【できれば飛び道具をいただきたい】
釣り人が釣りをしていると、怪人ミミズ男を釣り上げます。「貴様たちはここをショッカーの秘密基地と知って来たのか!?」とミミズ男。
そんなわけないでしょう。
しかしミミズ男はソーセージ殺人リングで釣り人の口を封じます。
邪魔者は始末しましたと帰って来るミミズ男。見れば見るほどバカでかいミミズです。
この怪人は、水爆実験で生き残ったシマミミズを改造したそうです。それはいいのですが、わき腹からすでに何か出てますけど大丈夫でしょうかこの人。
おやじさん、あいかわらずパイプ吹かし過ぎです。
本郷猛、今となっては珍しいというか懐かしいスーツ姿です。この先何回か着ています。
一時期滝和也にパクられてましたが取り返したのでしょうか。
白スーツにサングラスの中屋敷さん、恐過ぎ!!!
宝石泥棒の兄貴が、まんまと宝石を盗んできます。こんなオッサンに盗られるとはザル過ぎですこの店。
サブに底なしのバカと言う兄貴。底なし沼の話だけに。
本郷猛、何か落としましたよ。
ショッカーは、コバルト120の入ったアタッシュケースを、泥棒コンビのそれと間違えてしまいます。激怒するミミズ男。気持ちは分かりますが、ここはひとつ宝石もいただいておいた方が良いと思います。
すると現れる泥棒二人組。「あいつだ、あの男が我々のケースを」と人のせいにするショッカー。
間違えたのはあなたたちの方だと思いますが。
そこへやってきた本郷猛は仮面ライダーに変身、ミミズ男と対決です。しかし仮面ライダーは、ミミズ男の殺人リングをはめられ、外すことが出来ずに崖から転落です。
崖下の本郷猛、リングをいつの間にか外しています。実際の状況はアレですが、はたから見るとソーセージを握りしめているように見えます。
仮面ライダーを倒したのは上出来だが、肝心のコバルト120を奪われるとはどういうことだとお怒りの地獄大使。
すんません、仮面ライダーを倒してもいないんですけど。
殺人リングを前に、なぜ自分がそれを外したのか考える本郷猛。やっぱりパッと見ソーセージです。てか電気くらいつけたらどうですか。
「危険だから下がってくれ」と言って、コバルト120の放射能を測定してみせる本郷猛。そんなもの、そこらへんのレーシングクラブに持ち込まないでいただきたいものです。
家に帰るサブに、ミミズ男は毒薬を渡します。「手の中を見ろ」と言うと、すでに毒薬がサブの手に握られています。引田天●もビックリのイリュージョンです。
しかし、小心者のサブからショッカーの企みはあっさりバレます。本郷猛は仮面ライダーに変身して、ミミズ男と再び対決です。
この場面で、シリーズ後半から終盤の定番となる“TVサイズ主題歌インスト+主題歌歌入りフルコーラス”がはじめて使用されます。
また殺人リングをはめられた仮面ライダー。しかし今度は「ライダーパワーライダーパワーライダーパワー」と呪文のように唱えながら、リングをひきちぎります。ひきちぎられた殺人リングはただのソーセージです。
ミミズ男は、ライダーキックで海のもくずと消えました。
大団円の中、ひとり離れてたそがれる本郷猛。「あの宝石、一個くらい俺にくれないかな」とでも思っていたのでしょうか。