【けっして最高幹部が天井に貼り付いてはいけません】
オープニング、再生怪人が出て来るおかげでなんだかやわくちゃになってますが、正しくは
アキレスの声 辻村真人 ではなくて 八代駿
プロメテスの声 市川治 ではなくて 西崎章治
メドウサの声 西崎章治 ではなくて 槐柳ニ
です。辻村さんはこの回出てきていませんがどうしてこうなったのだろう?
あと「小板チサ子」が「小板チサコ」表記に変わります。一画減ってますがその方が良かったのでしょうか。
それに加え、この回の劇中に使われている音楽、ほとんどがテープの回転数が遅いです(中江さんの声も遅いようだが?)。テレビ番組は分秒はもちろんフレーム単位まで長さが決まってますが、放送に支障はなかったのでしょうか。余計なお世話ですが。
アポロン第二宮殿でアポロガイストが射撃訓練です。毎日3時間とはご苦労なことですが、そのウエスタンみたいな格好も訓練の一環でしょうか。結局帽子投げてるし。被らなきゃいいじゃんかよ。
そうこうしているうちに、ベニヤ板で作った的の真ん中を外します。どうやら3日前から指の感覚に狂いが生じているようです。コーヒーカップも持てません。
お体の調子が悪いのではと気づかう警備員におれはアポガイストだぞというアポロガイスト。警備員、恐縮して去るのはいいですがコーヒーは下げないでいいですか。
アポロガイストは、自分の再生手術をした宮本博士の元へ行きます。わざわざ天井にはりつかなくても普通に堂々と玄関から入ればいいように思います。あと宮本博士、部屋に酒置きすぎです。酒豪でしょうか。
アポロガイストの体の不調は予見されたものでした。そして再生手術は自分とハヤタ博士の力がないとできないといいます。
川上博士じゃなかったですか。
しかしアポロガイストはハヤタ博士を殺しています。あの時のせっかちな行動が文字通り命取りになっています。
アポロガイストはオレのメカ部分だけでも改造しろと言いますが、完全にロボット化してしまうのもひとつの手ではあります。
宮本博士は、Xライダーのパーフェクターを心臓に組み込めば命は助かると言います。あの部品にそんなすごい機能があるとは驚きです。単なる配線隠しかと思ってましたが。
それを聞いたアポロガイストは宮本博士もさっさと殺してしまいます。結局文字通り死ぬまでせっかちな人でした。
宮本博士、手術は自分にしかできないとか適当なことを言っておけば死なずにすんだかもしれないのに。多分頭はとってもいいんでしょうが、生きるための小ズルさはなかったようです。
相変わらず神敬介にレーサー魂を仕込むおやじさん。そこへヌボーッと死んだはずの宮本博士が現れます。宮本博士がおやじさんを襲っているところに神敬介が戻ってきて助けます。「なんだ、知り合いか」と言うおやじさん。
知り合いも何も、一度化けました。
宮本博士は、アポロガイストのメッセージを伝え、爆発しました。泡を出す意味はよくわかりませんが。
チコマコの危機と知り立花コーヒーショップに戻る神敬介。しかしそこには倒れているお客さんがいるだけでした。相変わらずここの店にくるとろくなことが起こりません。
そこにアポロガイスト人形です。わざわざ自分用に作ったのでしょうか。アポロガイスト人形は神敬介に、アポロン第二宮殿への地図を渡します。すると、倒れていたお客さんが起き上がってゴッドの怪人になります。アキレス、前沢範ユリシーズ、プロメテスです。怪人たちは、アポロガイストに命の炎をわけてもらって生きかえったそうです。
アポロガイスト、他人を生きかえらせてる場合でしょうか。
ちなみにアキレス、プロメテスは元の通りの声優さんです。ユリシーズは沢りつおさんですが、せっかく録音に来てるなら市川さんにやってほしかったです。
人の店で神敬介対3怪人の大格闘が始まりました。密室なので、ユリシーズご自慢の殺人スモッグを吐けばイチコロのような気がします。当然他の二人も巻き添えですが。
神敬介はXライダーに変身、そのままCMです。
ユリシーズはライダー電気ショックで退場。プロメテスは、アルセイデスに通用したので気を良くしたのかライドル脳天割りで体まで割られて爆発です。
ひとりになったアキレスは逃げますがXライダーに捕まります。もはや強かった頃の姿のかけらもありません。
Xライダーはアキレスをたきつけてアポロガイストに接近しようとします。アキレスに「たとえゴッドの怪人でも、命は大切にするもんだ」とおやじさん。ずいぶん適当なことを言う人です。
おやじさんのジープで神敬介とアキレスがアポロン第二宮殿に向かいます。はたから見るとラブラブデートみたいです。あと、これなら宮殿までの地図は要らなかった気がします。
店に戻ったおやじさん、さっきゴッドに店の賠償でも請求したいと言っていた願いが通じたのか、アポロガイストが「それだけあれば店の修理に足りるかな」と札束をよこします。カウンターをカッコつけてまたぐアポロガイストですが、今までその下に隠れていたのでしょうか。
おやじさん、ほうきではアポロガイストにはかないません。
アポロガイストは、店の修理費とは別に神敬介の香典まで別にくれるという親切なところを見せて、おやじさんをさらいます。
まんまと第二宮殿に潜入し、アポロガイストの元へたどりついた神敬介。せっかちなアポロガイストはアキレスがパーフェクターを持っているとも知らず、アキレスをさっさと殺してしまいます。
ついでに、さっき神敬介はアキレスの命を助けてやると約束していましたが、目の前であっさり見殺しです。
チコマコを探す神敬介ですが、古典的な手にあっさり引っかかります。すると「娘の代わりはちゃんといる」と、ヘラクレス、クロノス、ケルベロスの登場です。ずいぶんありがたくない代わりの人たちです。
ヘラスレスは元の通りですが、ケルベロスはずいぶん声がかん高くなっています。
神敬介はXライダーに変身、必殺キックでケルベロスはあっけなく退場です。5万ボルトの電気はどこへいったのでしょうか。
続いてヘラクレスもXキックで粉砕。実力的にはこんなもんです。クロノスもライダーハンマーシュートで倒します。
ところでライドルはちゃんと取りに行きましたか。
アポロガイストと対するXライダー。「役立たずの能無し共は死んだ」と言うアポロガイストですが、自分で生きかえらせといてずいぶん勝手です。というか、総司令は新怪人をよこしてはくれなかったのでしょうか。
チコマコが人質になっていますが、できればもう少し下から映してほしかったです。
そこへおやじさんが連れてこられます。おやじさんは速攻ギロチンの刑になろうとしますが、クルーザーが邪魔をして、代わりにそこにいたメドウサの首がざっくり落とされます。短い出番と命でした。
ところでメドウサっていちおう女じゃなかったですか。
おやじさんはゴッド戦闘員をけちらしてチコマコを助けます。どうしてこれでジューシャにはかなわないのでしょうか。
Xライダーとアポロガイストの最後の戦いです。アポロガイストは「おれは間もなく死ぬ。その運命からは逃れられない」と言います。半分以上は自業自得のような気がします。
それを聞いて「死ぬ?おまえがか?!」と言うXライダー。一度はアンタが殺したでしょうが。まああれは自爆か。
アポロガイストはXライダーを道連れにしようと、文字通り火だるまになって攻撃ですが、Xライダーにかわされ、Xキックを受けて爆発します。アポロガイストの(今度こそ)最期です。
勝利に浸っていると、キングダークというか呪博士というかキングダークの声が聞こえます。
アポロガイストもいなくなったし、店の修理費と香典で今日はパーティーだとか内心思いながら今回は終わりです。