【実は酒豪だったらどうするつもりだったのか】
■小田切長官、第9話にして早くも出番無しです。
その代わりと言っては何ですが、後の特撮シリーズに度々登場することになる、百地千寿ちゃんが出演しています。
■今回の次元獣、ファッションジゲンという名前ですが、ぶっちゃけミシンジゲンにしか見えません。
■鏡に映った自分を見て「俺かぁ」という警備員。それくらいでビビっていては、この仕事は務まらないような気がしますが、大丈夫なのでしょうか。
あと、ファッションジゲンが服を縫う時間がけっこうあったと思うので、その間に抵抗するなり仲間に通報するなりできたと思うのですが。やはり警備員には向いてないのでしょうか。
もっとも、この後の行動でクビになる可能性大ですが。
■ヘアムースを無駄遣いする雷太に「ったくヘアメイクも出来ない奴が女とデートだぁ?世も末だぜ」という凱。
アナタみたいな人がジェットマンやってる時点で十分世も末だと思います。
■さっちゃんのことを「デートとかね、そういうやましい関係じゃないんだよ!」とムキになる雷太。
これからやましい関係になる気満々のくせに。
■道路に「まきちらすな!」という看板がありますが、何をまきちらしてはいけないのか気になるところです。
■街を五月蝿く走り回る奴の格好を見せられ、「私には理解できぬファッションですが」というファションジゲン。
ミシンジゲンの分際で何を言うか。
■ファッションジゲンの作る服は、それに合わせて人間を変えるそうですが、このお巡りさんの場合は、服のせいというより深層心理が露呈しただけのような気がします。
■泥んこレースで優勝したら、お嫁さんになってあげるという約束を、さっちゃんが覚えているかな、という雷太。
覚えている道理がないと思います。
あと、ただの泥んこレースなのに、選曲が壮大です。さすが宮葉勝行。
■レストランでの注文にまごつき、「ライスカレー大盛り、卵乗せたの」と言い、ウェイターに「えーっ?!」と言われ、ひるむ雷太。
イエローの系統を受け継ぐ者のくせに、情けない奴です。
もしキレンジャー・大岩大太なら、
「カレーライス大盛り5杯じゃ!
何?カレーはなか?!
だめじゃだめじゃ、
カレーがなきゃレストランじゃなかとよ!」
と、毅然とした態度をとると思います。
■“こういう時は男が奢るもんだ”という凱の言葉を思い出して、財布の中身をチェックする雷太。
見事に1000円札のオンパレードですが、1枚くらい万札を持っててほしいものです。
ちなみに、この頃の1000円札は夏目漱石です。
■バイラムの襲撃に雷太を呼ぼうとする竜、しかしそれを止める凱。
「雷太を呼ぼうってんならやめてくれ、アイツの場合、デートなんて一生に3回くらいしか無さそうだしな」という凱。
思いやりがあるのか、ただの悪口なのかよく分からない発言ですが、まあいいでしょう。
■東京デートマップのイメージで雷太を連れ回すさっちゃん。
それはいいのですが、本のイラストの男と雷太とでは、かなりかけ離れたイメージです。
さっちゃんなら、その気になれば男の方からいくらでも寄ってくると思いますが。意外と欲がないのでしょうか。
■酒を飲んで気分が悪くなったさっちゃんに「飲めない酒なんか飲むからだよ」という雷太。
亭主と別れた奥さんとでも会話してるのでしょうか、この人。
■「僕の知ってるさっちゃんは、タンポポみたいな女の子だった。
根がしっかりしていて、黄色い花は小さくてとても可愛らしい。
だけど、今のさっちゃんはまるで造花だ!」という雷太。
それって、“僕の好きな女の子は、オ●ニーもセッ●スもしないんだ”と言っているのと、実質的に変わらないような気がしなくもありませんが。
■スナイパーファッションを着たさっちゃん。サングラス良く似合ってるじゃないですか。
■さっちゃんに銃で撃たれ、「どうしたんだ、さっちゃん?!」というイエローオウル。
さっきの仕返しに決まってるじゃないですか。
■イエローオウル、梟なのに蛙飛びです。
■「人間を洋服なんかで変えることは出来はしない、なぜなら、人には心があるからだ!」というイエローオウル。
もっとも、人が“心”を保つためには“形”が必要なので、そのために、人は服という形を求める、とも言えるんですけどね。
■「みんな、おまっとーさーん!!」と、でかい岩を持ってくるイエローオウル。毎度のことですが、
どっから出したんや。
■石を投げられ、「やめろ、石はダメだ」というファッションジゲン。
次元獣のくせに石も縫えないとは、たいしたことの無い奴です。
■ファッションジゲン、巨大化しても何もできずにあっさり負けました。しょせんはミシンジゲンですか。
■さっちゃんに「手紙書いてね、電話もかけてね!」という雷太。
そのくらいお前がしろよ。