【手ブレ補正機能くらい付けれんものか】
第2話。
相変わらず話自体はたいしたことはないので、今回も通常レビューは見送り。
ていうか、第2話にして、もうリタイア寸前なんですけど。
私は凡人なので、良い脚本がないと良い映画が撮れないのと同様、良い作品がないとレビューが書けない人ですから。
ちなみに、『キバ』放送後、1月29日にチャンネルNECOで放送が始まった『電撃!!ストラダ5』については、第1話より通常レビューを書いてます。
つまり、私としては
キバよりもストラダ5の方が作品としての評価は断然上
ということです。
さて、今回もまたまた私の女子識別能力を混乱させる女子登場。バイオリン弾いてる女子と、主人公たちに説教たれていた女子が似ていて、なかなか区別つけ難し。顔の感じも髪の色も似てる。
とりあえず鼻の穴がデカい方が梅宮万紗子という見方で、辛うじて識別。まあ同じカットに二人とも出てきたので、どんなに遅くとも、そこで分かったとは思いますが。
2008年の方の人は髪の毛を真っ黄色にするとか、そのくらい分かりやすくしてくれれば良いのに。
まあ、それに関しては、ただ単に私が年寄りだからということで片づければ良いのだが、問題は相変わらずチョコチョコ1986年に飛ぶところ。
店内で、おニャン子クラブ(うしろゆびさされ組)の『バナナの涙』が流れていることで1986年だと表現しているつもりなのでしょう(ちなみに、この日が1986年の2月だとした場合、確かにこの曲が、アニメ『ハイスクール!奇面組』のエンディングテーマとして使用されたのはこの時期なので、時代考証は正しいと思われる)。
ただ、そこに出てくる人物が、全く1986年していないというのは、どういうことなのでしょう。
80年代後半と現在とでは、女の人の主流メイクや髪型も違うし、ジャケットひとつにしても型が違います。ましてや、あんな髪型した若い男など、この時代にはいないと思うのですが。
まあ、はなっから80年代色を出すのを放棄しているのかもしれませんが、だったら1986年を描く事自体、始めっからするなよ、ということになります。
というか、表現を放棄しているのなら単なる手抜きです。
キバットが風呂の水面に映り込む映像を作るくらいなら、もっと時代を表す映像を作り込むべきなのではないですか。
1986年放送分の『特捜最前線』でも観て、研究してください。
それと、
おニャン子の歌だけで年代を表現しようなんざ、ちと虫が良過ぎやしませんか。
そもそも、今の人はおニャン子の歌なんか知らない割合が高いと思うので、それ自体も、表現としては、もはや失敗の部類に入るような気がしなくもないですが。
おニャン子の歌聞いて懐かしいと喜ぶのは、現時点で30過ぎている人くらいだと思います、多分。
まあそんなところです。あと書くことと言えば、相変わらず主人公の人が、ちょっと油断していると安田さんに見えることくらいでした。