【ドラム缶は大切に】
オープニング、相変わらず「ドクダリヤン」になってます。
V3対5大怪人。
V3を捕えたシオマネキングとイモリゲス。イモリゲスが「スイッチを押せ!」と言うと、ドクダリアンが「任せろダリリ〜〜」と言いながらスイッチを押します。
すると、V3はシオマネキング・イモリゲスとともに落下。二人の怪人は爆発します。どうやら、はじめから自爆覚悟だったようです。
V3は風見志郎に戻り、ペトンガラスに囲まれた部屋に閉じ込められます。このガラスはV3の力でも破れないそうです。
風見志郎がここに閉じ込められている間に、日本中の人間を皆殺しにしてやると大幹部たち。
東海や東北は相変わらずほったらかしですが。
ガラスに突進する風見志郎。どうやらただ硬いガラスなのではなく、力を分散して吸収するしくみのようです。
本部で風見志郎の身を案じるおやじさん。密かにシャツが変わってます。けっこう衣装持ちなのでしょうか。
ドクトルゲーに向かって「貴様、ワシたちに命令する気か?」と地獄大使がちょっとキレていると、ギラードガンマーの解毒剤を南原博士が作ったという情報が流れます。アナウンスの声は辻村真人さんです。
南原博士の家に、インタビューを装った男がやってきます。中屋敷さんです。やっぱり走り方が若干V3です。
純子さん、メガネですよメガネ!!
一度は男を追い返した純子さんですが、男はズカズカと家の中に入ってきます。そして上着で身を隠すと、仮面ライダーV3ワナゲクワガタになりました。デストロンは、博士に化けたおやじさんと純子さんを連れて行きます。
大幹部たちの中で、地獄大使だけが単独行動をとりはじめた模様。「あいつは我々と違ってそそっかしいところがある」とゾル大佐。しかしドクトルゲーは「指図は受けん」と言います。
地獄大使は風見志郎を見に行っていました。ドクトルゲーの命令がないと扉を開けられないと言う戦闘員に「このワシを誰だと思っている!!」と凄む地獄大使。
ガラガラヘビでしょ。
地獄大使は、戦闘員に武勇伝というか昔話を喋って、扉を開けさせます。すると、風見志郎の姿はありません。逃げたと思った地獄大使はペトンガラスの扉も開けさせますが、風見志郎はV3に変身して、ただ天井に貼り付いていただけでした。こんな単純な手にひっかかりましたか地獄大使。
すると、そこへタイミング悪く他の大幹部たちがやってきます。地獄大使は自分ごとV3を殺すよう言い、誰もためらうことなくゾル大佐が代表して地獄大使にピストルを向けます。
ただ、そんなものでは地獄大使は殺せても、V3には弾き返されるのが関の山のような気がしますが。
首領は、今回の作戦には地獄大使ひとり欠けてもまずいと言い、V3は地獄大使を人質に基地を脱出します。
外に出たV3ですが、ドクダリアンとウニドグマが待っていました。ちなみに地獄大使、大幹部のうちでひとりだけ外のシーンがありました。
ショッカー怪人はあっさり敗退。V3は逃げます。「よくもワシの顔を潰してくれたな」と地獄大使。まあ、その原因は100%あなたがつくったんですけどね。
風見志郎とは入れ違いで、おやじさんと純子さんを乗せた車がデストロン基地に入ります。
ワナゲクワガタに、解毒剤の化学合成式を書けと言われ、おやじさんは三角形を書いて、その頂点にABCとか書いています。デタラメにほどがあります。
メガネっ娘純子さんは目を白黒。「こんなデタラメの方程式で大丈夫なのかしら」と純子さん。
大丈夫な訳ないじゃないですか。
しかし、ワナゲクワガタはそれを見てものごっつい納得し、「これをすぐにコンピュータにかけて薬を作るんだ」と戦闘員に渡します。やはりクワガタには通用したようです。
直後、「変です、南原博士の化学方程式はコンピュータにかかりません」と大真面目に報告する戦闘員。
当たり前です。
てか、そんなことコンピュータにかける前に気がついてほしいものです。
首領は、ニセモノだと承知で、新しい人質としておやじさんたちを基地に入れたのだそうです。さすがは首領。
基地では、おやじさんが何やら適当に液体を混ぜています。突発的にものごっつい薬とかできたりしないのでしょうか。
するとドクトルゲーがやってきます。正体がバレて逃げようとしますが、逆に捕まる二人。ドクトルゲーは、純子さんにライダー隊本部に連絡を取るように言います。「立花藤兵衛が殺されてもいいのか」とドクトルゲー。
試しに「はい」とか言ってみたらどういう反応をするか見てみたいものです。
ドクトルゲーの連絡を受けた風見志郎は、ドラム缶相手に変身。ペトンガラスを砕く特訓のようです。ドラム缶が爆発する時に空中高く何か飛びました。
基地へ急ぐV3を、爆撃が襲います。ものごっつい火薬の量です。やっぱり予算余っていたのでしょうか。
勝った気のウニドグマとドクダリアンでしたが、V3は生きていました。「俺たちで今度こそ始末してやるダリリ〜〜」と立ち向かった怪人たちですが、V3に放り投げられて空中で激突し、ゴロンゴロン転がって爆発です。おつかれさまでした!
基地に入り、「ドクトルゲー、どこだ?約束通り解毒剤は持ってきた!!」と言うV3。
正義のヒーローがウソを言ってはいけません。
床が開いて通路が出てきます。ワナゲクワガタが待っていました。解毒剤を渡しておやじさんと純子さんを助けようとするV3ですが、ワナゲクワガタに輪を投げられ、ガラスも締められます。リモコンで締めつける輪だそうですが、ペトンガラスは電波は通すようです。
そしてドクトルゲーの声が聞こえます。北は北海道から南は九州まで、デストロンの大攻勢が始まるのだそうです。
だから東(略)
作戦の成功を祈って乾杯する大幹部たち。地獄大使とはいつの間にか仲直りしたようです。
ワナゲクワガタは、何を血迷ったか解毒剤を床に叩きつけますが、それが爆発します。ニセモノでした。そのショックでワナゲクワガタがリモコンを落とした隙に、V3はペトンガラスを割って脱出。『不死身の男』インスト初使用です。
ワナゲクワガタは、特に必殺技ではないただのキックを受けて爆発です。意外とたいしたことはありませんでした。
その爆発で基地の起爆スイッチが入った模様。基地はあと30秒で爆発するようです。アナウンスの声は沢りつおさんです。
脱出できず、大幹部たちは右往左往。そのうち基地は大爆発です。
おやじさんは、これでドクトルゲーも死んだと思ったようですが、V3は、まだドクトルゲーは生きていると言います。まあそんなことよりも、純子さんのシャツからブラが透けているのに大興奮しながら今回は終わりです。
おやっさんと4大幹部のご対面があればよかったのに・・・
>影の王子さん
そういえば、それはありませんでしたね。
もし対面したら、アキレスのときみたいに「せっかく生き返ったんだから、悪の大幹部といえども命は大切にするもんだ」とか説教し始めるかもしれませんが。