【ヘルメットは大切に】
前回の続き。選曲が大変良いです。
ライダーマンを救出して外に出たV3は、カマクビガメと対決。しかしライダーマンは、自分の力で戦うと、V3の邪魔をします。
そのスキに、カマクビガメは毒ガス攻撃やろくろ首攻撃。V3は、伸びた首にキックをくらわします。カマクビガメが、痛い痛い痛いと言ってる間に、V3とライダーマンは逃げます。
カマクビガメは、団地の住民を毒ガスで殺します。それを発見するライダー隊員。「団地が全滅だ!」と言ってますが、1フロアー見ただけで全滅と決めつけるのは早計のような気がします。
その頃、ライダー隊本部ではライダーマンの話題でもちきりです。デストロンと戦うという目的は同じかもしれないが、違うのはその方法だと言う風見志郎。まあ、一番違うのは能力なんですけどね。
団地が全滅したとの情報を受け、現地に向かう風見志郎。それを結城丈二が尾行します。
風見志郎は、逆に結城丈二に気がつき、手すりの向こうにけんすい状態で隠れます。遅れてやってくる結城丈二。「どこへ行ったのか」と言ってます。
横で思いっきり手が見えてますが何か。
「一体何者なんだあいつは」と言う風見志郎ですが、いつまでそこにぶら下がってますか。
結城丈二は、生き残ったと思われる赤ん坊を助けますが、それはカマクビガメでした。結城丈二はライダーマンに変身ですが、その様子を見て「そうだったのか」と風見志郎。文字通り高みの見物です。
ライダーマンは、ロープアームでビルの屋上へ向かいますが、ぶっちゃけぶら下がっています。あまつさえ、自力で屋上に上っています。やはりジャンプ能力が備わってないと、色々と不便だし、何よりカッコよくありません。
カマクビガメと戦うライダーマン。そこに現れるV3。「罪もない人間を何人殺せば気が済むんだ?!」というV3に、「地上の人間全てだ!!」と答えるカマクビガメ。もっとも本当にそうしたら、世界征服の意味が全く無いような気もしますが。まあ勢いで言ったのでしょう。
V3とライダーマンはカマクビガメと戦いますが、相変わらず息が合わないので、二人のライダーはいったん逃げます。
結城丈二は、自分を助けてくれた助手たちの墓参りです。3人まとめて同じところに埋葬されてますが、別に3人とも天涯孤独というわけでもなかったと思いますので、宗派の違いとか、実家の墓に入るとか、その辺の問題はなかったのでしょうか。
結城丈二が線香をあげていると、風見志郎がやって来ます。「君はなぜライダーマンになったんだ」と風見志郎。「知っていたのか」と結城丈二。まあ見てましたからね。
結城丈二も、「風見志郎、実はライダーV3!!」と、自慢げに風見志郎に言います。結城丈二は風見志郎との協力は断るそうです。能力では遥かにV3に劣るくせに、強情をはることについてはチャージアップストロンガー並みです。
自分の人造アームを取ってみせて「これがぼくの悲しみの姿だ!」と可愛そぶってみせる結城丈二。しかし風見志郎は、結城丈二の目の前で変身。そんな結城丈二の可愛そ気取りをいっぺんに吹き飛ばします。
あと結城丈二、何やらエラく驚いてますが、もしかして「オレは自分でマスクを被らなければならないのに、なぜおまえは全自動なのだ?!」とでも思っていたでしょうか。
V3は、「たったひとつ元のままで残っているのは頭脳だけだ!」と言います。
水をさすようで申し訳ありませんが、第13話で、確かアナタ電子頭脳っていうことになってませんでしたっけ。
「僕には、わからない、わからない!!」と苦悩する結城丈二。それはいいですが、地面に叩き付けるなら人造アーム以外のものにした方が良いですよ。壊れると大変でしょうから。
どうやら結城丈二のために、おやじさんが風見志郎に説得役を頼んだようです。それはそれとして、おやじさんの刈り上げ具合が妙に気になります。
タクシーに乗るユキエさんとシゲルくん。運転手はおなじみ中屋敷さんです。中屋敷タクシーはデストロンで、ユキエさんを連れ去ります。
連絡を受けた風見志郎。マフラーは良いとして、なんでわざわざ上着を着替えるのでしょう。
通信を盗み聞きした結城丈二もユキエさんを助けに向かいますが、風見志郎はそれを止めようとします。そして戦うふたり。サブタイトルは「V3対ライダーマン」ですが、正確には「風見志郎対結城丈二」のような感じです。
変身しなくても結城丈二より強い風見志郎はV3に変身。ユキエさんの救出に向かいます。
V3は、戦闘員の声色を使ってカマクビガメをまんまと外に出します。V3、どうやらマスクの上にマスクを被っていたようですが、よくアンテナが戦闘員マスク内に収まったものです。
そこへライダーマンもやって来ますが、珍しく協力してユキエさんを救出。V3はカマクビガメに飲み込まれてしまいますが、V3脱出パンチという、明らかに今考えたような名前のパンチで、カマクビガメの体を中から粉砕して勝利です。
ライダーマンに握手を求めるV3ですが、ライダーマンは応じず、去って行きます。まさに「ライダーマンよどこへ行く?」といった感じで今回は終わりです。