクトルマンのように、「スーパー1、変身願います」とか言って、変身していたのでしょうか。
ていうか、はじめから自由意志で変身できるようにしていただきたいものです。
あと、改造人間が作れるくらいなのですから、コンピュータくらいホホイのホイと直せないものでしょうか。バックアップコンピュータくらい作っておけば良いのに。
■ドグマに殺されることを悟ったのか、ヘンリー博士は、アリゾナの荒野に繋がる秘密通路にVジェットを用意し、ここから逃げるようにと一也に言います。
そこへ現れるドグマの軍団。まだタイムリミット前なのですが、こちらも殺す機満々のようです。
■沖一也、多少は拳法を使うようですが、とてもファイヤーコングに太刀打ちできるレベルではなかったようです。
それよりも気になるのは演技のレベルですが。
研究所は、予想通り特撮で大爆発です。
■「流れ星消えた、以上でございます」と、メガール将軍の暗号電報がテラー・マクロに入ります。
そんなもん、わざわざ暗号にしないでください。
結局、スーパー1とファイヤーコングは戦わずに、この回は終わりです。
スーパー1始まりましたね!
菊池氏の主題歌が大好きでした。オール平仮名の歌詞テロップには萎えますが・・・「かめんらいだーすーぱーわん」って。小さい子向けなんでしょうけどね。
実はジンドグマ編の方が好きでして・・・ラスボスの元に大幹部4人という敵組織に立ち向かうスーパー1がかっこ良かった^^
10年前、宝島社の「さらば!怪獣VOW」に、TSUTAYA調査のレンタル率が低い(不人気)ライダーはスーパー1だったそうで・・・2台のマシン、チェックマシン、ファイブハンドを装備しているリッチなスーパー1にはどうも萌えない向きが多かったのでしょうか?
平成ライダーシリーズが続いてる現在では、もう不人気シリーズの座を明渡してるかもしれませんね。
>礼二さん
私は特にエンディングが好きでした。今見ると、映像もすごく良いですね。途中で変わってしまったのは残念です。
そうそう、かしがぜんぶひらがなになりましたね。
すかいらいだーのときはかたかなつかってましたが、おーるひらがなっていうのは、ほかにもあまりれいがないかもしれませんね。
でもこれ、ちいさいおこさんにとってもよみにくいようなきがしませんか。
というわけで、どれだけよみにくいか、ためしにぜんぶひらがなでかいてみました。べつにぱそこんがこしょうしたわけではありません(わらい)。
あと、エンディングの
えいえいえいえいえいええい えいえいえい
…って、歌詞を書きゃいいってもんじゃねえだろ(笑)。
スーパー1っていうのは、例えば直近のスカイライダーとか、過去のシリーズの反省点をふまえて作ったと思われますが、シリーズとして、ある程度完成された反面、逆に整理され過ぎて、他のライダーが登場するとか、(良い意味で)豪快な展開というのがなく、いわゆる“ヤマ”があまりないシリーズという側面が、不人気に繋がっているのかもしれません。
また、ジンドグマ編から放送時間がかわったせいで、あまりリアルタイムで見てない人が、意外に多い気がします。
確か、関東では土曜の朝だったようですが、学校週休2日じゃない時代ですし、ビデオも普及してない時代ですからから、見てたら学校遅れますよね。
私のところは遅れ放送だったので、確か金曜の夕方放送でしたので影響なかったですが。私の回りはスーパー1はけっこう人気でした。
とはいえ、私はジンドグマ編は断片的にしか見てないのです。ラストは見ましたが、あまりハッキリ覚えてないので、今後の放送が楽しみです。
ジンドグマの陣容というのも、新しかったですね。幹部5人というのは、組織の強大さを感じさせます。
そのわりに、怪人はなんというかアレですが(笑)。
確かに、マシンが2台あったり、メンテナンスマシンがあったりと、かなり過保護ですね(笑)。
やっぱり、「辛くてもみんなのために頑張ってるな!!!」という感じがヒーローにないと、応援したくなるなるのでしょうか。