仮面ライダーストロンガー 第14話 謎の大幹部 シャドウの出現!!

【そのうちトランプ足りなくなったりして】

ブラックサタンの戦闘員が、中に乗っている凶悪犯を連れて行くためにパトカーを狙います。その凶悪犯は、4人殴り殺したのだそうです。銃とかではなく殴ってというところが本当にスゴいです。

中に乗っていたのは丹古母鬼馬二です。丹古母鬼馬二はパトカーから下りてきて戦闘員を蹴散らし、警官を踏みつけます。よくパトカーで暴れなかったものです。

丹古母鬼馬二はゴリラの真似をしながら、ブラックサタンが用意した車に乗ります。戦闘員、きっと内心では「さっさと乗りやがれこのバカ」と思っていたに違いありません。

そこへストロンガーの登場。しかし警官は戦闘員にどこかへ連れて行かれますが、ストロンガーは助けにいく様子もありません。なかなか薄情な仮面ライダーです。

すると、ブラックサタン戦闘員人形部隊の攻撃です。いつもとは違うとストロンガーが思っていると、トランプ吹雪という技をくらいます。

まあ、ぶっちゃけトランプ投げてるだけですが。

ストロンガーの目には、はかったようにスペードのエースとキングが貼り付きます。恐るべきトリックです。

そして今度は、バカでかいスペードのキングがコンクリートに貼り付いたかと思うと、そこから不気味な顔の白い怪人のような男が「よっこらしょ」と起き上がります。ジェネラルシャドウです。

「仮面ライダーストロンガーというのはおまえか」とシャドウ。名を名乗れと言うストロンガーに、「俺の名前を知らぬとは、おまえも余程うかつな男よ」とシャドウ。

実質的に、あたしの名前知らないなんて それでもあんたキンクロン と同じ論法です。

シャドウは、トランプセットがいくつあっても足らないような技を次々と見せたり、剣で戦ったりしますが、またバカでかいスペードのキングの中に消えます。シャドウは、伊香保のおそれ谷でタイタンの葬式があると教えてくれます。

基地に戻ったシャドウ。ジロジロ見る戦闘員を「態度が悪い」とトランプでぶった切ります。見てもいけないとは恐るべき大幹部です。

丹古母鬼馬二はラップやら墨汁やらいろいろかけられて、奇械人メカゴリラになりました。

本日のタイアップ先ホテル天坊からマサオくん・ミツコちゃんとその両親が出てきます。そこで岬ユリ子とすれ違いますが、お父さんはユリ子をジロジロ見ています。好みだったのでしょうか。まあ無理もありません。この後お父さんは、奥さんから耳をつねられたに違いありません。

ミツコちゃんたちは遊覧船に乗りますが、他の客は全員ブラックサタンでした。戦闘員が親子を襲っていると、いつものように城茂の上着が飛んできます。

「ブラックサタン!弱いものいじめはいい加減にしろ!!」と城茂ですが、ストロンガー対戦闘員になると、微妙に弱いものいじめになってるような気もします。

親子が山の中を逃げていると、今度はメカゴリラが待ち受けます。そこへ現れるタックル。このシーンは中の人が違う人になってます。

メカゴリラは、地震パンチとやらで地震を起こします。ゴリラのくせに地震を起こすとは生意気です。

その地震のあおりを受けたストロンガーですが、メカゴリラにキックを食らわせます。ストロンガー、一体どれだけジャンプしましたか。

しかし、マサオくんとミツコちゃんはメカゴリラにさらわれます。ご両親、メカゴリラを見た時は驚いてましたが、ストロンガーなら平気のようです。

ストロンガーとタックルは二人を捜しますが見つかりません。そのとき、釣りをしている変なオッサンを見かけます。「おじさん、子供を二人連れた変な奴見なかった?」と聞くタックル。はたから見るとあなたたち二人も十分に変な奴ですが、まあいいです。

すると、オッサンがヒゲをとっておやじさんになりました。なんで変装する必要があったのかは全くもって謎です。

ストロンガーは、タイタンの葬式を目にします。棺桶にタイタンが入ってますが、非情なブラックサタン、いかにストロンガーに敗れたとはいえ、目が開きっぱなしです。まあ、閉じたくても閉じられないんですけどね。だいたいまばたきしているタイタンなんて見たことありませんから。

城茂が驚いていると、「あのタイタンは生きてはいない」とシャドウが現れます。シャドウは、自分は根っからのブラックサタンではなく、雇われ幹部であることを明かします。

世界一は一人でいいとシャドウ。どうやらストロンガーを今のところ世界一と認めてくれているようです。

早川健は無視でしょうか。

シャドウは、やおら城茂にトランプを1枚引くよう要求します。城茂が引いたのはババです。するとシャドウは、ジョーカーは万能のカードとか言って、子供を放すように戦闘員に命じます。どうやら占いで作戦の方向性も決めるようです。恐い顔して可愛いところがあります。

しかしメカゴリラは子供を連れさり、「お休所 湖月食堂」の看板がまぶしい中、ロープウェイで逃げようとします。ちなみにゴンドラの名前は「こまどり」です。

追いかける城茂、ゴンドラにぶら下がります。荒木しげる氏自らのアクションです。高さはアブゴメスのときほどではないようですが、手袋をしている分危険度はあります。

コンドラで城茂と戦うメカゴリラですが、引きの画面ではメカゴリラに人が入っていません。従って城茂の一人芝居です。なかなか上手いですが。

ゴンドラから落下したメカゴリラですが、しつこく子供を狙います。城茂はライダーストロンガーに変身です。

ストロンガーは、メカゴリラが腕を伸ばした瞬間、動きが止まることに気がつきます。その弱点が生かされたかどうかは分かりませんが、ストロンガーは電キックをメカゴリラにおみまいします。メカゴリラは胸を叩きながら飛んでいき、爆発です。その余力があるなら違う方に向ければ良かったような気もしますが。

ストロンガーにお礼を言うみなさん。しかしストロンガーはあさっての方向を向いています。

大首領に、タイタンの葬式の不首尾を償えと言われるも、「私は葬式のことなどお引き受けしてはいない」とシャドウ。自分が引き受けたのはストロンガーを倒すことだけだと言います。しょっぱなから大首領に口ごたえとは、なかなかたいした奴です。

ラスト、毎度のようにおやじさんが置いてけぼりをくったところで今回も終わりです。

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