仮面ライダーアマゾン 第23話 にせライダー対アマゾンライダー!!

決してスカイラブハリケーンとか言ってはいけません

ヘリウム爆弾の実験に成功したゼロ大帝が、全能の支配者と会話をしています。ただ、「我らが全能の支配者に栄光あれ」の最後の部分が若干投げやりに聞こえるのは気のせいでしょうか。

ヘリウム爆弾爆発のニュースを伝えるテレビ。世界各国は使用を全面的に否定しているそうです。そりゃそうでしょう。

ニュースを聞いたリツ子さんが、マサヒコを起こそうとしますが、布団の中にいたのはサンショウウオです。リツ子さんが驚いている間にマサヒコが戻ってきます。トイレにでも行ってたのでしょうか。

布団にいたサンショウウオは、サンショウウオ獣人になりますが、律儀に腹ばいです。リツ子さんは、そこらへんにあった電話かなにかをサンショウウオ獣人に投げつけます。

意外に効きました。

マサヒコとリツ子さんが逃げていると、タイミング良く車でおやじさんがやってきました。ところでいつのもジープはどうしたのでしょう。車検ですか。

二人の話を聞いて、サンショウウオ獣人と勝手に命名するおやじさん。

獣人サンショウウオだったらどうするつもりだったのでしょうか。

すると、車の前後をガランダーが塞ぎます。そこへ悪役っぽい声で「待て〜」と言ってアマゾンが現れます。アマゾンを見て「どうしてわかったんだ?!」と黒ジューシャ。

そりゃ正体がサンショウウオ獣人だからですよ。

黒ジューシャを蹴散らした腕輪のないアマゾンは、マサヒコとリツ子を隠れ家に連れて行くと言って、おやじさんに車を運転させます。「早く出せ」というアマゾンにムッとした感じのおやじさん。「いつの間にエラくなったんだこいつ」と内心思っているに違いありません。

偽アマゾンは、サンショウウオ獣人の正体を見せますが、車に乗るには大変窮屈そうです。少しダイエットしませんか。

ガランダーは、おやじさんをほっぽり出して、マサヒコとリツ子だけをさらっていきます。

私ならリツ子さんにしか用事はありませんが。

おやじさんがフラフラ歩いていると、本物のアマゾンがやってきますが、おやじさんには信用できません。いずれにしても、木の棒ではアマゾンに勝てる見込みはありませんが。

アマゾンは、にせものにキギの腕輪があったかと聞きます。さっきのは腕輪がなかったのでにせものということです。それにしても、姿形や声までコピーできるというのに、なぜ腕輪がコピーできなかったのでしょうかサンショウウオ獣人。それとも、しばらく腕輪のことは話に出てきてなかったので、存在自体忘れていたのでしょうか。

ちなみに、腕輪のないアマゾンの左腕がアップになりますが、もし夏場だったら、陽に焼けてない腕輪の跡がくっきり見えて悲惨な状況だったかも知れません。撮影時期が真冬でラッキーでした。

マサヒコとリツ子さんが連れて来られたガランダー基地では、ゼロ大帝が「邪魔になるものは殺す」と言いながら、ヒマつぶしに黒ジューシャを何人かサクッと消します。これからひとりでも戦闘員が必要な時に、こんなムダな殺生をしてていいのでしょうか。ここらあたりに、ゼロ大帝の指揮官としての資質のなさが現れている気がします。

ガランダーの行方を追うアマゾン。車を発見しますが、とっても分かりやすい罠に簡単にひっかかり、大爆発に巻き込まれます。

アマゾン、エラい遠くまで吹っ飛ばされて、しかも石に埋まっています。どういう巻き込まれ方をしたのでしょうか。

アマゾンが顔を洗って川を渡っていると、サンショウウオを踏みます。歩く時に全く下を見てないのでしょうかこの人。普通気がつくでしょう。

ていうか、さっき顔を洗った水の中に、サンショウウオの毒とかいうのも解けている可能性大ですが大丈夫でしょうか。

サンショウウオはサンショウウオ獣人になりますが、相変わらず律儀に腹ばいです。

サンショウウオ獣人は、マサヒコとリツ子さんを人質に、変身したら二人の命はないとアマゾンに言います。そしてゆっくり息の根を止めて、ギギの腕輪をいただくそうです。どうやら腕輪のことは忘れてなかったようです。

マサヒコとリツ子さんは、やって来たおやじさんに一応助けられますが、ふたりにはサンショウウオの毒がまわっており、手や顔がサンショウウオ獣人になっていきます。

悔しかったらオレと戦えとアマゾンに言うサンショウウオ獣人。しかしガランダーは、アマゾンと獣人が戦っている間に、ヘリウム爆弾を仕掛けて爆発させるつもりのようです。

自分たちのことはどうでもいいと、健気なことを言うリツ子さん。

ただ、これからサンショウウオ獣人として生きていくくらいなら、ヘリウム爆弾で日本のふたつやみっつ吹っ飛んだ方が良いようにも思います。

アマゾンはアマゾンライダーに変身。そしてサンショウウオ獣人もアマゾンライダーに変身です。相変わらず、にせライダーの方には腕輪がありません。そこまで姿を似せられるなら、腕輪もコピーすればいいと思うのですが。

そして、何より肝心なアマゾンライダーの強さまではコピーできないサンショウウオ獣人。元に戻った獣人は、アマゾンライダーに腕や尻尾を切られても再生しますが、それでエネルギーを大量に使ったのか、同じ場所を二回切られると今度は再生できず、サンショウウオ獣人は基地に逃げ帰ります。

基地に戻ったサンショウウオ獣人。ゼロ大帝は「貴様の仇は必ずとってやる」と言いながらサンショウウオ獣人を処刑します。

最終的に殺ったのはアンタですが。

サンショウウオ獣人が死ぬと、マサヒコとリツ子さんは元の姿に戻ります。「アマゾンがやったんだ、アマゾンありがとう」と大喜びのマサヒコ。

すんません殺ったのはゼロ大帝ですが。

ガランダー基地の入り口を見つけたアマゾンは内部に潜入しますが、毎度おなじみの落とし穴にはまります。底で待っているのは、上手い具合に着地すれば難を逃れられそうな針の山です。「がんばれアマゾン!!」という無責任なナレーションをされても、なんともしようのない格好のまま、次回に続きます。

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