【歴史的仮名遣いが読めなかったらどうするつもりだったのか】
■今回も長官の出番ありません。
あと、この19話と20話はストーリーの根幹に関わる回ではありませんが、監督は雨宮慶太です。
ちなみに、幼い香役の小出由華は、のちの『エクシードラフト』第1話や『ビーロボ カブタック』に出演しています。
■街で買い物をしていると、占い館のドアから「ジェットマンの方達」と呼び止められる竜・雷太・香・アコ。
ドアが呼んでいるだけでも十分不審なのに、「私たちってけっこう有名人ね」とアコちゃん。そしてノコノコとドアを開けて入っていきます。お気楽過ぎです。
お願いですから、ジェットマンの方々と呼び止められた時点で、何かあると気がついてください。
あと、いつも律儀についてきている凱は今日はいません。まあ、その方が賢明だと思います。
■「見えます、あなたの不吉な未来が」と、香の未来を予言する占い師リリー。
確かに、最近変な男に言い寄られているので、それだけでも十分未来は不吉だと思います。
■占いを気にしながらもオペラを見に行くという香。じいやに「車お願いね」と言います。
自分で乗るんなら、自分で用意したらどうでしょう。まあ免許持ってなかったかもしれませんが。
■かつて、じいやが香お嬢様のために一生懸命考えた『香ちゃん憲法』という、お約束があった模様。
かなり余計なお世話です。
ちなみに条文は
だい一じょう ごあいさつはげんきよく
だいニじょう ごはんのあとははみがきしませう
だい三じょう よくあそび よくまなべ
だそうです。
■そんな中、占い師から電話がかかってきて「車があなたを狙っている」と警告します。どうでもいいですが鹿鳴館家、個人情報漏れ過ぎです。
■予言を気にして、車には乗らずに歩いて外出する香。
しかし、子供の乗ったおもちゃの車や、飛んで来る車の看板に遭遇してしまいます。
そのうち車だん吉とか出てきそうな勢いです。
■その場を逃げ出そうとして、勢い余ってカード式公衆電話にぶつかる香。受話器に音量調節ボタンのついた上位機種です。さすがは東京。
あと、ダ●ハツの看板目立ち過ぎです。
■自分が死ぬ光景を見せられる香。
にしても、棺桶と花まで用意してくれるとは、バイラムもなかなか親切なところがあります。
あとイエローオウル、いくらなんでもガニ股過ぎやしませんか。
■死ぬ光景を見せられて落ちこんでいる香のところに、ノコノコ現れる凱。
まあ、心のスキをついて女をものにするというのは、男として常套手段ではあります。
ただ、そのヘルメット臭くないですか。
■よりによって自分が死んだところへ連れて来られて逃げ出す香。凱には訳が分からないようですが、今度ばかりはアナタから逃げた訳ではないので安心してください。
■バードブレスの通信を聞いて、「いちおう報告しておきます」と、内容を香に伝えるじいや。
どうせ報告するなら、茶を入れる前にしていただきたいものです。
■「予言しよう、今日が貴様らの命日だ」とジェットマンに言うウラナイジゲン。
自分の命日になるくせに、ずいぶんデカい口をたたく水晶玉です。
■戦えない香に「何を甘ったれている!」と、木刀を持って現れるじいや。
ただ、般若のお面だと、角が邪魔で木刀振り辛くないですか。
■香ちゃん憲法第9条を香に思い出させようとするじいや。
幼い香の映像が随所に入りますが、第9条を思い出せない幼い香がたまらなく可愛いです。
で、第9条とは「じぶんのことはじぶんですること」だそうです。
だったら、やっぱり車の準備も自分でするべきだったのでは。あ、免許無いんでしたっけ。
■「貴様らの運命はもちろん死だ」というウラナイジゲン。どうでもいいですが、ずいぶん使い込んだカードです。
■4人のピンチに駆けつける香ですが、そのすごい格好でベイブリッジまで来ましたか。
ちなみに、この回から第2回録音分の音楽が使用されていますが、香登場の時の曲は、その代表的なもの。
妙にブラスの音が太いのが、第2回録音分音楽の特徴です。
■当然、今日の「鳥人戦隊!」担当はホワイトスワンです。
■『ゲームじゃないんだぜ』歌入りが使用されていますが、
右だ!OK!
左だ!all right!
の部分が、さりげなく実際の画面とリンクしていたりします。恐るべき宮葉選曲。
彼の選曲が上手いのは今更言うまでもありませんが、この回は特にその上手さが際立っていた感があります。
■今日はジェットイカロスの出番ありませんでした。次元虫にやる気がなかったのでしょう。
■ラディゲさんは、ジェットマン劇場を堪能されたようです。
■着飾って現れる香ですが、私はアコちゃんのナマ足にしか目がいきません。