【南米支部はどうでもいいのか】
見所:
脚本上も演出上も待遇の悪いオーレンジャー。
なのに、ひとりだけ優遇されているさとう珠緒。
妙になで肩のオーレッドと、妙に小柄なオーブルー。
どうみても顔が神田川俊郎のSSスタタンゾ。
南米にも支部があるという、ショッカーのようなU.A.O.H.(うあおー)
やっぱり宮内洋。
水谷リカ。
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戦隊VSシリーズの2作目。宇宙暴走族ボーゾックと手を組んだマシン帝国バラノイアの残党・バラモビルと、カーレンジャー・オーレンジャーが戦う話。
今回は、オープニングの始めに『激走戦隊カーレンジャーvsオーレンジャー』とロゴが出るので、これが正式タイトル。
前作ではオーレンジャーとカクレンジャーとの直接対決はなかったが、今回はカーレンジャーとオーレンジャー、オーレンジャーロボとRVロボが対決しているので、本当に“VS”となっている。
また今回、主役戦隊とゲスト戦隊の配色が完全に同じなため、中盤、海岸でカーレンジャーとオーレンジャーが戦うシーンなどは、パッと見ではどっちの戦隊なのか区別しにくく、それがまた面白い。
ただ、脚本が浦沢義雄だったせいか、オーレンジャーの扱いがかなりぞんざい(に見える)。
オーレンジャー本編にも、上原正三脚本によるギャグ編は数多くあったが、浦沢脚本にかかると、やはりかなり異質に見える。
よって、オーレンジャーファンが見ると、気分が悪くなると言うか、癇に障る恐れあり。
そんな中でも、宮内洋参謀長は大活躍。やっぱりスゴいぞ、この人。
なお今回は、暴走皇帝エグゾス登場からゾンネット離反までの間に、TVシリーズ中に起きた出来事として、解釈することが出来る話になっている。
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