仮面ライダー 第82話 怪人クラゲウルフ 恐怖のラッシュアワー

【できればこの秋は高尾山に出かけていただきたい】

ゲルショッカーの基地、完全なるデータから誕生したというクラゲウルフが、ク━━━━━ララ━━━━━言いながら起き上がります。

どうせ電気能力メインなら“クラゲナマズ”とか“クラゲウナギ”とかでも良かったような気もしますが、名前とか格好の緊張感が多少なくなるので、対照的に強そうな動物を選んだのでしょう。

まあどっちにしてもナメクジキノコよりは緊張感あると思いますが。

クラゲウルフは、早坂発電所の門にあったカギを、お得意の電撃で破壊します。

でも門の高さからして、もしかして普通に飛び越えた方が早かったのでは。

クラゲウルフは発電所の人を電撃で燃やしますが、その様子を子供が見ていました。てかここって普通に発電所の敷地内だと思いますが、こんなところで何をしてたのでしょうか。

相変わらず食ってばかりのチョコ姉ちゃん。食欲の秋とか言ってますが、あなたの場合秋も夏も関係ないと思います。

本郷猛は早坂発電所を調べていました。普通こういう場合、余裕で一般人立入禁止になってると思うのですが。しかも本郷猛、遺留品持ち出してます。

クラゲウルフを見た子供が大野剣友会の一味ゲルショッカーの一味に追われます。それにでくわしたミツルは、追われていたトオルくんと入れ替わります。私服が白ワイシャツの子供ってのも珍しいと思いますが、このケースでは便利です。

その知らせを聞いて「滝行くぞ!」と本郷猛。このカット、実は滝兄ちゃんはいないというのはナイショです。

ミツルを捕まえたものの身代わりと分かったゲルショッカー。本物の居場所を言わなければ殺すぞと言っていると、殺すなとクラゲウルフが出てきます。てかどっから出てくるのでしょうかこのクラゲというかオオカミというか何というか。

そこへ本郷猛と滝和也がやって来ます。本郷猛はクラゲウルフの10万ボルトの電流を食らいます。もっとも電流よりも至近距離でク━━━━━ララ━━━━━と叫ばれる方がダメージがあるような気もしますが。

本郷猛は仮面ライダーに変身しますが、まだダメージか残っているため、ライダーニーブロックでもクラゲウルフを仕留められません。

ライダー隊本部に本郷猛が帰って来るなり女子3人に囲まれます。まったくもってうらやましいです。悔しさがこみ上げます。

おやじさんの親友の中村さん、ニセの電話で呼び出されてクラゲウルフに憑衣されます。それはいいのですが、クラゲウルフの声

ク━━━━━ララ━━━━━
ク━━━━━ララ━━━━━

なんかもう完全に洗脳されそうな勢いです。

おやじさんの車、電気が流れているのは静電気という可能性もありますが、キーも回さずにエンジンがかかってるのですから、もう少し驚いてほしいものです。

ライダー隊の本部に中村さんを連れてくるおやじさん。ただ、いかに親友とはいえライダー隊の本部に部外者を連れてくるというのはおやじさんらしくないミスです。

まあ、地獄大使が来たくらいの場所ではありますが。

おやじさん、親友を本郷猛に怪人扱いされてたいそう憤慨しますが、本郷猛が身をもって証明します。クラゲウルフが正体を現した瞬間に照明落ちましたが、ここの電気も吸ったのでしょうか。

新宿。クラゲウルフがヒマつぶしにおやじさんをぶっ叩いている後ろで、女子3人はフトモモ丸出しでスヤスヤおやすみです。とってもムラムラします。

クラゲウルフが雷を起こそうとすると、ボワーンと怪事件が起こったような音楽で仮面ライダーの登場です。自分を仮死状態にすることくらい簡単なことだと仮面ライダー。

まあ、分かりやすく言うと死んだフリですが。

「滝、みんなを頼むぞ」と仮面ライダー。相変わらず女子の皆さんはスヤスヤとおやすみ。とっても楽な役でした。

ゲルショッカーの車を追う仮面ライダー。音楽が“迫るーショッカー”と歌入りになりますが、どっちかというと迫って来たのは仮面ライダーです。

あと、バイクじゃなくて車の屋根の上に乗っても、言葉上は立派に仮面“ライダー”。

仮面ライダー、両手を接触させなければ電気攻撃をくらわないと分かったばかりなのに、それをまともにくらってます。しかし、謎のバック転パンチとライダースイングでクラゲウルフにダメージを与えます。

クラゲウルフ、オオカミよりもクラゲのパーセンテージが高かったのか、もうへばってます。言うならば『クラゲ9、オオカミ1』くらいの割合だったのでしょうか。

しかし、クラゲウルフは最後の切り札の中村さんを殺そうとします。「中村さん、逃げるんだ!!」と仮面ライダー。

いやいや、アンタが助けに行けよ。

なんとか自力で逃げた中村さん。その隙に仮面ライダーは、ライダーきりもみシュートをクラゲウルフにおみまい。クラゲウルフはクララ━━━━━言いながら爆発です。

クララは立ちませんでした。

トオルくんは、「ぼくは絶対に少年仮面ライダー隊員になるんだ」と言っていたそうです。

悪いことは言いません。絶対にやめておいた方が良いです。

次回予告、誕生おめでとうシリーズ第1弾、イノカブトンです。

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