【シャドウの頭カバー外れなかったりして】
オープニングのテロップ、声の出演のところが4人並びでちょっと窮屈そうです。
ブラックサタン大首領の最後の言葉を気にして、何やら探っている城茂。ちなみにその「自分よりもっと恐ろしい奴らがやってくる」という大首領の言葉は、第26話本編ではカットされています。
変な足音を聞く城茂。するとデルザー軍団のみなさんが歩いています。それを追って洞窟に入る城茂。そこにはドアがあります。城茂、そっと開ければいいのに勢いよくタックルしてしまいます。悪いことにドアの向こうは崖でした。城茂は大転落です。
ドアは静かに開けましょう。
ユリ子は城茂と連絡を取ろうとしますが応答がありません。しかし「ブラックサタンは滅びたんだ。茂だって骨休めくらいしたいだろう」とおやじさん。
その言葉通り、城茂はプカプカ浮かんで骨休めです。
ところで、やっぱりデキてる二人は一緒に行動なんですね。
デルザー軍団のある山、岩が開きますが一体何の意味があったのでしょうか。
基地にはシャドウを含め、デルザー軍団8人が勢ぞろいです。シャドウ、一人だけエラそうに座っています。そんなシャドウに「いつの間にかリーダー気取りだ」と荒ワシ師団長。まあ気持ちは分かります。
まあいいじゃないのドクターケイト。声は曽我町子さんです。
あと、ドクロ少佐の声が最初は沢りつおさんだったのに、急に声変わりして八代駿さんになります。
シャドウが、ライダーストロンガーを倒したものはデルザー軍団のリーダーになれると言ったもんで、誰がその役目をするかで揉めますが、結局鋼鉄参謀がその役になります。魔人たちは、とっても飲みにくそうなグラスで乾杯です。もっとも口のない魔人が何人かいますが。シャドウはそのカバーを外してから飲むのでしょうか。
建設現場を鋼鉄参謀とその戦闘員が襲います。戦闘員は魔人ごとに違うお面をつけて、それぞれ別組織になっています。
デキてるふたりが怪電波をさぐっていると、建設現場から逃げてきた杉本さんが現れます。「まさかブラックサタンの生き残りが」と言うユリ子。それを聞いて「ブラックサタンだかサンタクロースだか知らないけど」と言う杉本さん。第6話で出てきたお母さんと同じこと言ってます。
ユリ子があたりを探すと、鋼鉄参謀の戦闘員と、それを率いる鋼鉄参謀が現れます。しかし、そこへ城茂があっさり復活です。
城茂はストロンガーに変身。ユリ子もタックルになりますが、もはや戦闘員にさえ電波投げが通用しなくなります。
ストロンガーも、電キックが鋼鉄参謀に効きません。ストロンガーはネガ転逆回しでふっとばされます。ストロンガーは、カブトローを呼んでひとまず敗走です。
その様子を、荒ワシ師団長の戦闘員が空から監視していました。荒ワシ師団長に報告する戦闘員。荒ワシ、一魔人の分際で自分専用の基地を持っています。
現場で生き残りを捜す茂たち。すると子供を一人見つけます。どうやら現場の所長さんが、子供だけはかくまっていたようです。ちなみに所長さんは『特捜最前線』等、多数のゲスト出演でおなじみの河合弦司さんです。
あと、この建設現場のシーンは、シャドウの「お誉めにあずかって光栄だな」というセリフ以外、この時期の特撮物としては珍しくアフレコではなく同時録音の音声が使われているようです。
シャドウは城茂に忠告に来ますが、城茂は思いっきり無視ってストロンガーに変身です。シャドウ、ストロンガーの名乗りの間ちゃんと待ってくれます。なかなか紳士です。
シャドウが、お得意のシャドウ分身を見せていると、鋼鉄参謀がやってきたので、勝負を譲ってシャドウは消えます。
ストロンガー対鋼鉄参謀。ストロンガーの攻撃は全く効きません。鋼鉄参謀は「貴様の電気エネルギーを全部地面に吸い取ってやる」と言います。
ちなみに、文法的には『電気エネルギーを全部地面に吸い取らせてやる』か、『電気エネルギーを全部地面で吸い取ってやる』のどちらかが正しい言い回しだと思いますが、まあ改造魔人なのでいいです。
電気エネルギーを失ったストロンガーは、鋼鉄参謀の一撃を受けて、城茂に戻って気絶します。
しかしその城茂を、空から荒ワシ師団長が横取り。城茂を連れて荒ワシ師団長が空中高く舞い上がったまま今回は終わりです。