宇宙刑事シャリバン 第6話 戦場の森をかける小さな命

赤射する前にネタばらししたらアカンやろ

■若葉山の荒れようを見て「酷い、いったい誰が」と怒りに震える伊賀電。

そこへ、「よー、電ちゃん電ちゃん」と、小次郎さんと千秋ちゃんがやってきます。

きっとコイツらが犯人ですよ。

ところで、千秋ちゃんは、小次郎さんがUFOを見せてやるというので、ノコノコこんな山奥までついてきたようです。

なんて警戒心のない女子ですか。

まあ、違う見方をすると、UFOに興味を持つ女の子というのも、ある意味好感が持てますが。

■すると、木が倒れてきます。その様子を見ている、スキンヘッドのお兄さん。3度目の登場です。今日も出番1カットだけですが。

すると、「殺気、誰かが俺を」とか「視線を感じる」という伊賀電。

そりゃまあ、アナタの後ろで小次郎さんと千秋ちゃんが思いっきりアナタを見てますけどね。

■そうしているうちに、変な連中が音楽で踊っています。

「いるいる、カワイ子ちゃんが」と、はしゃぐ小次郎さん。千秋ちゃんを前にその発言は、若干失礼かと思います。まあ本人が気にしていないので良いですが。

あと、“カワイ子ちゃん”とは、もちろん死語です。

しかも小次郎さん、魂を抜き取られたように踊ってます。

■ファイトラーになって襲いかかる変な連中。

ガイラー将軍、なんだかよくわからない“顔攻撃”です。下手な電撃とかより効きそうな戦法です。

■魔怪獣ヤマガミビースト。頭のカバーは外れたりついたりします。

あと、「イヤァァァァッッッッホォォォゥゥゥゥゥゥ!!」という叫び声が素敵です。

■シャリバンの経歴を調査するドクターポルター。伊賀電は、元は森林パトロール隊員だそうです。

「伊賀電は全ての動物や植物を愛しております。たとえ子鹿一匹でも、命を懸けることでしょう」

「心優しさは、シャリバンめの最大の弱点です」

というドクターポルター。伊賀電のパーソナリティを端的に表したセリフでもあります。

■マドーの罠にはまり、若葉山に戻されるシャリバン。

そこで、ギャバン隊長に応援を頼むリリィ。

ですが、「大変です、シャリバンがマドーの罠に」というリリィの一言だけで、詳しい訳も聞かずに「よし、分かった!」というギャバン隊長。

隊長のくせに安請け合いし過ぎです。

ぶっちゃけヒマですか、隊長。

■電波遮断装置が仕込まれており、コンバットスーツが転送されてこないという檻に閉じ込められる伊賀電。

その中で、ヤマガミビーストとの戦い。

赤射できないと言われたのに、さっくり無視して赤射しようとする伊賀電。当然、赤射できません。

どうやら、他人の言うことを信用しないタイプのようです、この人。

あと、ドクターポルターも、伊賀電が赤射を試みてからネタばらしをした方が、伊賀電の精神的ショックを大きくできたように思います。

それとも、苦心して作った自慢の装置だったので、喋りたくてたまらなかったのでしょうか。

■シャリバンの居所をつきとめるギャバン隊長。

パララララ〜 パッパララッパ〜ラ〜♪

と、高らかに流れる『チェイス!ギャバン』のイントロと共にギャバン隊長が現れます。

そして、檻を破壊し、ガイラー将軍を蹴散らし、ヤマガミビーストに空中キックをかましながら、「シャリバン、赤射だ!」というギャバン隊長。

アンタが蒸着しろよ。

それにしても、元気だなあ、隊長。

■伊賀電はシャリバンになります。

「クライムバスターは、レーザーエネルギーをコントロールして、様々な機能に使い分けることができる」

というナレーションの後、

破壊ビーム
溶解ビーム
ショックビーム
キラービーム

と、その使い分けを公開します。とっても親切。

■「幻夢界発生マシーン、作動!」というドクターポルター。ていうか、

帰るの早っ!

■今回は、レーザーブレードのテーマも、ストリングス抜きのバージョンが使われています。

■今回のクロージングナレーションは「これからも頼むぞ伊賀、戦え電!」でした。

■次回予告、「伊賀と少女の凄まじい格闘」という響きが、若干ヒワイです。
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