【決して手ブラで船に乗ってはいけません】
落とし穴にはまったアマゾンは、コンドラーで難を逃れます。もっとも、いったいどこにそんなものを引っ掛けるところがあったのかは謎ですが。
アマゾンは基地内探険を続けまが、今度は横から針が出てきたり、壁に閉じ込められてガスが出てきたりと災難続きです。
そのころ、おやじさんとマサヒコ・リツ子さんは、そこらへんを歩いていました。「アマゾンはどうしたのかしら」とリツ子さん。ちゃんとお嫁に行けるようになったので、多少 人の心配をする余裕が出てきたようです。
アマゾンは壁からなんとか脱出し、ゼロ大帝がいるところまでたどり着きます。姿を現すゼロ大帝。しかしアマゾンには、大して驚いた様子がありません。
それを見て「ワシがガランダー帝国の王者、ゼロ大帝」というゼロ大帝。なんとか驚かせようと必死です。
さらに「ワシの可愛い部下の獣人どもを数多く殺したにっくきやつめ」とゼロ大帝。アンタが処刑したやつもそこには含まれているのでしょうか。
アマゾンはアマゾンライダーに変身。「野望を捨てて、早くこの国から消え失せろ!」とゼロ大帝に言うアマゾンライダー。
他の国で悪さをしても知らんぷりなのでしょうか。
しかし、ゼロ大帝の術で変身が解けるアマゾンライダー。もう一度変身しますが、また元へ戻されます。
「ワシの矛先から出る花火がビームが、貴様のギギの腕輪と同調し、一瞬のうちにエネルギーを消滅させてしまうのだ」ということだそうです。
つまり、アマゾン以外には屁の役にも立たないということですが。
アマゾンを捕えて調子に乗ったゼロ大帝は、ヘリウム爆弾が新宿ファインビル地下で午後1時に爆発すると、とっても親切に教えてくれます。まあ、冥土の土産のつもりだったのでしょうが、ここらへんは指揮官としての資質にやや欠けます。
黒ジューシャたちは、禁煙の文字や消火器がまぶしい地下駐車場の機械室にヘリウム爆弾を仕掛けます。
その黒ジューシャたちが戻ってくるのを待ち構えていたおやじさんは、最後尾の黒ジューシャを捕えて、黒ジューシャに化けます。
もしここに滝和也がいたら、「ずいぶん老けたガランダーだな」と言うこと請け合いです。
黒ジューシャは、前にアマゾンがひっかかった仕掛けを解除しながら進んでいきます。戦闘の白衣を着た黒ジューシャが仕掛けを知っているようですが、もしおやじさんがこのジューシャに化けてたら、一発でバレるところでした。危ない危ない。
あと、瀕死で基地に戻ってきたりする獣人たちも、いちいちここを通って戻るのでしょうか。エラい迷惑です。それとも別の入り口もありますか。
ゼロ大帝の元に戻る黒ジューシャたち(含むおやじさん)。そこにはアマゾンも捕えられています。ゼロ大帝は、黒ジューシャにガガの腕輪を持ってくるよう命令します。
すると、おやじさんの横のジューシャ二人が腕輪を取りに行きます。どうやら最後尾のジューシャは担当ではなかったようです。もしおやじさんが化けたのがこの腕輪担当ジューシャだったら、これまた正体がバレるところでした。危ない危ない。
ただ、ジューシャが腕輪を持って戻ってきた時、他のジューシャは控えているのに、おやじさんだけ棒立ちです。普段ならマズい状態ですが、ゼロ大帝のテンションが上がっていたらしく、気がつきませんでした。ラッキーです。
アマゾンは鎖につながれたまま無理やり変身しようとしますが、やっぱりできません。
アマゾンは「オレが死ねば、一体誰が人類を守るんだ」と、少々デカいことを言います。
他の仮面ライダーがいるじゃないですか。
ゼロ大帝は、ガガの腕輪をアマゾンに近づけます。すると、ガガの腕輪がギギの腕輪にひっつきます。アマゾン、今日4回目の変身です。
現れるアマゾンライダー。もはやゼロ大帝の花火も効きません。どうやら腕輪が合体して、超エネルギーがアマゾンライダーにみなぎっているようです。興味本位でガガの腕輪を持って来させたゼロ大帝最大のミスです。先にアマゾンの息の根を止めるべきでした。
アマゾンライダーはおやじさんに爆弾の仕掛けられた場所を教えます。おやじさんはマサヒコ・リツ子さんとともにその場所へ向かいます。ただ、使う車はナンバーのないガランダーの車です。途中でお巡りさんにでくわさなければいいですが。
アマゾンライダーはゼロ大帝と対決。ゼロ大帝は、物陰に隠れて不意打ちしたりしますが、自分の仕掛けた罠にはまって串刺しになります。
そのころ、新宿ファインビルに向かうおやじさんたち。
どうやら、最大の敵はガランダーではなく渋滞のようです。
なんとかファインビルに着いたおやじさん。ヘリウム爆弾の起爆装置を外そうとします。しかし、基地のリモコンが解除されないと、フタが開かないようです。ところでその工具箱はどこから持ってきたのでしょう。車の中にあったのでしょうか。
爆弾が爆発したときのことを考えて、マサヒコとリツ子さんに逃げろと言うおやじさん。しかしマサヒコは「おじさんが死ぬときは、僕たちも一緒だ」と言います。
まあ確かに、今さらどこへ逃げても同じことですし。
アマゾンライダーは、リモコンの解除ボタンを黒ジューシャに吐かせようとしますが、黒ジューシャは言いません。アマゾンは完全な力技で機械を破壊。めでたく時限装置は壊れました。
すると、白装束を来た万能の支配者とやらが現れました。声はゴッド総司令と同じです。これは私の仮説ですが、おそらくこの者が、ゴッド・ゲドン・ガランダーと続く組織を支配していたのでしょう(厳密に言うとゲドンは別組織の可能性が高いですが)。
アマゾンライダーが白装束を取ると、中身はゼロ大帝でした。どうやらこれが真の姿であり、普段現れていたのは、いわゆる影武者だったと言うことなのでしょう。
しかし腕輪のエネルギーがみなぎっているアマゾンライダーは、スーパー大切断でゼロ大帝をあっさり葬ります。ガランダー帝国の最期です。
戦いを終えたアマゾンは、育ったアマゾンに帰るようです。今まで見たことのない白いスーツを着ています。腕輪はつけていないようですが、おそらく腕輪がふたつになったことにより、着脱が可能になったと考えるのが妥当でしょう。変身が必要になったときは、ゼクターのように飛んでくるに違いありません。
別れを惜しむ仲間たち。悲しむマサヒコに、日本が悪いやつのために脅かされる時、必ずアマゾンは帰ってくると言うおやじさん。つまり、平和な限りは帰って来ないということも言えます。もしかして、このあと現れるブラックサタンやデルザー軍団は、アマゾンの帰国を願うマサヒコの呪いが生んだのでしょうか。
なにはともあれ、これで『仮面ライダーアマゾン』は終わりです。
ところでパスポート持ってますかアマゾン。
こんにちは!
アマゾンの観賞記がついに完結お疲れ様です!
・・・が、モグラ獣人最後の回はやはりつらいですね。期待はしていますが、催促は出来ませんので何卒・・・首を長くして待ちます(^^)
>礼二さん
あ…やっぱり20話飛ばしてるのバレました?
ツッコミどころは色々あるので、いつのも調子で書こうと思えば書けるものの、やはりモグラ獣人の死という事実を前にしては、そんなものかすんでしまいますよね。
人が泣くような映画を見ても鼻で笑っているような私が、必ず泣いてしまうので人前では見れない数少ない作品なので、どう書こうか考え中です。
その後は、すでにたまりにたまったウルトラシリーズとか戦隊とかをどうにかせんとと思ってます。
ウルトラとその他特撮作品については、別サイトを用意するつもりですので、公開準備ができ次第、こちらで告知したいと思います。