【けっして正義のヒーローが死ねとか死んでも口にしてはいけません】
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唐突に最終回です。いつもと違うサブタイトル音楽がなんだかイカします。
ジープに曲乗りするチコがとってもキュートです。調子に乗って急ブレーキで体振られてたみたいですが大丈夫でしたか。
先週先々週と加勢に来た一文字隼人と風見志郎は役者のスケジュールの都合違う活動をしているので来れないそうです。「あたしたちがいるじゃない」と言うマコですが頼りになるかかなり不安です。神敬介とおやじさんたちは二手に分かれてゴッドの本部を探します。
ピンクのセーターがピッタリ貼りついたチコのオッパイに目が釘付けになっていると、見るからにゴッドの怪人が変身してそうなあやしいおじいさんが現れ、孫が急病だから助けてほしいと言います。不審に思うおやじさんでしたが、お人好しのマコがさっさとおじいさんを車に乗せてしまいます。やっぱり頼りになりません。
おじいさんの案内で、見るからに人の住んでなさそうな廃屋に連れてこられるおやじさんたち。そこで待っていたのはサソリジェロニモジュニアでした。胸の「JR」という文字がちょっと恥ずかしいです。てかせっかく最終回なのに実質再生怪人ですか。新しい怪人をデザインする時間がなかったのでしょうか。おやじさんたちは人質です。
COLでは神敬介が3人の帰りが遅いといぶかしがっています。スケベおやじがふたりまとめてラブホに連れて行ったという選択肢は無しのようです。そこへジーブが戻ってきますが無人です。サソリジェロニモジュニアのさそりが、3人を助けたければ残り1枚の設計図を持ってこいと言います。
1カットで取引場所に現れた神敬介。そこにはおやじさんたちが捕えられています。逆さ吊りにされているマコを見るとなんだかとっても興奮しますハラハラします。
設計図を渡す神敬介ですが、サソリジェロニモジュニアは3人を渡さず神敬介を八つ裂きにすると言います。神敬介にロープをくくりつけてバイクで引っ張るつもりのようです。よく見るとゴットのくせにバイク1台1台に普通のナンバープレートがついてるのが可愛いです。しかし神敬介はXライダーに変身し、戦闘員を蹴散らしてサソリジェロニモジュニアと対決します。
救出されて勝負を見ていたおやじさんはサソリジェロニモジュニアのバイクの腕に感心しています。スカウトしますか。
しかし、Xライダーはサソリジェロニモジュニアの一撃を受け、爆発してしまいます。
落ち込むおやじさんたちに、サソリジェロニモジュニアは地球の最後を見せてやると本部の前まで連れてきます。そこへ死んだフリ作戦の神敬介が出現、本部に乗り込みます。
しかし中はキングダークが動き出した後でした。そしてややフライング気味のチコマコの悲鳴とともにキングダークが姿を見せ、アイキャッチ音楽なしでCMです。CM明けもアイキャッチ音楽ありませんでした。
キングダークと対決するXライダー。キングダークは赤マジックで書いたような破壊光線や、ジャイアントロボばりのミサイルを出してみせたりします。クルーザーアタックも派手に吹き飛ばされます。
Xライダーはキングダークの口から内部に潜入しようと、クルーザーごとキングダークに食べられます。
内部を進むXライダー。BG音がなんだかとっても素敵です。Xライダーはついにゴッドの正体をつきとめます。それは呪博士というなんだかよくわからない白いオッサンです。こんなのが初期のゴッド総司令だったのでしょうか。声は違いますが。どういう事情か不明ですが、どうやらゴッドの実態は、第1話のナレーションとはずいぶんかけ離れたものだったようです。
東京をほっつき歩くキングダーク。「Xライダーは中で何してるんだ?」とおやじさん。
…刺されてました。
見事にサソリジェロニモジュニアに体を貫かれたXライダーですが、根性で戦います。そして背中を突き抜けた刃先でサソリジェロニモジュニアを突き刺すという荒技まで見せます。
自分を殺せばキングダークが爆発してお前も死ぬぞという呪博士ですが、「覚悟の上だ、ふたりとも死ねー!!」と二人をブッスリとさします。私も特撮ヒーロー番組をたくさん見てきましたが、はっきり「死ね」と言ったのはこの時のXライダーくらいでしょうか。
キングダークは首やら腕やら飛ばしながら最終的に爆発します。
クルーザーといっしょに。
Xライダーが死んだと思い、チコマコとおやじさんは悲しみます。マコのブラのラインに見とれていると、おやじさんが一通の手紙に気がつきます。神敬介からでした。ゴッドを倒した神敬介は、先輩ライダーと同じく旅に出るそうです。
ところで名前の漢字思いっきり間違ってますが。
そして過去の場面とともに番組は終わりです。今となっては涼子さんやアポロガイストもとっても懐かしいです。キクロプスやアトラスも出てきますが、アリカポネはあまり懐かしくありませんでした。