【ほうきくらいちゃんと片付けたらどうなんだ】
■冒頭、女ボス・ラジコン自動車・爆発というシチュエーション。
偶然でしょうが、特捜最前線の『ラジコン爆弾を背負った刑事!』みたいです。
あと、車の速度が時速30キロ以下になると爆発するという爆弾が仕掛けられていますが、当然この回は『スピード』なんかより、断然古い作品です。
ちなみに、こちらも特捜最前線『脱走爆弾犯を見た女!』でも、速度が落ちると爆発する爆弾が、バスに仕掛けられました。
この特捜最前線も『スピード』より古いわけですが、ストラダ5の第2話は、それよれもさらに古いということになります。
■なぜか水槽を見物しているミスター・アスモディ。
エイ可愛いよエイ。
■今度の幹部はメドゥサ人間体 東京No.2だそうです。
話数と幹部のコードネームが常に一致しているとは、なかなか親切設計です。
■アンドロメダ、相変わらず端から見るとアブナい行動をとりながら、何かを見ているようです。
もしこの人が彼女だったら、色々と本当に苦労しそうです。
で、アンドロメダは
品川88
ち 63-●●
という、タンクローリーのナンバーを見ます。
●●の部分は、ぼかし処理がしてあります。
このぼかし処理が、この時点では演出だとは分からないので、最初に見たときは、何か、今放送するとマズいナンバーなので、作品とは関係なく意図的にぼかしたのかと思いました。
例えて言うと、『快傑ライオン丸』のゾンビーの回で、エンディングの一部出演者テロップがぼかし処理してあったのを見たくらいの衝撃です。
まあ、今回に関しては“そこだけ確認できなかった”という演出でした。
そりゃそうでしょう。もう何十年前の車のナンバーを隠す必要なんか、普通に考えたらありませんからね。
それにしても、ピンポイントである部分だけ見えないというのも不便です。
■レースの練習後、車から降りてくるペガサス。って、
スポーツの後にいきなり炭酸飲料を飲むんですか、この人。
あと、やはりストラダ5とペ●シコーラは、何やら密接な関係にあるのかもしれません。
そして、喉を潤しながら「父さんの仇は必ずとってやる」と強く心に誓うペガサス。
それは別にいいのですが、ペ●シコーラを片手に、親父さんが殺されるところとか、ミスターアスモディの顔とか、あまり真剣な回想をしないでいただきたいものです。
だいたい、親父さんが死ぬところを、アナタは確か直接は見てないはずですが。
■ジュピターから招集がかかるストラダ5の面々。
それはいいのですが、ルナ、ものごっつい勢いのまま水道出しっ放しです。
公共マナーのかけらもありませんか、この人たち。
■「アンドロメダのテレパシーが予知した内容だ」というジュピターに、「またテレパシーか」と、馬鹿にした口調のペガサス。
だから、テレパシーと予知能力は別物なんだってば。
■車のナンバーの一部が見えてないことについて「テレパシーって一瞬なのよ」と言い訳をするアンドロメダに、「やれやれ、意外と不便なもんでござんすね」というアポロ。
確かにそうですが、出来もしない人にあまり言われたくはありません。
それと、第1話に続いて、この集合シーンはアフレコではなく同時録音が行われています。
宍戸錠の都合でしょうか。
■原子力エネルギー研究所に、核廃棄物を運ぶためのカモフラージュとして使われているタンクローリーを狙っていたビッグノヴァ。
その研究所にやってくるペガサスとオリオン。それを見た幹部は、慌てて部下にふたりを襲撃させます。
しかし、この時点ではペガサスとオリオンは、ここのタンクローリーをビッグノヴァが狙っていると気づいているとは限りませんし、実際まだ“可能性のある残り2台のうちの1台”という認識しか持っていません。
したがって、ペガサスとオリオンに対して何の行動もとらずに、知らんフリしてタンクローリーだけ発進させれば、ふたりはビッグノヴァに気がつかず、計画は大成功だったのではないでしょうか。
敵がいたからといって、むやみやたらに攻撃を仕掛けるのは、素人のやることです。計画が第一なのですから、ここではストラダ5をほったらかすべきでした。
東京No.2、甘い幹部でした。この幹部に任せた時点で、計画失敗間違いなしです、ビッグノヴァ。
あと、タンクローリーはどこまでノンストップで走る計算だったのでしょうか。ここらへんで急ブレーキかけたら、アンタらもお陀仏ですが。
■タンクローリーを追いかけるストラダ5に「今更慌てたって遅いわ、ビッグノヴァの恐ろしさをたっぷり味あわせてやる」という幹部。
まあ、ビッグノヴァの恐ろしさを思い知るのは、他でもない自分なんですけどね。
■爆弾が仕掛けられていることを知らされ、「俺、女房も子供もいるんだよ」というタンクローリーの運転手。
この状況で、ずいぶん気の利いた返答ができるものです。
■タンクローリーのハンドルを握るオリオンですが、いくら止まれないからと言って、車止めをけちらしたり、逆走して対向車を危険な目に遭わせたりと、やりたい放題。
やっぱり、この人たちには公共マナーのかけらもないようです。
■車の下に潜って爆弾を発見するも、「ちくしょう、強烈な磁力でくっついてやがる、こうなったら震撼を外すしかねえな」と、とっても説明的で親切設計なセリフを言うペガサス。
ていうか、そんな強烈な磁力なら、爆弾が外れる外れないの前に、爆弾に仕掛けてある回路の方がイカれたりしないのでしょうか。
スピードの変化を感知するということは、それなりの回路が仕込んでであるはずですが。
■ビッグノヴァに襲撃されて、右肩を負傷するルナ。
どうやってビッグノヴァがルナの走っている場所を知ったかは謎ですが、ルナにとっては1台だけ運転席丸出しの車に乗っていたことが、ここに来て仇になった形です。
■そこへ援護に駆けつけるアポロとアンドロメダ。
アンドロメダは、ペンダント爆弾を使います。
いいわね、いくわよ!!
■タンクローリーが爆発しても死の灰が空中に飛び散らないように、いざとなったらタンクローリーごと海の中に突っ込んでしまおうと考えるオリオンとペガサス。
すんません、海は汚染されまくりなんですけど。
■タンクローリーを奪い返そうとするビッグノヴァ。しかしそこに駆けつけるルナ。
いつの間にか着替えてますが、その暇があったらもう少し早く来れたんじゃないですか。
■少しテープの回転スピードを落とした主題歌インストが使用されています。
■片腕をケガしているというのに、走っている車の下にしがみついて、爆弾から震撼を抜こうとするルナ。超人ですか、この人。
■危機一髪の状況になったペガサス。しかし、銃の先が尖った武器になって、危機を脱します。
隠し武器とは卑怯な!!
■任務に失敗して処刑され、組織の恐ろしさを思い知った形の東京No.2。
ただ、誰がどこから狙ったか知りませんが、幹部にナイフを命中させる、そのコントロールがあるならば、その場でストラダ5を5人まとめて片づけた方が、てっとり早いような気もしますが。
■「ストラダ5の諸君、いずれまた会おう、ハハハハハハ!!」と、バカ 高笑いとともに去るミスター・アスモディ。
それに対し「親父の仇をうってやる、出て来い卑怯者!!」と叫ぶペガサス。
隠し武器を堂々と使うアナタに、あまり言われたくはない気もします。
■アンドロメダに「ひょうたんなまず」と言われるペガサス。
なまずではありません、アマゾンの大トカゲですよ。
ていうか、
さっき飛び降りた、女房も子供もいるタンクローリーの運転手は無事だったのでしょうか。