仮面ライダーストロンガー 第1話 おれは電気人間ストロンガー!!

【そのうち上着足りなくなったりして】

冒頭のシャウトは、城茂を演じる荒木しげるさんではなく、主題歌を歌う水木一郎さんです。

オープニング、もともと主題歌として用意されていた『見よ!!仮面ライダーストロンガー』が不採用になったため、急遽作られたと思われる『仮面ライダーストロンガーのうた』がオープニングに流れます。

ちなみに『見よ!!』のメロディー自体は、アレンジ音楽として劇中の各所で流れることになりますが、実際の主題歌に関してはアレンジBGMはおろかメロオケすらありません(したがって劇中での使用も歌入りかカラオケです)。

オープニング映像は、後に一部変更されるまでのものと大差ありませんが、城茂の改造シーンがなく、ストロンガーと戦闘員のシーンが入っています。

あとオープニング映像で気になることといえば、戦闘員を電気ショックでビイィィンとするカットがいくつもあるのですが、自動車をビイィィンとして、いったい何をしようとしてたのでしょうこのカブトムシ。しかもたいてい、この何だかよく分からないカットに“立花藤兵衛 小林昭二”と入ります。

また、第1話からナレーションが入ってますが、“自らすすんで改造手術を受け”という部分はさりげなくネタバレになってます。

ちなみに第1話は、ヒーロー誕生までが全く描かれず、すでにストロンガーが存在する時点から物語が始まる、いわゆる“倒置”になっています。

海面を滑るように走るホバークラフト。

お客さんの耳からスルメイカが出てきました。

岬ユリ子が添乗員になりすましています。それはいいのですが岬ユリ子、初登場だというのに寝起きの同棲女みたいな頭になっています。お客さんの前に出るというのに、ちゃんと鏡は見てきたのでしょうか。

すると能書きはそれくらいにしろと中尾彬奇械人ガンガルが現れます。

ちなみに(サブタイトルとホバークラフトのシーンは別として)、この作品で最初に流れる音楽は、思いっきり第1作の流用曲です。まあ音楽制作時にある程度の流用ははじめから見越してるとは思いますが、最初から流用というのはどうでしょう。

とはいえ、(私の記憶違いでなければ)確か『V3』の最初の曲もこの曲だったと思いますが、完全な前作の続編である『V3』と、いったんは世界を切っている『ストロンガー』とは、自ずと作品の性格が違うので、この選曲はどうかと思います。まあ、こんなことを気にして作品を見てるのは私くらいなのかもしれませんが。

ホバークラフトをのっとったブラックサタンですが、誰かにつけられます。てかそんな海岸ぎわを走行するからつけられるのだと思いますが。

ホバークラフトをつけていたのはアマゾン城茂でした。城茂初登場だというのに、思いっきり『アマゾン』の音楽です。この選曲もどうかと…。

そのころ、岬ユリ子も「いっちょ上がり!」とか言って戦闘員をやっつけていました。なんかカッコいい。

ブラックサタンの戦闘員がバイクの主を捜していると、口笛が聞こえます。ひとりの戦闘員を指して「おまえか!?」と言う戦闘員。

そんなわけないでしょう。

あと、そのおまえかと言った画面左の戦闘員、まだ第1話だというのにもう耳の先がほつれてますが大丈夫でしょうか。

すると「俺だよ!!」とMEITETSUの文字がまぶしいホバークラフトの天井に城茂が立っています。戦闘員に貴様と言われてちょっとムッとする城茂。

「貴様はないだろう、これから度々お目にかかるブラックサタンの戦闘員諸君だ。名を名乗っておこうか。姓は城、名は茂」

と自己紹介です。わざわざ姓と名を分けて名乗ったのは、名前が短いのでどこで切っていいか分からず、“ジョウシ ゲル”とか思われるのを避けるためでしょうか。

奇械人ガンガルが運転席に行くと、電波人間タックルが乗ってます。奇械人ガンガルは大変驚きますが、いきなりこんなてんとう虫女が乗ってたら、多分誰が行っても驚くと思います。

逃げた奇械人ガンガルは、画面右下で狸寝入りです。まあカンガルーですが。

そこへやってきて「タックルになるのが早すぎるんだよ」と城茂。それはつまり変身してもしなくても大して変わらないということを言いたいのでしょうか。

あと「早ければいいってもんじゃないぜ」と言ってますが、早いにこしたことはない場合も多々あります。

岬ユリ子は「負けるもんか、あんな奴に」と言ってますが、スカートは強風に負けそうなので必死に手で押さえています。ぜひその手をどけて欲しいです。

ホテルで人間体タイタンとぶつかる城茂。タイタンはほこりを払っています。アポロガイストでしょうか。

去って行ったタイタンに「チェッ、キザな野郎だ」と城茂。あなたもあまり人のことは言えませんが。

自室に戻ったタイタンは、今度は戦闘員とぶつかります。タイタンはタバコを戦闘員に押しつけてノックアウト。上着を戦闘員にプレゼントします。そして別の上着を羽織ります。ホコリや汚れを気にする割には、タバコのヤニやニオイはノー問題なのでしょうか。

タイタンが着席すると一ツ目タイタンになります。タイタンは「城茂から目をはなすな」と言います。目のことなら、あなたが一番適任のような気もしますが。

あと、実は目が3つあるとか決して言ってはいけません。

ユリ子を待っている城茂ですがユリ子は来ません。無駄に時間にうるさい男のようです。多分女の子にモテないタイプです。

ユリ子はブラックサタンの植物で眠らされていました。ユリ子を担いでいく戦闘員の前に現れる城茂。自分を呼び捨ての戦闘員に対し、城さんとか茂さんとか言ってほしいもんだなと、ずいぶん亭主関白な発言。やっぱり女の子にモテないタイプです。

逃げてきた戦闘員。「あの若造、また出たのか」と奇械人ガンガルが悔しがっていると、今度は城茂がブラックサタンに上着のプレゼントです。最近こういうの流行っているのでしょうか。

すると「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、悪を倒せとオレを呼ぶ」とおなじみのフレーズで、仮面ライダーストロンガーの登場です。ていうか、多分会ったこともないくせに勝手に仮面ライダーを名乗るとはなかなかいい根性です。

「そのデカい口を二度ときかせなくしてやる!」と奇械人ガンガル。そのデカい角はほっといてもいいですか。

奇械人ガンガル、カンガルーの分際でバズーカ砲とは生意気です。

奇械人ガンガルの形勢不利と見たタイタンは、オートバイ部隊を出動させます。ストロンガーのマシン・カブトローは、バイクアクション重視のため(かつ普段もこのバイクで活動するため)、デザインもかなり簡略化されてますが、いかんせんライトがついてないので、夜道を走るといろんな意味でアウトのような気もしますが、そこらへんは大丈夫なのでしょうか。

ストロンガーを見て「どっかで見たことがある」とタイタン。あれだけ特徴があるんですから、一度見たら忘れないでいただきたいものです。目が三つもあるのに。

ガンガルの正体をつきとめたユリ子ですが、逆にブラッサタンに捕えられます。逆さ吊りにされて顔が紅潮するユリ子。

見てるととっても興奮します。

そこへ城茂登場。「何してたのよ、茂!!」と言うユリ子に、「ほぉ〜おっしゃいますね〜」と城茂。もうこいつモテない男確定でいいですか。

城茂は変身ポーズ初公開。まだ効果音が決まってなかったらしく、腕の動きとは関係なくフィーンフィーンと音が聞こえます。

仮面ライダーストロンガーは奇械人ガンガルと対決。ガンガルは腹の子供をパンチにして攻撃です。これだけ書くとものごっつい非情な親みたいです。いや間違った事書いてないんですけどね。

バネ子供パンチの秘密をライダービデオシグナルで見破ったストロンガーは、電キックでガンガルを倒し、初陣を飾りました。

ラストのタイタン、女連れでバイク乗り回しやがってと言わんばかりの嫉妬顔ですが、結局ブラックサタンが何のためにホバークラフトをジャックしたのかさっぱりわからないまま、今回は終わりです。

エンディング、前作が『アマゾン』だったのを意識したのか、新宿のビル群をバックに、人工物映りまくりの映像になっています。

曲は、もともと『見よ!!仮面ライダーストロンガー』を子門真人が歌っていた関係か、子門真人・堀江美都子版の『きょうもたたかうストロンガー』が使用されています。あと主題歌のテロップが“つっぱしれ!仮面ライダーストロンガー”になっています。

ついでに、これは全くの個人的な意見ですが、今まで選曲がとっても巧みな第1作を全話続けて見たあとで『ストロンガー』を見ると、オーバーではなく正直素人が選曲しているような印象さえ受けます。

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